じんけんフェスタ2024(開催報告)
問い合わせ番号:17337-2284-1581 更新日:2024年 12月 20日
12月8日にじんけんフェスタ2024を四日市市文化会館で開催しました。じんけんフェスタは、12月4日から10日までの人権週間にあわせて、人権週間記念事業として毎年開催しています。
今年も、非常に多くの方にご来場いただき、盛況のうちに無事、終了することができました。
【第1ホール】
人権大学あすてっぷ修了式/人権週間記念公演 大前光市さんダンス&トークショー「誰にでも輝ける場所がある」
第1ホールでは、「よっかいち人権大学あすてっぷ2024」の修了式と、人権週間記念公演を行いました。今年度、積極的に人権学習に取り組まれた32名が修了生となられました。来年度も受講生を募集しますので、是非お申込みください。
人権週間記念公演は、大前光市さんをお迎えし、「誰にでも輝ける場所がある」と題してダンス&トークショーを行いました。大前さんはプロダンサーとして活動を始めようとした24歳のとき、交通事故で左足を切断しましたが、その後義足を使用しながらダンサーとして活躍しています。夢は形を変えて叶うということを、お話とダンスで伝えてくれました。
【第3ホール】
人形劇団むすび座「わいわいパペットおんがくかい♪/ジャックとまめの木」
第3ホールでは、人形劇団むすび座による人形劇「わいわいパペットおんがくかい♪/ジャックとまめの木」を上演しました。迫力ある劇にこどもはもちろん、大人も夢中になって観劇していました。
【第4ホール】
絵の本ひろば/市内の各学校・園による展示
第4ホールでは、絵の本ひろば、市内の保育園・幼稚園・こども園による人権に関する取り組みや、小・中学校の児童生徒による人権ポスターの表彰作品の展示を行いました。
絵の本ひろばは、文字の無い本や少ない本、写真本、料理本などが置いてあり、基本的にお話を理解して楽しむ本はありません。そこには誰でも本を楽しむことができる空間があり、「楽しかったね」「面白かったね」と言っている参加者の皆さんが印象に残りました。
【展示棟など】
市民団体や関係機関による展示・体験/福祉団体による授産品などの販売
第1展示室では、各地区の人権教育推進協議会や市民団体、北勢地域の市町、本市の人権の取り組みなどの展示や体験を行いました。また、人権擁護委員による人権相談や、中学生人権作文の表彰式なども行われました。
第3展示室では、市内の福祉団体等に出店いただきました。それぞれの団体さんが手作りした食べ物や工芸品などが並びました。
1階のホワイエでは「生命のメッセージ展」が開催されるなど、多くの来場者でにぎわいました。
参加者にご回答いただいたアンケートの一部をご紹介します。
- (人形劇を)はじめて見て、はくりょくにおどろきました。また、ほかを見たいと思いました。(10歳未満)
- あすてっぷ修了生が32名もいて、年代もさまざまであったことから、四日市市民の中に人権に対する意識が根付いていることを感じました。同和問題をはじめ、未だに課題があるので、引きつづき市全体で人権問題に取り組んでいただけることを期待いたします。(20代)
- ダンサーの大前さんの発表がとても良かった。明日からの希望や力を沢山もらいました。(30代)
- ポスターを見て、「ふつうって何?」とあらためて感じた。自分のあたり前が人のあたり前でないことも感じることができた。(40代)
- 子どもたちのポスターや標語、作文などを見せて(読ませて)いただくと、私たち大人も自分の人権意識を振り返り、磨きをかけないとという思いになります。ありがとうございました。(50代)
- 色々なテーマにそって学べてよかったです。一人一人の人権が尊重できる社会になるよう、今後も何かにつながるよう勉強したいと思います。(50代)
- 大前光市さんのトークに感動を受けました。障害は自分自身のことだからとすべてを受け入れて明るくユーモアたっぷりにトークされていた。(80歳以上)
「人権の世紀」といわれる21世紀に、この「じんけんフェスタ」が人権意識を育み、明るい地域社会をつくるきっかけになれば幸いです。
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