コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ
こにゅうどうくん

トップ > 市政全般 > 市の政策推進 > 大学設置検討 >【開催報告】令和8年6月27日 地域の明日を創る新大学~地域が必要とする大学を目指して~シンポジウム

【開催報告】令和8年6月27日 地域の明日を創る新大学~地域が必要とする大学を目指して~シンポジウム

問い合わせ番号:17830-6986-4691 更新日:2026年 5月 18日

 本市は臨海部の石油化学コンビナートや半導体産業など多くの企業により地域経済が支えられている我が国有数の産業都市です。
 経済産業省によると2040年には、全国で大学卒・大学院卒の理系人材が124万人不足すると推計されており、地方創生に関する総合戦略で整理された施策を基盤に「強い経済」の実現に力点を置いた全体戦略としての「地域未来戦略」におけるクラスター計画の中では、産業人材の育成が重視されています。
 このような状況の中で、中心市街地再開発プロジェクトの一環として、令和14年の開学を目指して「JR四日市駅前への大学設置」を検討しています。大学設置に関する市の考え方および現在の検討状況や、三重大学と北勢地域との共創について地域の方に説明すると共に、様々な分野のゲストをお迎えし、大学と地域の在り方について考えるシンポジウムを開催しました。

1.主催

四日市市、三重大学共催(後援:四日市市商工会議所)

2.開催日時・場所

日時:2026年(令和8年)6月27日(土)14時00分~16時30分

場所:四日市都ホテル(住所:四日市市安島1-3-38)

3.定員

300人

4.プログラム

1.開会挨拶

四日市市 市長 森智広

2.取組報告
  • 四日市市 市長 森智広(PDF/3MB)
    【JR四日市駅への大学設置について】
    四日市市を含む三重県北勢地域の強み、三重県が抱える高等教育の課題、経済産業省や文部科学省が示す動向を示しながら、JR四日市駅前に大学を設置する必要性や取組状況について報告をおこなった。
  • 三重大学 学長 伊藤正明 氏(PDF/3MB)
    【三重大学のご紹介と四日市産業共創大学群(仮称)への期待】
    人材不足等のニーズで求められる必要な大学を創る「四日市産業共創大学群(仮称)」構想について報告を行った。
3.基調講演
  • 経済産業省 中部経済産業局産業部長 今野直明 氏(PDF/3MB)
    【戦略産業クラスター計画と成長の鍵となる人材】
    「半導体戦略産業クラスター計画では、ユーザー産業の集積を活かして、ユーザー企業と半導体企業が継続的に協議できる場を設け、実用性と競争力を備えた半導体の生産が継続的に行われる体制構築を目指している。一方で企業が必要とする人材と、輩出される人材の需給ギャップは課題である。地域の成長の鍵は人材であり、公立大学の設置はその基盤になり得る取組み。地域企業との実践的な教育を進め、地域産業の将来を支える人材育成を期待したい。」とご講演いただいた。
  • 文部科学省 高等教育局専門教育課企画官 星幹崇 氏(PDF/4MB)
    【地域の未来を支える人材育成~新大学構想への期待~】
    「人口減少の中で、一律に大学を減らす必要はなく、まさに地域でどういった人材が必要で、その地域の産業をどう支えていくか捉えながら、必要な大学を残していくことが必要と考えている。地域が必要とする人材が何かを地域全体で考え、話し合い、それを実現するための大学であれば、作っても良い。国内投資マップからわかるように四日市市は、成長が期待できる資質がある。その成長を実践するための一つのツールとしての大学新設を応援したいし、そんな大学を考えていただきたい。」とご講演いただいた。
  • 新潟県三条市 経済部商工課長 今井智之 
    「地域とともにどういう大学を作るのか考えることが重要。少子化の中で安定した学生確保をするためには、必ずしも知名度が必要ではなく、どういう人材を取り入れ、どのようにして地域に価値を生み出すことができるのかを明確に示すことが必要。工学系の大学は、地域産業との距離が近いからこそ生まれる大きな意味がある。学生は地域企業と関わることで、実践的な学びを行い、企業は新しい視点で人材育成ができる。四日市市のような産業集積地域では、工学系の大学の存在は、地域の持続的な発展につながる可能性がある。」とご講演いただいた。
4.パネルディスカッション

 様々なお立場の方を交えて、地域が必要とする大学は何かを一緒に考え、理解を深めた。

 

 

ファシリテーター:玉上晃 氏(学校法人国際医療福祉大学 常務執行役・事務局長、               元文部科学省大臣官房審議官) 

【パネリストとご発言内容】

四日市市長

 森智広

地域の様々な目線を取り入れて大学を設置していきたい。大学ができるということは地域が生まれ変わるということであるため、これを機に地域の発展になるよう努めたい。

光機械製作所
三重大学理事

 西岡 氏

企業の抱える課題は現場にあるからこそ、学生が、企業に入り、企業と一緒に課題を発見・解決し、企業と一緒に実践知を磨く学びがこれからの時代は求められる。「地域全体をキャンパスにする」「企業の現場を教室にする」学びが、四日市産業共創大学群で実現できれば素晴らしいと思う。これは地域のためではなく、日本の産業の不可欠性を次につなげていく大きなチャレンジになる。

三重大学理事

 金子 氏

企業の近くで学ぶことにより、実践的な学びができる。企業との接点が日常的に生まれることで、人材確保・共同研究に繋がる。優秀な学生が地域を知り、企業に就職することで、北勢地域の発展に大きく貢献できると考えている。企業も、抱えている課題を教育研究テーマとして掲げることで、実社会とつながる。

住友電装株式会社

 石田 氏

グローバルに挑戦するプログラムが大学にあると、入社後に海外へ挑戦するハードルが下がると感じる。また、自分で考えて行動することや、周囲と協力しながら物事を進めることが欠かせないため、学生のうちからそのような経験を積むことが大事。スマートファクトリーやDX推進の導入など、ものづくり自体は進化しているため、その変化に対応しながら、未来のものづくりを考えられる人材が今後ますます求められると思う。

株式会社東邦鋼機製作所

 西村 氏

中小企業では、自ら考え、動くことのできる人材を求めている。リーダーシップ論や組織論をカリキュラムに取り組んでいただくことが望ましい。考えに共感できる人が、企業と一緒に成長できる人材。組織の方向性、役割を把握し、動くことが必要。

キオクシア株式会社

 秦野 氏

自らの専門性を持ちつつも、そこに囚われずに視野にすそ野を広げられる方が必要。固定観念を取り払って、広い視野を持つ必要がある。基礎学力を学びあげることは重要だが、学生からいろいろな経験を積んで、見識を積んでほしい。個人的なコメントになるが、四日市はたくさんの企業があり、知の基盤になると思っている。研究機会にアクセスしやすいという強みである。視野を広げるために重要で、地の利がある大学構想に期待している。

海星高等学校
(3年)

 溝口 氏

自分が本当に学びたい内容がある大学こそ、自分に合った大学だと思っており、大学を選ぶ際には立地や知名度なども一つの要素になると思うが、自分自身はそれ以上に「そこで何を学ぶことができるのか」を大切にした。偏差値や場所だけでなく、「その大学でしか学べないことがあるか」という視点を大切にした。

海星高等学校
(2年)

 伊藤 氏

大学では、最初から特定の分野を専門的に学ぶというより幅広い内容を総合的に学んで、就職に繋げたい。大学での学びを就職先で活かすことができるのか不安であるため、大学では企業から直接学ぶプログラムがあることが望ましい。また、異文化を学ぶことができる機会や交流があると嬉しい。

鈴鹿工業高等専門学校
(4年)

 石井 氏

オープンキャンパスで身近なものを使った実験を体験しながら、科学的な考え方や鈴鹿高専での学びについて教えていただいた。実際に体験することで、理科や化学の面白さをより身近に感じることができた。

鈴鹿工業高等専門学校
(4年)

船越 氏

高専祭では、学生による研究発表が行われており、実際にどのようなことを学び、どのような研究に取り組んでいるのか知ることができた。実際に研究発表を見学したことで、化学や生物、工学などの専門的な知識を活用しながら課題解決に取り組む先輩に大きな刺激を受けた。そして、自分もこのような環境で学んでみたいと感じた。

四日市市自治会連合会会長


山路 氏

新大学を四日市に作ることで、優秀な若者が地元で学び、地元で就職して力を発揮してほしい。また、JR四日市駅周辺は高齢化が進み、空き地が拡大していることから、大学ができて若者が集まることでまちが活性化することを期待する。あわせて、学生の就職につながる企業の誘致にも力を入れてほしい。

 

5.閉会挨拶

三重大学 学長 伊藤正明 氏

5.案内チラシ


PDF(305KB)

 

6.その他

 こちらに、本シンポジウムの様子が特集されています。

関連ファイル

PDFファイルをご覧いただくには、Acrobat Reader DCが必要です。

Acrobat Reader DCをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 まちなか拠点創造課大学構想推進室  三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8F)
電話番号:059-354-8103
FAX番号:059-354-3974

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
情報は役に立ちましたか?