コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ
こにゅうどうくん

トップ > 市民の方へ > 人権・男女共同参画・多文化共生 > 人権 > イベント > あすてっぷ >「よっかいち人権大学あすてっぷ2025」 第4回講座(報告)

「よっかいち人権大学あすてっぷ2025」 第4回講座(報告)

問い合わせ番号:17567-9578-0695 更新日:2025年 9月 5日

「人権としての社会保障と高齢社会の課題    ~介護問題深刻化の実態から考える~」
  講師:津市立三重短期大学 生活科学科 准教授  田中 武士さん

 8月30日(土)あすてっぷ2025 第4回講座を開催しました。                                     今回は講師に津市立三重短期大学 生活科学科 准教授の田中 武士さんをお迎えし、「人権としての社会保障と高齢化社会の課題 ~介護問題深刻化の実態から考える~」と題して、深刻化する介護の現状と要因、社会的解決の重要性についてご講演頂きました。
   支援が必要な人にいかに社会保障制度(サービス)が届くようにできるか。社会保障制度を知っていても受けることへの抵抗を感じさせないためにはどうしていけばよいのか。私たちが考えていかなければいけない課題 そして、改めて地域社会が一緒に関わっていく大切さを感じました。

     写真 (講座の様子)

アンケートから(原文のまま)

◆個々のケースで違うこと。「みじめさ」という言葉が印象的でした。自分の思い込みを捨てて、しっかりと物事見ていこうと思いました。(40代)                        
◆実に難しく深い問題を取り上げて頂きましたが、あまりにも幅も広く深い問題なので、解決の方向、糸口、手掛かり等が逆に見えなくなりました。地域社会に加えて多文化共生社会も重なり、一体何が悪いのか?責任は個人におしつけてはないか?本当に考えさせられました。しかし地域にある問題を一つ一つ取り組んでいきます。(50代)
◆今日の講座はとても興味深く、自分の中に落とし込むことができました。先生の研究は今の世の中にとても重要なことだと思いました。事実を表面上で理解するのではなく、当事者のそれまで生きてきたナラティブ(物語)を理解することから支援が始まると思います。先生がおっしゃっていた「制度の方から当事者に歩み寄る」という事は今まで私自身が気づいていませんでしたが、目からウロコでした。社会がどのように寄り添っていくか・・・・地域社会が寄り添うことはできないのか・・・・考えていきたいと思いました。(60代)
◆社会保障制度や仕組みについては、教えてもらったことがあったが、社会保障制度(サービス)をうまく利用できなかったその背景について学問的に教わったのは初めてでした。介護する側もされる側も追い詰められるような社会ではあってはならないと思います。大変勉強になりました。(70代)

このページに関するお問い合わせ先

総務部 人権センター
三重県四日市市諏訪町2番2号(総合会館7F)
電話番号:059-354-8609
FAX番号:059-354-8611

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
情報は役に立ちましたか?