阿弥陀如来立像と像内納入文書
問い合わせ番号:10010-0000-2595 更新日:2017年 4月 1日
種別 |
重要文化財(彫刻) |
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所有者 |
善教寺(南富田町) |
法量 |
像高78.3cm |
材質・形状 |
(像)木造 漆箔 玉眼(ぎょくがん) |
製作年代 |
仁治二年(1241)鎌倉時代中期 |
指定年月日 |
昭和34年12月18日 |
解説 |
来迎印(らいごういん)を結び、踏割蓮華(ふみわりれんげ)の上に立っています。肉髻部が低く、髪際が眉に近づいた狭い額、張りのある頬や、丸顔の輪郭、小さく引き締めた口などに鎌倉時代の特色が表れています。衣のたわみや重なり、翻(ひるがえ)りなど衣の表現にも時代の特徴が表れています。像高を含めこの様式の像は、安阿弥様(あんなみよう)とよばれて鎌倉時代以降に流行しました。安阿弥とは東大寺金剛力士像の製作で有名な快慶のことです。 |
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