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こにゅうどうくん

令和06年06月04日 記者会見要旨

問い合わせ番号:17182-3738-4223 更新日:2024年 6月 4日

市長定例記者会見

日時

令和6年6月4日(火) 午前11時00分~

場所

本庁6階 本部員会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、共同通信、CTY、時事通信、中日新聞、毎日新聞、三重テレビ、

読売新聞、(Youよっかいち)

 

市側

市長、大橋観光交流課長、日置観光交流課主事、加藤広報マーケティング課長

 

発表事項1.地域ブランド「泗水十貨店」第2弾商品および販売について

市長:地域ブランド「泗水十貨店」を立ち上げ、これから本格的に取り組みを進めていくところで、新たな四日市土産を確立していきたいということを目標としている。地域の伝統や文化を生かした地場産品や、豊かな風土の中で育まれた特産品など、選ばれた事業者のこだわりの商品を集めた地域ブランド「泗水十貨店」を進めていく。
まず、この「泗水」というのは、昔から、四日市のエリアは「泗水」と呼ばれている。このエリアのこだわりをお届けするということと、「十貨店」というのは造語であり、百貨店ほど多くの品物はないが、少数の厳選した商品を「十貨」というふうに表現をしている。
昨年、第1弾として8品を選定して、1年間さまざまな場所で販売をした結果、当初の年間目標を440万と設定していたものが、パッケージや商品自体が非常に選ばれやすいものになっており、大変好評で年間800万円を超える売上げがあった。それに今年は新たに5品を付け加える。
販売の概要は、6月12日から近鉄百貨店のプラグスマーケット、そして翌13日から、じばさん1階の名品館で取り扱う。また、「万博300日前!あべてんフェス」で、6月15日から17日の3日間、イベント販売を行う。イベント販売は、その時々で、行っていくことになる。
実際に商品の紹介をさせていただく。「果のまま 梨 贅沢タルト」は、四日市は梨が有名で、その梨を使ったタルトである。次は「ひとしずく」である。これは、以前からある商品ではあるが、今回「泗水十貨店」のためにオリジナルの色を用意してもらった。次は、「泗水ようかん」である。これは市内の「凛黎珈琲」のコーヒー、かぶせ茶の抹茶、ワカショクのセミドライフルーツの3種類を使ったようかんである。次は、「オリブ透明石けん」である。これは、暁石鹸のオリジナル商品で、はちみつを配合していただいている。最後は、「焼きかぶせ茶菓子」である。水沢の「かぶせ茶」のパウダーと粉茶をふんだんに用いたサブレとムラングである。この5品が新たに加わり、合計13品で「泗水十貨店」を今年度行っていくということである。
今後の流れとしては、正式販売の開始は来年度となる。昨年度の第1弾と今年度の第2弾、この2年間で調査を終えて、いよいよ来年度から本格的に「泗水十貨店」が始動していくということになる。この13品も含めて正式販売のときには、公募を行っていく。
そして、6月20日の10時から、四日市商工会議所において、商品の正式販売に向けた説明会を実施する。これまでの13品も公募対象となり、もう一度ゼロから選定を行い、来年度の正式販売につなげていくということになる。
四日市の魅力が詰まった「泗水十貨店」、2年目も成功し、来年度の正式販売につなげていきたいと思っている。

質疑応答 

質問:第2弾の年間の目標金額を定めているのか。
回答:全体の13品で1,000万円を目標にしている。(観光交流課)
質問:昨年は近鉄四日市駅の構内でも販売していたが、期間限定の販売場所などの展望があれば、教えていただきたい。
回答:今年度は常設として、「プラグスマーケット」と「名品館」の2つである。あとはイベントでの販売を行っていきたい。また、名古屋圏での販売もしていきたいと思っている。(観光交流課)
市長:昨年の常設販売は、夏季・秋季・冬季と期間を分けて販売していたが、今回は6月12・13日の販売開始から年度末まで通しての常設販売ということなので、昨年度が好評であったと思っている。
質問:第2弾が販売されることへの、期待の言葉をお願いしたい。
市長:この「泗水十貨店」は、四日市の新しいお土産を確立していこうという取り組みである。四日市の魅力が詰まった新しい品を、今年度、5品を加えて13品で展開をしていく。来年度の正式販売に向けて、皆さんにも購入いただければと思っている。

 

その他

質問:新図書館の候補地を今後、中心市街地で選定していくということだが、どのような軸で選定を進めていくのか。
市長:中心市街地の再開発プロジェクトの一環として、これまで新図書館の整備を進めてきたので、中心市街地で適当な場所がないかということで、まずは探していく。
新図書館がスターアイランド跡地に決まった際も、近鉄四日市駅付近からJR四日市駅までを対象として選定をしたが、その頃はまだJR四日市駅の再開発が具体化してくる前であった。そういったことからも近鉄四日市駅周辺が一番的確ではないかという判断になったが、中心市街地の再開発プロジェクトが大きく進んできて、今後の絵も大分変わってきている状況である。そういった中で、中心市街地という意味で近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅までのエリアで、今の四日市の状況を踏まえて場所を選定していくことになる。
質問:当初予定していた供用開始の時期はいつになるのか。
市長:当初、新図書館は2028年度開館予定であった。ただ、今回の選定にどれぐらいの期間を要するかということはあるにしても、近鉄さんとの複合ビル開発での新図書館の建設期間と、基本的に市の単独設置になるであろう、高層階がない新図書館の建設期間を考えると、一般論であるが工期は短くなってくる。それを考えると、候補地決定が遅れる場合であっても、工期の短縮によって、ある程度は後れを吸収できるのではないかと思っている。大きく候補地決定が遅れなければ、当初の予定にプラスアルファぐらいで収まるのではないかと思っている。
質問:ふるさと納税の件で、四日市市がふるさと納税で扱っているハマグリについて、桑名市長から苦言があったことへの受け止めと、松阪牛・近江牛の取り下げのように、ハマグリについても、取り下げることがあるのか。
市長:ふるさと納税のルールを、皆さんにも、もっと理解していただきたい。基本的にストライクゾーンのものしか本市は提供していない。松阪牛については、いろいろ松阪市からの対応があったので、状況を鑑みて返礼品を取り下げることにした。このハマグリの件は、ストライクゾーンの中でも、よりど真ん中なので、これに関して言われるのが理解できない。桑名市からも担当レベルで連絡があり、本市の天然ハマグリの提供について、制度上の問題がないと認識しているという回答があった。桑名市長からも協議の申し入れは一切ない。
質問:問題がないというのは、桑名市からあったのか。
市長:桑名市からあった。基本的にふるさと納税は総務省の認可がないとできないし、もちろん天然ハマグリも認可を取っている。1号認定と3号認定があり、1号認定はその地域で採れた地場産品で、3号認定は採れたところとは違うが、その地域で加工して、ある一定の付加価値が生じる地場産品である。3号認定の返礼品は、全国的にも多くある。本市では、3号認定での提供と書いてあるし、ここについて疑義が生じているのであれば、ほとんどの返礼品は駄目ということになる。しかも本市は三重県産と銘打って、桑名産とは銘打っていない、かつ、本市も、ハマグリの生産量日本一のときもあったので、四日市でもハマグリは地場産品である。まだまだ我々のPRが足りないところもあるが、ハマグリは、四日市の地場産品でもあるので、しっかりとお伝えはしていきたいと思っている。桑名市の記者会見の状況がよく分からないが、基本的に基準のど真ん中の話で、それ以上の進展はない。
質問:地方自治法改正で、緊急時に国が自治体に指示できるという、改正がされたが、市長として、例えば新型コロナの関係や、大規模災害のときなど、いろいろな緊急時があると思うが、この改正をどのように受け止められているのか。また、こういうときには国の指示があった方がありがたい、もしくはこういうときは自治体の判断に任せてほしいなど、市長の考えを教えていただきたい。
市長:どういった運用がなされるかは、私もまだ十分理解をしていないが、ただ新型コロナ禍のときに思ったのは、国として推し進めていく事業が、自治体間での競争のような感じで捉えられたということは非常につらかった部分である。国が一定のルールに基づいて、国全体として取り組むということは、大事であると思っている。どういった運用がなされるかということは、これから勉強していきたいと思っているし、一定の理解をしている。
質問:公園のPark-PFIなどの整備など、「ニワミチよっかいち」の進捗やビジョンを、改めて教えていただきたい。
市長:国道1号から東側においては、大学構想が立ち上がっており、それと並行して国道1号からJR四日市駅までの通り沿いの公園整備を行っていく。先日、記者会見した3D都市モデルにおいても、一定の公園のイメージはつかんでもらえるような状況になっている。公園整備とともにPark-PFI制度を使って、民間の事業者がその公園の空間にさまざまな店舗・テナントなどを整備していくという流れをこれから作っていくが、当初の予定では、今年度にその事業者を選定していくことになっている。今は、その選定までのルールづくりなどを事業者と協議をしており、どういった形であれば、より多くの事業者が手を挙げていただけるのかというところを準備をしている。今年度事業者が決まり、事業者とともに公園の具体的な方向性が見えてくる。
質問:昨年度までに、スケートボードパークや「はじまりのいち」などの社会実験をしたが、効果などを振り返り、総括する機会はあるか。
市長:スケートボードパークの扱いや、今までの総括というのは、行っている。民間事業者が、営業、運営しやすいような形をまず模索していきたいと思っているので、そこにスケートボードパークが必要なのかどうかというところと、その機会をどうしていくのかというところも併せて、これから議論を進めていかなければいけないと思っている。
質問:新図書館整備の現在の状況について教えていただきたい。
市長:近鉄さんとの協議が整わず、今回スターアイランド跡地での新図書館整備は断念させていただいた。ただ、中心市街地再開発プロジェクトの一環として新図書館を整備していくという方針に変わりはない。今、中央通りの中心市街地再開発プロジェクトエリアにおいて新しい候補地選定を行っている。できる限り速やかに皆さんにご提示して、新図書館の整備をできる限り早く進めていきたいと思っている。

 

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 広報マーケティング課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8階)
電話番号:059-354-8244
FAX番号:059-354-3974

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