令和07年03月03日　記者発表資料　第17回キャリア教育優良教育委員会、学校およびPTA団体等文部科学大臣表彰による表敬訪問について

　みだしのことについて、四日市市立三重平中学校が「第１７回キャリア教育優良教育委員会、学校及びＰＴＡ団体等文部科学大臣表彰」を受けました。
つきましては、下記の通り、市長表敬訪問を開催しますので、ご連絡いたします。

１　日時　令和７年３月７日（金）１０：００～１０：１５
２　場所　四日市市役所　８階　来賓応接室
３　出席者（敬称略）
　　・　四日市市立三重平中学校　　校長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前田　匠
　　・　四日市市立三重平中学校四日市版コミュニティスクール運営協議会委員長　　根来　進
　　・　四日市市立三重平中学校　ＰＴＡ会長　　　　　　　　　　　　　　　　　　若菜　由依
　　・　四日市市立三重平中学校　　生徒会長　　　　　　　　　　　　　　　　　　石原　寿道
　　・　四日市市教育長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　廣瀬　琢也　
　　・　四日市市教育委員会指導課　参事兼課長　　　　　　　　　　　　　　　　　草川　　誠　

４　表彰理由
　本表彰は、キャリア教育の充実発展に尽力し、顕著な功績が認められる教育委員会、学校、ＰＴＡ団体等について、その功績をたたえ、文部科学大臣が表彰することにより、キャリア教育の充実を促進することを目的とされている。該当校は、キャリア教育について以下のような取り組みを進めている。
（１）地域を学ぶ学習プログラム「四日市学」の実施
　令和５年度から、四日市市内唯一の取組として、校区・地元から四日市市へと段階的に範囲を広げて、地域の社会的課題に対して考えを深めていく学習プログラム「四日市学」を、特別活動において全学年で実施している。１年生では、地域の人と防災について学ぶ学習や、地域の商店をＰＲするチラシを作成する学習を通じて、地域の魅力を知る機会を創出している。２年生では、職場体験に向けて、事前学習で職場を調べ、自己を見つめ直す学習を行うとともに、事後学習では、発表会を通じて、体験で学んだことの振り返りを行っている。３年生では、生徒が四日市市に対し、地元地域や四日市市のよりよい未来を築くための政策を提案している。また、「四日市学」の中では、「四日市ＰＲ活動」として、市役所の担当課職員からふるさと納税の活用方法について学ぶとともに、ＰＲ活動の一環として、修学旅行の機会を活用し、旅行先にて、プレゼンテーション形式での四日市市の魅力紹介やふるさと納税への寄付の呼び掛け等を行っている。（令和６年度は、千葉県イオン海浜幕張店にて実施）
（２）コミュニケーションスキルを学ぶ「平っ子タイム」の実施
　「四日市学」による学びを進めていくうえで必要であると考えられる生徒の心の土壌づくりや生徒の自尊感情を高めるための人間関係づくりの一助として、「かかわりプログラムＳｌｉｍｐｌｅ」代表の曽山和彦氏の指導を受け、コミュニケーションスキルを学ぶ「平っ子タイム（だいらっこたいむ）」を実施している。また、「平っ子タイム」は、本年度で１０年目を迎え、生徒は、ここで学んだコミュニケーションスキルを様々な場面で活用し、日々の学習に取り組んでいる。生徒へのアンケートからも、「話すこと」に関する設問において、９割の生徒が肯定的な回答をしており、生徒自身がその効果を実感している取組となっている。
（３）中学校区での異校種連携
　定期的に、当該中学校区内の子ども園、小学校、中学校（３校１園）の教職員が集まり、「学び合う子どもの姿をめざして～夢、志でつながる　園小中～」というテーマのもと、地域の教育課題の解決に向けた取組や方策について協議する会議や研修会を行っている。

５　表彰式

日 時：令和７年２月６日（木）　

場 所：三田共用会議所講堂（港区三田2-1-8）

【担当】　四日市市教育委員会指導課 指導主事 大熊　TEL059-354-8255】