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大規模盛土造成地変動予測調査の結果

問い合わせ番号:17563-4000-6110 更新日:2025年 8月 29日

 阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などにおいて、谷や沢を埋めた造成宅地や斜面に腹付けした造成宅地で滑動崩落による被害が発生しました。
 盛土された造成地は外見上の判断が困難なため、四日市市では大規模盛土造成地の概ねの位置や規模について調査し、大規模盛土造成地マップを作成しました。

 

滑動崩落とは

 地震時に盛土造成地において,盛土全体または大部分が,主として盛土底面部を滑り面として旧地形に沿って流動,変動または斜面方向へ移動することです
 

【谷埋め型大規模盛土造成地】

谷埋め型大規模盛土造成地

 

【腹付け型大規模盛土造成地】

腹付け型大規模盛土造成地

 

大規模盛土造成地とは

 盛土造成地のうち以下の要件に該当するものを「大規模盛土造成地」と呼びます。

【谷埋め型大規模盛土造成地】
 1)谷や沢を埋め立てた造成地で、盛土の面積が3,000平方メートル以上のもの

谷埋め型大規模盛土造成地

 

【腹付け型大規模盛土造成地】
 2)傾斜地に盛土をした造成宅地で盛土する前の地盤面の水平面に対する角度が20
 度以上かつ盛土の高さが5m以上のもの

腹付け型大規模盛土造成地

 出典: 国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_tk_000015.html)

 

大規模盛土造成地マップとは

 大規模盛土造成地マップとは,造成前と造成後の地形図などを重ね合わせることにより、大規模盛土造成地を抽出し、その概ねの位置と規模を地図上で表したものです。
 大規模盛土造成地の場所を確認していただくことで,防災意識を高めていただくことを目的としています。
 なお、必ずしも地震時に危険な範囲を表しているものではありません。
 

調査方法

 出典: 国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_tk_000015.html)を加工して作成

 

大規模盛土造成地変動予測調査

 四日市市では社会資本整備総合交付金(宅地耐震化推進事業)を受け大地震時等における大規模盛土造成地の滑動崩落による被害を防止するため、大規模盛土造成地等の変動予測調査を行っております。


 参考:国土交通省(宅地防災:大規模盛土造成地の滑動崩落対策について)
 参考:三重県(eーすまい三重:宅地耐震化推進事業について)

 

大規模盛土造成地の調査までの流れ


調査までの流れ

 

第一次スクリーニング

 宅地造成前と造成後の地形図などを重ね合わせることにより、大規模盛土造成地を抽出するものです。

大規模盛土造成地の調査結果(大規模盛土造成地マップ)
注:マップに示した箇所が地震発生時に必ずしも危険というわけではありません。

全体図(PDF/2MB)
図郭(1~6)(PDF/10MB) 図郭(7~13)(PDF/14MB)

 

第二次スクリーニング計画の作成

 抽出された大規模盛土造成地に対して、第二次スクリーニングを実施する優先度を評価しました。


第二次スクリーニング計画の作成

 第一次スクリーニングにより抽出された176箇所(エリア)の大規模盛土造成地において、安全性の検証を行うため、さらに307箇所(断面)に細分化し、変状(宅地地盤・擁壁・のり面)及び地下水の常時湧水の有無を調査し、第二次スクリーニングの対象となる盛土6箇所を抽出しました。

 

第二次スクリーニング

 第二次スクリーニング計画に基づき、大規模盛土造成地の地質調査を行い、地形や土質、地下水位等を把握したうえで解析を行った結果、6箇所の大規模盛土造成地について、大地震時の安全率が確保されていることを確認しました。

※第二次スクリーニングの解析結果

このページに関するお問い合わせ先

都市整備部 開発審査課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎4F)
電話番号:059-354-8196
FAX番号:059-354-8404

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