令和06年10月03日 記者発表資料 令和6年度 四日市市市民総ぐるみ総合防災訓練 「石油コンビナート・海上合同防災訓練」の実施について
問い合わせ番号:17278-5516-3075 更新日:2024年 10月 3日
1 目的
この訓練は、三重県石油コンビナート等防災計画に基づき、予想される南海トラフ地震の災害を想定し、コンビナート防災体制の強化と防災意識の高揚を図ることを目的とする。
また、海上においては四日市港湾災害対策協議会による官民一体となった緊密な連携及び迅速、適切な流出油等の防除措置を演練し、併せて陸上と海上の連携を図り、迅速・的確な海上防災体制の強化を目的とする。
2 訓練概要
(1)日時
令和6年10月16日(水)9時30分から11時30分(雨天中止、少雨決行)
(2)場所
東ソー株式会社四日市事業所及び四日市港第3コンビナート群前面海域
(3)訓練想定
【共通】
東ソー(株)四日市事業所から海上へ流出した危険物について、海上保安部に通報し災害対応を
行う。
【石油コンビナート訓練】
南海トラフ巨大地震が発生し、東ソー(株)四日市事業所の工場内のタンクにて、地震により浮き屋根シール部から危険物が漏洩し、火災が発生する。公設消防車の出動並びに共同防災隊の出動要請を行う。消火活動中に1名負傷者が発生したため、共同防災隊の霞救急車にて救護・搬送する。
また、霞コンビナート内の四日市エルピージー基地(株)霞事業所においても、製品タンク元バルブ付近から漏洩火災が発生する。共同霞隊が東ソー(株)へ出動しているため、KHネオケムの自衛消防車の出動を要請する。
【海上訓練】
南海トラフ巨大地震が発生し、伊勢・三河湾に津波警報が発表され、津波避難広報を実施する。その後、津波襲来により流出した船舶や車両の燃料・バッテリー等から出火し、海上火災が発生したほか、大量の流出油を認める。また、余震の影響により桟橋の荷役設備が破損して、有害液体物質が海上に流出する。
(4)訓練項目
【石油コンビナート訓練】
・地震発生に伴う初期対応訓練
・情報の伝達と収集
・自衛防災組織の発動
・災害発生時の防御活動・体制及び警備・広報活動
・公設消防隊、共同防災隊との連携
・負傷者の救助及び応急処置
・津波を想定した避難訓練
【海上訓練】
・津波避難広報
・被害調査訓練及び情報伝達訓練
・連絡調整本部設置訓練
・津波火災に対する放水消火訓練
・浮流油の回収訓練
・有害液体物質防除措置訓練
(5)参加機関
【石油コンビナート訓練】
東ソー株式会社四日市事業所、共同防災隊(共同霞隊)、四日市エルピージー基地株式会社霞事業所、KHネオケム自衛消防隊、四日市市消防本部
【海上訓練(参加予定機関)】
四日市海上保安部、鳥羽海上保安部、四日市市消防本部、四日市南警察署、四日市港管理組合、
四日市港災協会員、一般財団法人海上災害防止センター、昭和四日市石油株式会社四日市製油
所、コスモ石油株式会社四日市製油所、上野マリタイムジャパン株式会社、四日市ポートサー
ビス株式会社、三菱ケミカル株式会社東海事業所
3 取材等について
(1)石油コンビナート訓練もしくは海上訓練にお越しいただく際は、10月10日(木)15時までに危機管理課へどちらの取材を希望するか、メールまたはFAXにて取材登録票(コンビナート訓練、海上訓練)の提出をお願いします。
事前に取材登録票が提出されていない場合は、コンビナート事業所内への入構ができません。海上訓練は乗船して海上からの取材となりますので事前提出が必要です。訓練当日は報道機関と分かる腕章と本票をご持参のうえ、事業所正門もしくは海上訓練受付にてご提示をお願い致します。
なお、取材申請のあった関係者へ受付等の詳細について、連絡いたします。
(2)取材場所等の案内は、係員の指示に従ってください。なお、コンビナート訓練の取材撮影については、必ず事前に申し出る必要があり、また、許可した場所以外はできませんのでご了承ください。
(3)訓練は、災害の発生または天候により中止若しくは規模を縮小する場合があります。その他詳細は取材希望の提出に伴い、お知らせさせていただきます。
問い合わせ:危機管理課 地域支援グループ 小松
電話 059-354-8119
FAX 059-350-3022
このページに関するお問い合わせ先
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎6F)
電話番号:059-354-8119
FAX番号:059-350-3022