仏涅槃図(大樹寺)
問い合わせ番号:10010-0000-2692 更新日:2017年 4月 1日
種別 |
県指定有形文化財(絵画) |
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所有者 |
大樹寺(市場町) |
法量 |
縦169.5cm 横122.5cm |
材質・形状 |
絹本著色 掛幅 |
製作年代 |
南北朝時代(詫間栄賀筆) |
指定年月日 |
昭和27年3月13日 |
解説 |
仏涅槃図は、釈迦の入滅(死)の場面を描いたもので2月15日の涅槃会(ねはんえ)(寺によって開催日は異なります)の際、お堂に掛けられます。中央の寝台に釈迦が横たわり、その周囲を弟子や菩薩、神々が囲み、釈迦の死を嘆きます。図の下部には、象や虎などの動物たちも集まっています。釈迦が動物たちにも慕われていたことがわかります。釈迦の後方には、沙羅双樹(さらそうじゅ)が8本立ち、その奥に跋提河(ばつたいが)が流れています。画面の左上、雲の上に乗り、傘の下で袖をぬらす女性は、摩耶夫人(まやぶにん)すなわち釈迦の母親です。 |
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