木造仏頭
問い合わせ番号:10010-0000-2693 更新日:2021年 6月 18日
種別 |
県指定有形文化財(彫刻) |
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所有者 |
顕正寺(西日野町) |
法量 | 総長22.3cm |
材質・形状 |
木造 漆箔 彫眼 |
製作年代 | 平安時代後期 |
指定年月日 |
昭和32年3月29日 |
解説 |
頭部しか残っていませんが、頭上に束ねた髻(もとどり)や天冠台(てんかんだい)の存在から菩薩像とわかります。現在はほとんど剥落していますがもともと金箔が表面を覆い、唇に朱が施されたようです。作る過程において耳の後ろで割って首から離し、それぞれの内側を刳り、再び接合する割矧という技法を用いています。これによって仏像の干割れを防ぐことができます。髻や天冠台(てんかんだい)の形式、穏やかな顔から平安時代後期12世紀の製作と推定されます。 |
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