「よっかいち人権大学あすてっぷ2024」　第6回講座（報告）

　9月28日(土)四日市市文化会館第２ホールにおいてあすてっぷ第６回講座（公開講座)、ドキュメンタリー映画「ライフ・イズ・クライミング！」の上映会を開催しました。パラクライミング世界選手権４連覇を成し遂げた視力を失ったクライマー・「コバ」こと小林幸一郎さんと、相棒の視覚(サイト)ガイド・「ナオヤ」こと鈴木直也さんのふたりが想像だにしないクライミングに挑む姿が描かれました。上映後にはコバさんから頂いたメッセージ動画もご覧いただき、多様性を認め合う成熟したユニバーサルな社会の実現について、より考えを深めました。

　© Life Is Climbing 製作委員会

【参加者のアンケートより】(一部抜粋)

◆目が見えなくなってしまっても、クライマーを続けようとするところがすごいと思った。（10代以下）
◆コバさんとナオヤさんとの関係性、お互いの信頼関係の強さが印象的でした。本当に大切なものは、目で見たり、耳で聞こえてきたものでなく、心で感じるもの。仲間との絆について改めて大切にしようと思いました。（30代）
◆楽しむ、人と共に楽しむ、が原動力になるのだ、と感じました。実践していきます。（40代）
◆助けてあげるというスタンスではなく、共に進むという考えを再確認しました。（50代）
◆できないことに少し手をさしのべれば障害があっても普通に生活ができるとの言葉、心に残りました。ナオヤさんのいつも前向きな声かけもすばらしかったです。（60代）
◆いっしょに楽しむことの大切さを学びました。とても明るくユニークな接し方にびっくりしました。でもその方が元気が出るんだと思いました。互いに信頼しあうことも大事。（70代）
◆パートナーの大切さ。良いところをみとめ、互いにがんばろうと思う。（80代以上）