帯状疱疹ワクチンについて
問い合わせ番号:17078-0185-6726 更新日:2025年 4月 1日
帯状疱疹ワクチンとは
帯状疱疹とは、水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で起こる病気です。70歳代で発症する方が最も多く、発症すると、体の片側に水疱を伴う発疹が帯状に広がり、痛みを伴うことが多く、3~4週間ほど続くなどの症状がでる病気です。症状によっては、点滴や入院での治療が必要となることがあります。また、帯状疱疹にかかった50歳以上の約2割が長期間痛みの残る帯状疱疹後神経痛に移行するといわれています。帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症・重症化を予防することができる予防接種であり、次の2種類があります。
不活化ワクチン (乾燥組換え帯状疱疹ワクチン) |
生ワクチン (乾燥弱毒生水痘ワクチン) |
|
接種回数 |
2回 | 1回 |
接種期間 |
令和7年4月1日から令和8年3月31日 ※2回の接種を完了するには、1回目を令和8年1月までに接種する必要があります。 |
令和7年4月1日から令和8年3月31日 |
帯状疱疹の発症や合併症に対する予防効果 |
〇発症→接種後1年時点…9割以上、接種後5年時点…9割程度 〇合併症(帯状疱疹後神経痛)→接種後3年時点…9割以上 |
〇発症→接種後1年時点…6割程度、接種後5年時点…4割程度 〇合併症(帯状疱疹後神経痛)→接種後3年時点…6割程度 |
副反応 |
○注射部位の疼痛・発赤・腫脹・そう痒感 ○筋肉痛、疲労、頭痛、胃腸症状、悪寒、発熱、倦怠感、その他の疼痛 まれに、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。 |
○注射部位の発赤・そう痒感・熱感・腫脹・疼痛・硬結 ○発疹、倦怠感 まれに、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎がみられることがあります。 |
接種できない方 |
免疫の状態に関わらず、接種可能です。 |
病気や治療によって、免疫が低下している方は接種できません。 |
接種に注意が必要な方 |
筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。 |
輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。 |
・厚生労働省サイト 帯状疱疹ワクチンについて
令和7年4月1日より高齢者の帯状疱疹ワクチン定期接種が開始となります。
令和7年度に実施する助成制度は2種類あります。
(1)高齢者帯状疱疹ワクチン予防接種(国の制度に基づく定期接種) ※令和7年度開始
個人通知で予診票を送付します
(2)四日市市帯状疱疹ワクチン接種費用補助事業(各自の判断で行う任意接種) ※継続
事前に申請が必要です
各制度の対象者については、下記のフローチャートをご確認ください。
(1)高齢者帯状疱疹ワクチン予防接種(国の制度に基づく定期接種)
1.対象者
接種当日に四日市市に住民登録がされている(1)または(2)のどちらかに該当する者(上記※)
(1)令和7年度内に、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上の年齢に達する者 (2)接種日当日に60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者
対象者には、市から個人通知で予診票を送付しています。
ただし、これまでに(2)の四日市市の費用補助事業を利用した場合は、定期接種の対象外となります。
2.対象となるワクチン
●不活化ワクチン(2回接種) ●生ワクチン(1回接種)
3.接種期間
令和7年4月1日から令和8年3月31日 ※不活化ワクチン(2回接種)を選択した場合は、1回目を令和8年1月までに接種する必要があります。
4.接種できる医療機関
県内の医療機関(個人通知に同封の医療機関一覧表をご参考ください。
5.自己負担金
●不活化ワクチン 6,000円×2回 ●生ワクチン 2,500円
※生活保護受給中の人は無料です。
6.接種時に医療機関にお持ちいただくもの
「高齢者帯状疱疹ワクチン予診票」「自己負担金」「運転免許証など身分証明書」
7.予防接種救済制度
・厚生労働省サイト 予防接種健康被害救済制度
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html
(2)四日市市帯状疱疹ワクチン接種費用補助事業(各自の判断で行う任意接種)
※令和7年度も引き続き事業を継続します。
当事業は、加齢など免疫力の低下により発症頻度が増加する帯状疱疹の発症や重症化を予防し、市民の健康づくりを支援するため、帯状疱疹ワクチンの接種費用の一部を補助するものです。
当事業での帯状疱疹ワクチンは、各自の判断で接種する任意の予防接種となります。接種に際しては、かかりつけ医等とご相談し、予防接種による効果や副反応などをご理解のうえで接種の判断をしてください。
1.対象者
四日市市に住民登録のある、接種当日に50歳以上の人で、これまでに市の実施する帯状疱疹ワクチン接種費用補助事業で当ワクチンの予防接種を完了していない人(不活化ワクチン2回あるいは生ワクチン1回)※定期予防接種の対象者は、補助対象外となります。
ただし、市の補助事業を利用した場合は、(1)の定期接種の対象外となります。
2.対象となるワクチン
●不活化ワクチン(2回接種) ●生ワクチン(1回接種)
3.接種期間
令和7年4月1日から令和8年3月31日 ※不活化ワクチン(2回接種)を選択した場合は、1回目を令和8年1月までに接種する必要があります。
4.接種できる医療機関
帯状疱疹ワクチン予防接種を実施している医療機関
※事前にお問い合わせください。医療機関によっては、実施していない場合があります。また、県外の医療機関では利用できません。
5.補助額と自己負担金
医療機関の設定する金額(※)から、市の補助額を差し引いた額を、自己負担金として医療機関にお支払いください。※医療機関の設定する額は、医療機関によって異なります
●不活化ワクチン
補助額 上限10,000円×2回
自己負担金 12,000円程度×2回
●生ワクチン
補助額 上限4,000円
自己負担金 5,000円程度
6.健康被害救済制度
帯状疱疹ワクチンは、予防接種法に基づかない、各自の判断で接種する任意の予防接種となります。任意の予防接種を接種した後、万が一健康被害が生じ、その健康被害が、帯状疱疹ワクチンによるものと認められた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による「医療品副作用被害救済制度」により、救済を受けることができます。
7.補助券の申請方法
本事業を利用する場合には、事前に「四日市市帯状疱疹ワクチン接種費用補助券」が必要となります。
※お電話での申請は受け付けておりません。
(1)インターネットからの申請(令和7年4月1日~)
(2)郵送およびFAXによる申請(令和7年4月1日~)
四日市市帯状疱疹ワクチン接種費用補助券申請書のダウンロードはこちら(PDF/134KB)
(3)健康づくり課窓口、各地区市民センター(中部地区除く)、市民窓口サービスセンターの窓口での申請(令和7年4月1日~)
8.接種までの流れ
(1)補助券が届いたら、事前に接種を希望する医療機関にお問い合わせの上、予約等をしてください。※医療機関によっては、実施していない場合もあります。また県外の医療機関は利用できません。
(2)予約した接種日には、必ず「補助券」「運転免許証など身分証明書」「自己負担金」をお持ちください。
(3)補助券は「不活化ワクチン2回分」、「生ワクチン1回分」の共用式の補助券となっています。どちらかのワクチンを選択してください。
※不活化ワクチンを接種した場合は、1回目接種後、2回目の補助券を医療機関から返却されます。その補助券は2回目に必要となりますので、大切に保管してください。
9.自己負担金の支払い
接種ごとに、自己負担金(医療機関の設定する額から市の補助額を引いた額)を医療機関へ支払ってください。
お問い合わせ先
四日市市健康づくり課 健診・予防接種係
TEL:059-340-3350
関連ファイル
このページに関するお問い合わせ先
健康づくり課 健診・予防接種係電話番号:059-340-3350 (成人予防接種専用ダイヤル 8:45~17:00 土日祝日・12/29~1/3除く)