毘沙門天立像
問い合わせ番号:10010-0000-2681 更新日:2017年 4月 1日
種別 |
県指定有形文化財(彫刻) |
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所有者 |
千福寺(生桑町) |
法量 |
像高 81.1cm |
材質・形状 |
木造 彩色 玉眼(ぎょくがん) |
製作年代 |
鎌倉時代中期 |
指定年月日 |
昭和38年1月11日 |
解説 |
毘沙門天は、多聞天とも呼ばれ、四天王の1人として北方を守護する仏教の神です。鎧をまとい、宝塔を捧げるのが一般的な姿です。この像も右手に戟(げき)をとり、左手に宝塔を捧げ、腰を左に捻って左方を向き、右足を上げて邪鬼を踏んで立っています。東大寺南大門の金剛力士像製作で知られる運慶が製作した神奈川・浄楽寺の毘沙門天像の形式にならったものですが、量感よりも軽敏さが強調され、製作年代は、浄楽寺像よりも下がって13世紀中頃と考えられます。四日市の鎌倉時代彫刻を代表する像です。 |
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