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令和07年09月11日 記者発表資料 食中毒の発生について

問い合わせ番号:17575-5605-3952 更新日:2025年 9月 11日

1 概要

 令和7年9月4日、市民から、市内飲食店を利用後に、下痢、腹痛、発熱等の食中毒様症状を発症している旨の連絡がありました。調査したところ、令和7年8月30日に当該店舗を利用した2グループ15名中9名が食中毒様症状を呈していることが判明しました。
 有症者に共通する食事が当該店舗で提供された食品に限られていること、診察した医師から食中毒の届出があったこと、有症者の便を検査したところカンピロバクター・ジェジュニが検出されたことから、当該店舗を原因とする食中毒と断定しました。
 なお、有症者は概ね快方に向かっています。

2 原因施設
 所在地 四日市市浜田町6-9
 屋 号 やどり木鶏専門居酒屋
 営業者 川添 伸介
 業 種 飲食店営業

3 処分について
 令和7年9月11日、上記原因施設を営業禁止処分としました。処分の解除は、市保健所の改善確認をもって行います。

4 発病状況(令和7年9月11日 12時現在、調査は継続中)
(1)喫食者15名中 有症9名(現在確認中の入院患者0名、死者0名)
   ※有症者9名のうち、7名について便検査を実施し、
    4名からカンピロバクター・ジェジュニが検出されました。
(2)有症者の年齢構成(人)   

  ~10代 20代 30代 40代 50代  60代 70代 80代~ 小計 合計
                0 9
  3 5 1         9
(3)主な症状

  下痢、腹痛、発熱等 
(4)初発日
   令和7年8月31日

5 原因食事
(1)令和7年8月30日に提供された食事
(2)主なメニュー:鶏の炙り、手羽中、サラダ、アヒージョ等
(3)病因物質:カンピロバクター・ジェジュニ


カンピロバクターによる食中毒について

●特徴
カンピロバクターは、ニワトリやウシ、ブタ等の家畜・家きん類の腸管内に生息しており、加熱していなかったり、加熱が不十分な食肉(特に鶏肉)やレバー(鶏、豚)等の臓器を食べること、カンピロバクターに汚染された飲料水等を飲むことにより人に感染します。

●原因食品
*刺身(鶏わさ、鶏刺し)やタタキ、半生状態の肉、生焼けの焼き鳥等

●症状
感染から発症まで1~7日間かかります。
主な症状は下痢、腹痛、発熱、頭痛、嘔気、嘔吐、寒気、倦怠感等ですが、特に、下痢、腹痛、発熱の発症率が高い。多くの患者は1週間ほどで治癒しますが、まれに感染後に神経疾患であるギラン・バレー症候群を発症することがあります。

●予防法
*食肉を十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)する。未加熱又は加熱不十分な鶏肉料理を避ける。
*食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて処理や保存を行う。
*食肉を取り扱った後は十分に手を洗ってから他の食品を取り扱う。
*食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌を行う。


 

                          <連絡先> 四日市市保健所衛生指導課
                               担当:山田、佐藤 
                               電話:059-352-0612
 

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉部 衛生指導課
三重県四日市市諏訪町2番2号(総合会館4F)
電話番号:059-352-0591
FAX番号:059-351-3304

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