スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)対策について
問い合わせ番号:17173-7863-5271 更新日:2024年 6月 3日
近年、市内の水田における水稲栽培において大きな被害をもたらしているスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)について、田植え前後の薬剤散布や浅水管理など適切な対策をすることで移植苗の食害を防止し、被害を軽減することができます。
詳しくは、「スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について(農林水産省)」をご確認ください。
夏季におけるスクミリンゴガイの被害防止対策
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)は、取水口・排水口の付近や周縁部(畦際付近)、均平化できていない凸凹の水田など水深が深くなる場所に集まり、被害を受けやすくなります。
(1)水田内において発生のある場合
【田植え時の薬剤散布】
・田植え時に、貝の発生状況に応じて、効果が高い薬剤を全面散布、貝が集まる浸水部分への重点的な散布を実施することによって、被害が出る前に殺貝・食害防止を図る。
・薬剤散布後しばらくの間は、確実な効果を得るため、止水管理が必要。
【田植え後の浅水管理】
・田植え後約3週間は、水深4cm(理想は1cm)以下に維持することによって、貝の摂食行動を抑制する。
・水田内を均平に保ち、水深が深くなる場所を減らすことが重要。
(2)用排水路において発生のある場合
・田植え前の入水時から田植え後3週間まで、水田内の個体密度を高めないため、取水口・排水口に9mm目合い程度のネットや金網を設置し、水路で越冬した大型の貝の侵入を防止する。
・網の目が粗すぎると小さな貝がすり抜け、細かいとゴミが溜まりやすい。
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