令和06年10月21日　記者会見資料　終活情報登録事業について

　少子高齢化の進行とともに、身寄りのない高齢者が増加していることから、そうした高齢者に、もしものことがあった時の「備え」を自らできるよう支援するため、令和６年６月から「高齢者終活支援事業」として終活相談窓口を設置し、支援を行ってきました。令和６年１１月からは、これに加え、「高齢者終活支援事業」の一環として、「終活情報登録事業」を新たに開始します。
 

１．事業内容
　身寄りのない高齢者などが、病気や事故などで意思表示が困難になったり、亡くなったりした場合に備えて終活情報を事前に登録し、必要時に、関係機関（警察、消防、医療機関等）及びあらかじめ指定した方からの照会に対し、情報を開示します。
　ご本人の情報を「見える化」し、伝達する仕組みを整えることで、自分らしい最期を迎えられるよう支援するとともに、遺された関係者への負担を軽減することを目的とします。
 

2．登録対象者
　市内在住で、身寄りがない又は頼れる親族がいない65歳以上のひとり暮らし高齢者など
 

３．主な登録情報
　緊急連絡先、かかりつけ医、リビングウィル・エンディングノート・遺言書の保管場所、葬儀等の生前契約先など
 

４．登録・情報開示の流れ
(1)　登録申請
　高齢福祉課（終活相談窓口）に事前相談のうえ、終活情報登録申請書に必要事項を記入して申請。緊急連絡先を登録する場合は連絡先になる方の同意書を添付

(2)　登録
　登録完了後、市から終活情報登録証及び登録カードを交付（登録は無料）

(3)　開示
　照会に対し、開示対象者にあたるかを市が確認して情報を開示
 

５．開始年月日
　令和6年11月1日（金）

【登録・情報開示の流れ（イメージ図）】

【四日市市終活情報登録カード（見本）】
（登録カード表面）

（登録カード裏面）