令和07年04月22日 記者会見資料 令和7年度 専門的知見活用のための連携協定締結について
問い合わせ番号:17452-7718-0264 更新日:2025年 4月 22日
四日市市では、これまでに国立大学法人三重大学教育学部やスタンドバイ株式会社と連携協定を締結し、専門的知見を教育に活用してきました。この度、新たに国立大学法人愛知教育大学、株式会社ベネッセコーポレーション、認定NPO法人カタリバの三者とそれぞれにおいて連携協定を締結いたします。これにより本市の施策をより実践的かつ効果的に推進していきます。
1.国立大学法人愛知教育大学 ~専門的知見で教育革新~
大学の専門的知見を活用し、学校教育の発展と人材の育成に寄与する
愛知教育大学は、教育に特化した大学で、教員養成や教育研究に力を入れています。今後、緊密に連携し、双方の持つ知識・経験・人的資源を共有することで、教育の質の向上を図ります。また、子どもたちの健やかな成長を支援するための新たな教育方法の実証や、教職員の資質向上のための研修の実施、そして学生の実践的な学習機会の提供などを通して、教育に資する人材の育成を目指します。
【連携事項】
(1) 子どもの健やかな成長に関すること
(2) 教職員の資質・能力の向上に関すること
(3) 学生の実践力育成に関すること
(4) 現代的教育課題に関すること
(5) その他双方が必要であると認めること
2.株式会社ベネッセコーポレーション ~共創で教育の新たな未来を描く~
互いの知識・知見を共有し、協働により、子どもたちの学びに向かう力を育む
ベネッセコーポレーションとの連携および相互協力の充実を図ることにより、本市の教育のICT化推進、教育データの利活用促進、そして教育上の諸課題の解決を目指します。子どもたちの学びをより豊かで効果的なものにするために、ベネッセコーポレーションの持つ専門知識・技術、教育リソースを本市の教育現場のニーズと融合させ、相乗効果を生み出すことを目指します。
【連携事項】
(1)教育のICT化及び教育データの利活用等、学校教育の充実に関すること
(2)教育上の諸課題に対応した研究に関すること
(3)その他、目的を達成するため両者が協議して必要と認める分野での連携
3.認定NPO法人カタリバ ~メタバース空間で拡がる学びの場~
不登校児童生徒支援におけるメタバース空間を活用した学びの場の提供
不登校児童生徒数は年々増加しているものの、その背景や状況は様々であり、多様な子どもに対する多様な学びの場の提供が急務となっています。
中でも、外出することや関係機関等とつながることが困難な不登校児童生徒への支援の必要性が高まっているため、NPO法人カタリバが提供するメタバース空間を活用したオンライン支援を実施することで、学習機会と居場所を確保し、子どもたちの社会的自立を目指します。
【連携事項】
(1)個別の面談(アセスメント等)を踏まえた個別支援計画の作成
(2)メンターによる個別伴走支援
(3)デジタルツールを活用した学びプログラムの提供
(4)効果的な支援方法等の研究開発を目的としたデータ分析
連携協定締結式について
1 国立大学法人愛知教育大学
令和7年4月30日(水)15:00~ 9階 教育委員会室
2 株式会社ベネッセコーポレーション
令和7年5月 1日(木)16:00~ 9階 教育委員会室
3 認定NPO法人カタリバ[締結済み]
令和7年4月 1日(火)
※ 1および2の締結式の詳細については、後日記者発表資料としてお知らせします。
これまでの連携協定締結状況について
・ 国立大学法人三重大学教育学部 平成18年11月22日
(主な事項)高い専門性を持った大学教員を招聘し、校園内での研修の充実
・ スタンドバイ株式会社 令和 6年 3月25日
(主な事項)SNS相談アプリやいじめ予防授業を通じ、いじめを許さない環境づくり
【お問い合わせ先】
1について 教育委員会教育総務課 森・佐藤 電話:354-8237 FAX:354-8308
2について 教育委員会教育推進課 坂下亮介・青木 電話:354-8255 FAX:354-8475
3について 教育委員会育ち支援課 川森・坂下千穂 電話:345-3350
このページに関するお問い合わせ先
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎9F)
電話番号:059-354-8236
FAX番号:059-354-8308