令和06年07月23日 記者会見要旨
問い合わせ番号:17224-7472-2328 更新日:2024年 7月 11日
市長定例記者会見
日時
令和6年7月23日(火) 午前11時00分~
場所
本庁6階 本部員会議室
出席者
報道機関
朝日新聞、NHK、CTY、時事通信、中日新聞、東海テレビ、毎日新聞、(Youよっかいち)
市側
市長、内糸スポーツ課長、日下ふるさと納税・シティプロモーション戦略プロデューサー、清水ふるさと納税推進室長、戸本市街地整備課長、加藤広報マーケティング課長
発表事項1.パリ2024オリンピックに出場する本市ゆかり選手の応援について
市長:7月26日に開幕するパリ2024オリンピックに、本市ゆかりの選手が4名出場する。体操女子に岡村真選手、競泳男子4×100mメドレーリレーに谷口卓選手、レスリング女子53キロ級に藤波朱理選手、7人制ラグビー女子に水谷咲良選手となっている。
この4選手を四日市のまちを挙げて応援するということで、まずは四日市一番街商店街の2か所に、本日から横断幕を設置した。
2つ目は、パブリックビューイングの開催スケジュールである。岡村選手に関しては団体決勝、個人総合決勝、段違い平行棒決勝、平均台決勝、床決勝。谷口選手に関しては競泳男子4×100mメドレーリレー決勝。藤波選手に関してはレスリング女子53キロ級決勝を現時点でパブリックビューイング開催を決定している。これは現時点で関係選手のテレビ中継が決まっているものを挙げさせていただいている。体操女子跳馬に関しては、テレビ中継をする予定が現時点ではないようである。あと、水谷選手は桑名市出身ということもあり、桑名市がまだ公表はしてないが、桑名市でもパブリックビューイングの開催を予定しているということなので、桑名市と調整して、桑名市が開催するのであれば、桑名市で開催していただくという方針を取っている。今後、NHKや民放の予定が変更されれば追加になる可能性はあるということで御了承いただきたい。また、対象の選手が決勝に出場しない場合は実施を中止する。
会場は、基本的には四日市市総合会館8階視聴覚室がパブリックビューイング会場となるが、藤波選手に関しては下野地区出身で、下野地区から強い要望があり、下野小学校の体育館にてパブリックビューイングを実施する。
時間に関しては資料のとおりである。パリとの時差があり、深夜のパブリックビューイングの開催になってしまうことから、三重県青少年健全育成条例に基づき、午後10時から翌日午前5時までにおいては、18歳未満の方が来場される場合は、保護者もしくは保護者の同意を得た第三者の同伴をお願いしたい。
四日市ゆかりの4選手が良い結果を残して、日本チームの成績の向上に貢献していただけることを願っている。少しでもこの四日市から熱いエールが送ることができればと思っている。
●質疑応答
質問:パブリックビューイングの会場両方とも、テレビカメラの取材はさせてもらえるのか。
市長:取材をしてもらいたいと思っている。また、取材などがあるということを御了承いただいた上での市民の皆さんの参加ということにしてある。
質問:総合会館と下野小それぞれ収容のキャパはどれくらいか。
回答:両方200人程度と思っているが、場合によっては立っていただくとか、入るだけという形で考えている。(スポーツ課)
市長:応援グッズを用意している。
回答:バルーンスティックなどを配る用意をしている。(スポーツ課)
質問:市長もパブリックビューイングに参加されるのか。
市長:できる限り応援したいと思っている。
発表事項2.ふるさと納税 令和5年度 個人市民税税額控除額(流出額)の発表
市長:本市は、ふるさと納税に力を入れているところであるが、かなり厳しい状況で、令和4年度の入りと出の差額が、約9億4,800万になったというところからスタートしている。先日、寄附金額については令和5年度が3億2,500万円になったという報告をさせていただいたが、一方で流出分については、その時点で数字を公表することができなかった。今回は個人市民税額の控除額、流出額が固まったので、その結果をお伝えしたい。
本市では戦略プロデューサーの着任、ふるさと納税推進室を設置、返礼品を充実した結果、寄附金額が3億2,500万円まで達した。一方、流出額は令和6年度の個人市民税額の控除額が約11億4,700万円となった。前年が約10億3,400万円なので1億1,300万円の増額、ふるさと納税の市場規模が膨らんできているので、ここが増えていくことは止めることはできないと思っている。ふるさと納税全体の寄附額も10%ぐらいの伸びとは聞いているので、同じ水準で市民の方が寄附される金額が増えたということである。結果、赤字額は1億2,600万円縮小して、令和4年度に約9億4,800万円あった赤字が、令和5年度は約8億2,200万円となった。まだまだ8億2,200万円は流出しているが、過去10年流出拡大が継続していた本市において、やっと赤字拡大に歯止めがかかったということが言える。9億から8億に減ったことは、すごくうれしいことだが、まだまだ8億2,200万円の赤字状態であるので、今後も寄附の拡大に向けて返礼品の充実などに努めていきたいと思っている。ちなみに、今小学校の給食費が8億1,600万円であるので、流出がゼロだったら給食費が無料にできるぐらいの規模である。まだまだ厳しい状況に変わりはないので、引き続き頑張っていきたい。
あと、赤字額は地方交付税の交付団体は75%補塡される。本市は不交付団体のため全く補塡されないということから、この8億2,200万円は丸々マイナスということになっている。これは国に対して、少しは担保してほしいという思いがある。例えば、小さい規模の自治体で何十億、百数十億のプラスのところがあるが、交付税の基準財政収入額には算定されず、莫大なふるさと納税の寄附金をもらいながら交付税をもらっているという状況にあるので、その辺を総務省も考えてもらう余地はあるとは思っている。
質疑応答
質問:縮小した赤字幅の額について、市長としては、どうお考えか。ここは10年で歯止めがかかったが、取り組みの結果についての感想をお願いしたい。
市長:10年続いていた赤字の幅の拡大が一旦ストップしたということは非常に大きいと思っている。1億2,600万円縮小したが、まだまだ赤字総額では8億を超える額となっている。引き続きふるさと納税への取り組みを強化して、この赤字幅を少しでも削減していけるように引き続き取り組んでいきたい。
質問:8億円の赤字が残っているが、具体的にどういった方策を取っていくのか。
市長:ふるさと納税推進室が鋭意さまざまな施策を考えているが、ウルトラCではなく、しっかりと返礼品を充実させて、PRしていくことだと思っている。地道な取り組みが積み上がっていくことと思っている。
回答:大きくはサイトを増やして間口を広げるということと、あとはできるだけ魅力的な返礼品は飽くなき追求で探してPRしていく。目の前のことを一つ一つやっていくことしか基本的にはないと思っている。(ふるさと納税推進室)
質問:来年に向けた数字的な目標はあるのか。
回答:令和6年度の当初予算で目標にさせていただいたのが寄附金額5億1,700万円である。(ふるさと納税推進室)
発表事項3.円形デッキVR体験会の実施について
市長:四日市の新たなシンボルとなる円形デッキを仮想空間の中で市民の皆様にも体験していただける取り組みを準備した。3D都市モデルをいろいろ回遊してもらうことはできたが、今回はVRゴーグルをつけて自分で動いているかのように体験してもらえる。VR体験会を大四日市まつりの開催日である8月3日・4日に実施する。両日とも10時から17時で、四日市市総合会館の1階である。ぜひ大四日市まつりのついででも結構なので、お立ち寄りいただければと思っている。
円形デッキの4分の1程度が今週に出来上がるとお話をしたが、明日、私も10時25分から10時40分まで現地見学をする。報道の関係者もデッキに上がってもらえるので、取材していただければと思っている。
(以下、円形デッキVR実演)
市街地整備課:今スクリーンには、VRゴーグルを付けている方から見える風景が映っており、デモ的に円形デッキに上ってみる。
バスタ四日市のところから階段を上がっている状況である。
市長:コントローラーで進んでいくのか。
市街地整備課:そのとおりである。今、テラスデッキに上がったところで、これから円形デッキのほうに回ってもらい、そこから左手のほうに進んでいただいて、デッキの東側を今歩いている状況である。左を向くと、バスタ四日市が御覧いただけ、中央通りや周りの景色も含めて見ていただける。随時キョロキョロしながら進んでいただき、左を向いていただくと、これは住友電装さんが見える。これは国道1号ぐらいまでのところの将来の仮想空間が出来上がっており、ぜひぜひ御体験いただけたらありがたい。
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