四日市市介護予防等拠点施設（ステップ四日市）について

　高齢化の進行に伴い、健康寿命の延伸や認知症施策の推進が重要な課題となるなか、「介護予防」と「認知症支援」に取り組む「四日市市介護予防等拠点施設（ステップ四日市）」が令和5年6月にグランドオープンしました。

１．施設について

　住所　　：〒５１０－０８８６　四日市市日永東一丁目２番２７号

　開館時間：８時３０分から１７時１５分

　休館日　：土曜日、日曜日、祝日、年末年始

２．主な事業内容

（１）介護予防に関する主な事業

　フレイル（※加齢に伴い、心身の活力が低下した状態）傾向にある高齢者に対する短期集中予防サービスや、広く市民に介護予防を啓発するイベント、学習会などを実施するほか、介護予防ボランティアなどのスキルアップや活動の交流の場を設けます。

チャレンジ教室［ 短期集中予防サービス（サービスＣ）］

　リハビリ専門職（理学療法士）が、フレイル状態にある方に対し、個人の心身機能・生活機能に合わせた、3-6ヵ月間の介護予防・フレイル対策のプログラムを実施します。
　対象：要支援認定者、基本チェックリスト※該当者

※運動・口腔・栄養・もの忘れ・うつ症状・閉じこもりに関する25項目の質問で、心身等の状態を簡易に判定する調査

• 　利用に関するお問い合わせは、電話番号：０５９－３４８－４００８（介護予防・認知症支援担当）または、お住まいの地域の在宅介護支援センターまたは地域包括支援センターまでお願いします。
• 　基本チェックリストの詳細は、介護予防・日常生活支援総合事業のご案内をご覧ください。
• 　チャレンジ教室案内パンフレット（PDF／1427KB）
• 　チャレンジ教室利用の流れチラシ（PDF／504KB）
• 　チャレンジ教室通所型サービス案内動画（左記をクリックしていただくと動画が流れます）
• 　チャレンジ教室で使用する評価・トレーニング器具の紹介（PDF／557KB）

【 関連情報 】

　令和６年2月11日に開催された第34回三重県理学療法学会において、ステップ四日市職員のチャレンジ教室の取組みに関する発表が大会長賞を受賞しました。

■ 受賞演題（PDF／479KB）

■ 受賞の様子（JPG／178KB）

介護予防教室

　介護予防・フレイル対策に関する正しい知識や理解を深め、より早期から取り組む人を増やすために、リハビリ専門職などが講義や体操などの教室を行います。

　詳細は、介護予防教室案内チラシ（PDF／727KB）をご覧ください。

 

（２）認知症に関する主な事業

　認知症に関する総合相談窓口として、若年性認知症を含む認知症のご本人やご家族などからの相談に応じ、必要な支援につなげるお手伝いをします。また、主に認知症の初期段階にある人などが参加できる本人ミーティングやピアサポートなどを順次実施します。また、認知症に関するボランティア等の活動支援を行います。

認知症に関する相談について

　医療職（作業療法士）、福祉職（介護支援専門員）による相談を、電話または来所にて行っています。ご相談の内容によって、お住まいの地域の関係機関とも連携いたします。

• 他業務に従事中の場合は、担当者から折り返しご連絡する対応となる場合がありますので、ご了承ください。
• 来所相談を希望される場合は、事前に電話予約をお願いいたします。

　　　電話番号：０５９－３４８－４００８（介護予防・認知症支援担当）

 　　　ご利用案内チラシ（PDF／885KB）

見学会＆もの忘れ相談会

　偶数月に１回（土曜日、祝日または振替休日）、もの忘れに関連する困りごとの相談会を実施しています。１階部分（認知症支援エリア）の見学希望にも対応いたします。

• 詳細は、令和６年度案内チラシ（PDF／3MB）をご覧ください。

認知症活動支援事業について

　認知症のご本人の趣味活動や特技を生かした活動を、認知症の人や家族のパートナーとして活動するボランティア「認知症フレンズ」と一緒に楽しみませんか。

• 詳細は、認知症活動支援事業案内チラシ（PDF／1198KB）をご覧ください。
• 利用を希望される場合は、事前に電話予約（０５９－３４８－４００８：介護予防・認知症支援担当）をお願いします。

　　※お問合せの際に「認知症活動支援事業に参加希望」とお伝えください。

認知症本人ミーティング「ステップⅠ（ワン）」

　認知症の本人が集い、本人同士が主になって、自らの体験や希望、必要としていることを語り合い、自分たちのこれからのよりよい暮らし、暮らしやすい地域のあり方を一緒に話し合う場です。ゆったりとした雰囲気の中で、皆で楽しくお話しませんか。

• 開催日等の詳細は、事前にお電話（０５９－３４８－４００８：介護予防・認知症支援担当）にてご確認ください。

　◆「ステップⅠ（ワン）」の名前の由来

　「step by step」は、一歩ずつ着実に前進するという意味です。四日市市の認知症フレンドリーなまちづくりも、一歩ずつこの場所から進めていきたいという意味が込められています。