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令和07年01月31日 記者発表資料 食中毒の発生について

問い合わせ番号:17383-0262-3235 更新日:2025年 1月 31日

1 概要

 令和7年1月23日、管内の事業所から、令和7年1月21日に同じ弁当を喫食した当該事業所の職員が令和7年1月22日以降、下痢、嘔吐等の症状を呈しているとの連絡がありました。弁当を調理した施設を調査したところ、令和7年1月21日に当該事業所を含めた3つのグループに、共通の食材を使用した弁当を提供していたことが判明しました。
 3つのグループの有症者に共通する食事が当該施設で調理された弁当に限られていること、診察した医師から食中毒の届出があったこと、有症者の便を検査したところノロウイルスが検出されたことから、当該施設を原因とする食中毒と断定しました。
 なお、有症者は概ね快方に向かっています。

2 原因施設
 所在地 四日市市諏訪栄町17-10
 屋 号 鷹鮨
 営業者 合同会社鷹鮨 高倉 康二
 業 種 飲食店営業(業態:すし屋)

3 処分について
 令和7年1月31日、上記原因施設を営業禁止処分としました。処分の解除は、市保健所の改善確認をもって行います。

4 発病状況(令和7年1月31日 14時現在、調査は継続中)
(1)喫食者28名中 有症20名(現在確認中の入院患者0名、死者0名)
   ※有症者20名のうち、16名について便検査を実施し、
    14名からノロウイルスが検出されました。(2名については現在検査中)
(2)有症者の年齢構成(人)   

  ~20代  30代 40代 50代  60代 70代 80代 小計 合計
  3 1 1       5 20
4 1 5 1 3 1   15
(3)主な症状

  下痢、嘔吐、発熱等 
(4)発病日時
   令和7年1月22日17時00分 から 令和7年1月24日23時30分

5 原因食事
(1)令和7年1月21日に調理された弁当
(2)主なメニュー:ちらし寿司(原因食品は調査中)
(3)病因物質:ノロウイルス 


ノロウイルスによる食中毒について

●特徴
 ノロウイルスに汚染された食品を食べて激しい嘔吐と下痢を起こす急性胃腸炎の集団発生が冬場に多数報告されています。
 ノロウイルスは、人の腸内でのみ増殖するため患者や感染者の便や吐物には大量のウイルス含まれています。
 感染力が非常に強く少量でも発症するため、食中毒の他に便や吐物、手指を介して人から人へ感染する感染症の様相を呈する場合も少なくありません。

●原因食品
*調理従事者の手指を介してウイルスに汚染された食品
*加熱不十分な二枚貝

●症状
 感染から発症まで1~2日間かかります。
 主な症状は嘔吐と下痢で、特徴的なのは発病当初に激しい症状を起こすことです。頭痛、発熱、咽頭痛など、カゼとよく似た症状がみられる場合もあります。
 通常は発症後3日程度で治癒します。

●予防法
*調理前、トイレの後は、必ず石けんを使い良く手を洗う。
*二枚貝は中心部まで十分加熱し、特に加熱調理用のカキは生で食べない。
 食品の加熱は中心温度が85~90℃で90秒間以上行なってください。
*まな板、包丁、ふきんなどはよく洗い、熱湯や漂白剤で殺菌する。
*風邪のような症状がある場合は調理業務に従事しない。
*便や吐物の適正な処理
 患者の便や吐物には大量のウイルスが含まれているため、処理をする際には手袋、マスクを着け次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)で消毒しましょう。
 処理に使ったフキンなどにも大量のウイルスが含まれているため、ビニール袋にあらかじめ次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度1,000ppm)を入れておき、その中へまとめて入れしっかり口を閉じ廃棄してください。

                          <連絡先> 四日市市保健所衛生指導課
                               担当:佐藤、小石川 
                               電話:059-352-0612
 

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉部 衛生指導課
三重県四日市市諏訪町2番2号(総合会館4F)
電話番号:059-352-0591
FAX番号:059-351-3304

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