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こにゅうどうくん

於茂千也函(伊藤家住宅土蔵)

問い合わせ番号:17727-8235-1173 更新日:2022年 10月 31日


於茂千也函(伊藤家住宅土蔵)
種別 国登録有形文化財(建造物)
所在地 富田1丁目
所有者
(管理者)
個人
登録年月日 令和4年10月31日
解説

 於茂千也函(おもちゃばこ・伊藤家住宅土蔵)は、四日市市富田にある、土蔵を改造して郷土玩具を収納・展示している建物です。
 伊藤家は、江戸時代には網元・鋳物業を生業としていましたが、明治時代に造酒屋に替わり、当主は代々「吉兵衛(きちべえ)」を名乗るようになります。二代目吉兵衛が郷土玩具を集め、三代目が家業を継ぐと全国的に郷土玩具収集がブームとなったこともあり、収集に拍車がかかります。
 昭和初期には造酒屋を人に譲り、酒蔵を収蔵庫に改修して玩具の展示を行いました。「於茂千也函」は、児童文学者の巌谷小波(いわやさざなみ)が名付けました。当時、収蔵庫はもう1棟あり、三代目吉兵衛の雅号である「伊藤蝠堂(ふくどう)」から「蝠堂(こうもりどう)」と名付けられ、これらの玩具は、昭和
31(1956) 年に「蝠堂民俗玩具」として三重県の有形民俗文化財に指定されました。なお、「蝠堂」は、昭和34年の伊勢湾台風で大きな被害を受け、その後の道路拡張・下水道工事に伴って取り壊されたため、玩具は「於茂千也函」に集積されています。
 「於茂千也函」の東半は、板間の玩具収納室で、西に次の間、書院付きの奥座敷が続きます。次の間の天井は数寄屋風の凝った造りで、鬼瓦や床の間の釘隠しにコウモリの意匠が使われるなど、玩具集めに興じた趣味人に相応しい、数寄屋風座敷蔵として興味深い造りとなっています。

このページに関するお問い合わせ先

シティプロモーション部 文化課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎9F)
電話番号:059-354-8238
FAX番号:059-354-4873

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