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こにゅうどうくん

令和06年01月24日 記者会見要旨

問い合わせ番号:17064-9586-7161 更新日:2024年 1月 24日

市長定例記者会見

日時

令和6年1月24日(水曜日) 午前11時00分~

場所

本庁6階 本部員会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、NHK、CTY、時事通信、中日新聞、中部経済新聞、毎日新聞、

三重テレビ、読売新聞、(Youよっかいち)

市側

市長、伊藤指導課課長補佐、大熊指導課主幹、戸本市街地整備課長、田中スポーツ課長、

中野文化課長、葛山文化課課長補佐、石田文化課主幹、村田けいりん事業課長、

秦広報マーケティング課長
 

 

発表事項1.KENT0 MORI ×YOKKAICHI レインボープロジェクトの実施について

市長:KENT0 MORIさんとのコラボレーション企画である。KENTO MORI ×YOKKAICHIレインボープロジェクトの実施についてということで、KENT0 MORIさんと小学校のイベントは一昨年度も実施した経緯がある。
KENT0 MORIさんは世界的なダンサーでして、マドンナの専属ダンサーの契約をされていた方で、契約中にマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」の専属ダンサーにも同時に選ばれるという非常にすばらしい方である。結局、マイケル・ジャクソンとの契約は叶わなかったが、彼の急死後マドンナ本人より追悼ダンスをリクエストされ、マイケルがパフォーマンスするはずだったロンドン02アリーナより、19カ国に渡り実現するという、こういった過去をお持ちの方である。
その後も日本人ダンサーとして史上初めてクリス ブラウン、また、アッシャーと専属ダンサー契約を結び、世界各国をワールドツアーで回っているという方である。
そのKENT0 MORIさんが、一昨年から学校とのつながりを持って、一昨年に続き2回目のプロジェクトの実施を、この四日市の学校を通じて行うということである。
この事業の趣旨はリズムに乗って全身で踊り、オンライン上の友達と関わりながら踊る経験を通して、踊る楽しさ、喜びに触れることができるようにする。また、KENT0 MORI氏の生き方や考え方に触れ、自分なりの生き方を考えるきっかけとするというところである。
三重西小学校をメイン会場として、各小学校をオンラインで結び、同時にダンスをする取り組みである。2年前は、市内24校で3,095人が一度につながったということで大きな話題を呼んだ。今回は、市内の公立小学校は37校全校参加ということで、規模が5,500人となる。恐らく2年前は過去最多というか、全国でも例のない取り組みであったので、5,500人の参加は、2,500人ほど上回る規模になるので、全国でも例を見ないオンラインでの出前授業だということと認識をしている。
実施日は、2月19日である。三重西小学校の子供たちは現場で踊り、他の36校の子供たちはZoomでつないで各学校で踊り、5,500人が同時に踊るということである。プログラムの詳細は資料を見ていただきたい。
最後のページにレインボープロジェクトについてと書いてあるが、数々の世界最高峰の舞台を経験してきたダンサー、KENT0 MORIさんが、その経験から感じてきたダンスの本来の持つ踊る喜び、ありのままの自己を表現できる楽しさ、ダンスを通して世界中みんなが一つになれるというメッセージを子供たちに送っていただける、そういった機会になるので、ぜひ取り上げていただきたい。
担当課:当日、現場に取材いただく報道機関があれば、事前に教育委員会指導課担当まで御連絡をお願いしたい。
 

発表事項2.中央通りでのスポーツ庁モデル実証事業がはじまります!

市長:11月30日の定例記者会見で発表した項目の詳細である。スポーツ庁が昨年度に実施した「はじまりのいち」というイベントに注目してもらい、特にスケートボードパークなどをこの中心市街地で展開したというところが評価されて、スポーツ庁が今年度実施するモデル事業に採択をされたという発表を11月の記者会見のときにはさせていただいたところである。
採択された後、昨年度の賑わい創出社会実験「はじまりのいち」に協力いただいた方々を初めとした皆さまとワークショップを重ねて、さまざまな意見をいただき今回に至った。
スポーツ庁も本日、同時に発表を行っている。事業実施期間は、2月23日から3月3日である。エリアは、歩行空間を対象としており、(1)歩道空間、(2)仮設スケートボードパーク、(3)クスノキ並木、(4)市役所東広場の大きく4カ所での実施となる。
2ページ目からは、スポーツ庁の発表資料となるが、より詳しく説明していきたい。
そもそもスポーツ庁の今回の検証であるが、「歩行空間上の○○を○○として使ってみる」というコンセプトのもと実施される事業である。歩行空間でさまざまな運動スポーツに取り組む「しかけ」を施しながら、日常的な運動に取り組むきっかけ作りを行っていくことが今回のスポーツ庁の事業の目的である。
(1)の歩道空間では、例えば歩道を使って「けんけんぱ」のしかけを設置、また、計測タイマーを設置して、樹木や街灯を避けながら走るスラローム走ができるなど、ふだん使いの歩道で運動に取り組むきっかけ作りを行っていきたい。
(2)の仮設スケートボードパークでは、従来、スケートボード専用であったが、これをさまざまなスポーツやアクティビティに開放していこうとしている。
期間中は、スケートボード以外の利用者を受け入れる。使い方の指定は特に行わないが、想定しているのは散歩やボール遊びはもちろん、BMXであるとか、インラインスケートなどのアーバンスポーツに使用されることも想定をしている。これは、期間中10時から17時になる。
また、新しいアクティビティの検証として、本市にみえるベンチプレスの世界チャンピオンの辻紀子さんの協力のもと、ベンチプレス大会を3月3日に実施したいとも考えている。
(3)のクスノキ並木を使った取り組みで、ツリークライミング協会のインストラクターをお招きして、木登り体験会を2日間、期間中に実施をしていきたいと思っている。また、クスノキの幹を活用したスラックラインを設置していきたいと思っている。この開催期間は調整中である。
次に、(4)隣接広場を使って気軽にボール遊びなどができる場所を作っていこうと思っている。まず、バスケットゴールを設置して、ストリートバスケができる空間にしていきたい。また、ストラックアウト板を設置して、誰でも自由に使えるようにしていこうと思っている。
先ほどお話ししたツリークライミングやスラックラインについては、日程が決まり次第、記者発表でお知らせしていきたいと思っている。
中央通りの歩行空間において運動スポーツに取り組むためのしかけを設置していくことで、日常的な運動に取り組むきっかけをどのように作り出せるのか実証を行い、その効果を検証していくということである。寒い時期ではあるが、多くの皆様にさまざまなスポーツアクティビティを経験していただければと思っている。

質疑応答 

質問:開催期間が10日間ということで、前回の発表のときは2週間から4週間とのことであったが、この日数になった理由を教えていただきたい。
あと、この7競技はどのような経過で決まったのか教えていただきたい。
回答:前回発表させていただいたときも、例えば「はじまりのいち」の社会実験に協力いただいた方々とスポーツ庁とワークショップの中でこういったことができるのではないかということで、この概要を本日発表している。
その他の取り組みが追加される場合もあるので、また詳細が決まり次第、アナウンスしていくような準備もあるというようなことも聞いている。
期間については、開催できる時期と、スポーツ調査検証というところまで行うので、スポーツ庁でもいろいろな検証が行われる期間も必要というところの中でこの日付になってきたところである。(市街地整備課)
質問:仮設スケートボードパークで、スケートボード以外の自転車などに対して、特に制限を設けないのか。
回答:その辺りも現時点でまだ決まっていない。例えばBMX、あるいはインラインスケートを持ってこられた方がどのように利用されるか。あと、使い分けや共存を実証実験として検証したいと思っているので、特に制限を設けることは考えてない。(市街地整備課)
質問:自転車などを置いたりする予定はあるのか。
回答:現時点では聞いていない。スポーツ庁で自転車などを用意するというようなことは聞いていない。歩行空間での実験であるので、イベントというよりは、実証というところが大事になってこようかと思っている。(市街地整備課)
質問:スラローム走は、障害物を別途置くということではなく、今あるものを利用するということか。
回答:そうである。「歩行空間にある○○を使って○○をする」というところが基本的なコンセプトになっている。ゲーム性という中で計測器を設置するという格好になると聞いている。(市街地整備課)
質問:市長に、今回の実証事業への期待を伺いたい。
市長:これから中心市街地の特に1号線から東側のJR四日市駅までは、さまざまなパークPFI制度を使って取り組みを行っていくので、こういったスポーツ庁とのコラボレーション企画は、今後の再開発を行っていく上で非常に有用な情報というか、データをいただける機会と思っている。
スケートボードパーク自体も非常に注目を集めたが、今回はBMXやインラインスケート、そして、ストリートバスケなどの他のアーバンスポーツも展開して、また、一風変わったものとしてクスノキ並木を用いたツリークライミングやスラックラインも、注目を集められると思っているので、多くの方に御利用いただきたい。
質問:歩行空間を活用するということだが、安全性の配慮はどうするのか。例えば、その区間を通行止めにするとか、柵で囲うとか、どのように安全配慮するということになるのか。
回答:まだ詳細まで決まっていない。当然、道路上を使用するという格好で、これから警察の許可などを取っていくことになる。安全性にも十分配慮して実施していくと聞いている。(市街地整備課)
質問:まだ詳細は決まっていないのか。
回答:本日、スポーツ庁の発表についても、期間と実施場所の概要というところである。今、詳細を決めている作業中である。詳細については、決定次第お知らせするとも聞いているので、我々も連携してすぐに情報提供できるように調整してまいりたい。(市街地整備課)
質問:四日市にどういうようなフィードバックがあるのかということと、市民への呼びかけを再度お願いしたい。
市長:今回、スポーツ庁の取り組みということで、中央通りでスポーツの実験を行う。BMXやインラインスケート、そしてストリートバスケなど、これまでのスケートボード以外のアーバンスポーツも展開して、クスノキ並木ではツリークライミングやスラックラインといったユニークな取り組みも行っている。これからの中心市街地の再開発に向けて非常に重要な検証実験となってくるので、ぜひ、多くの方にお越しいただいて体験していただければと思っている。
 

発表事項3.市指定有形文化財「旧四郷村役場(四郷郷土資料館)」3月23日リニューアルオープンについて

市長:昨年度、耐震補強復元修理工事を終えた、市の指定有形文化財「旧四郷村役場(四郷郷土資料館)」、いよいよリニューアルオープンの日が3月23日に決まった。
このリニューアルオープンに当たっては、さまざまなイベントなどを実施していくので、一連の取り組みを発表させていただく。
今年度に入り、復元修理工事、耐震補強工事が終わった後、本市の近代産業の発展を伝える施設としての活用促進に向け、館内展示などの整備を進めていたところである。
リニューアルオープンの3月23日に記念式典を実施する。市政記者クラブへの内覧会を3月11日、午前10時から行うので、お越しいただければと思っている。
イベントが多いので、順番に説明していく。
3月23日には、四郷小学校体育館で記念コンサートを行う。
リニューアルについてということで、少し内容に触れていきたい。そもそも旧四郷村役場は、現在の東洋紡につながる三重紡績を創業した10世伊藤伝七氏が投じた寄付金をもとに、大正10年に建築され、今年で103年を迎えるというところである。
擬洋風の木造2階建て、3階建ての塔屋付きの建物で、正面の玄関車寄せや東南隅の塔屋が特徴的というところである。
四郷郷土資料保存会の協力のもと、四日市の近代産業の礎を作った製紙、紡績、醸造や製茶などの近代産業についての紹介や、四郷地区に伝わる生活道具を展示するなど、広く四日市の近代化の歩みを学べる施設となるよう、展示物を整備したというところである。かなりいいものができてきていると聞いている。「ようこそ四郷へ」と題した展示や伊藤小左衛門さん、伊藤伝七さんのことなど、さまざまな項目を設けている。
リニューアルオープンするに当たって、寄附をいただいた方のお名前を記した棟札の公開もしていこうと思っている。開館日は、毎週土曜日、日曜日である。
また、旧四郷村役場の魅力発信の第3弾ということで、慶応大学の橋口先生の講演会を3月3日に四日市市文化会館で実施する。ちなみに、これは第3弾だが、第1弾は見学会とか座談会、第2弾はウオーキングを開催してきたというところである。
その他のイベントでは、2月2・3・4日の3日間に東京の三重テラスでのPRも行う。
そして、リニューアルオープンした3月23日から3月31日の間には、旧四郷村役場のライトアップを行っていこうと思っている。さらには、四日市あすなろう鉄道と連携して、3月23日以降、四日市あすなろう鉄道の1dayフリー切符をご提示いただいた方に、旧四郷村役場やあすなろう鉄道の図柄の入ったオリジナル缶バッチをプレゼントする。
また、駅構内におけるリニューアルオープンポスターの掲示、チラシの配架をする。旧四郷村役場と桜のポスターをあすなろう鉄道やさまざまな箇所に掲示をして、3月23日のリニューアルオープンを盛り上げていきたい。

質疑応答 

質問:改めて市長からPRをお願いしたい。
市長:これまで、リニューアルオープンに向けて準備を進めていた旧四郷村役場が、3月23日にいよいよオープンするということになった。四日市が誇るべき文化財であるので、生まれ変わった旧四郷村役場を多くの方に御覧いただければと思っている。そして、四日市や四郷のこれまでの産業の歴史も含めて学んでいただければと思っている。
 

発表事項4.四日市けいりんVIP観戦と思い出づくりプラン

市長:四日市けいりんを盛り上げていこうということで新しい企画を発表する。タイトルのとおり、家族や夫婦、みんなで貴重なVIP観戦と思い出づくりということで、四日市けいりんVIP観戦と思い出づくりプランを発表させていただきたい。
四日市けいりんにはロイヤルルームという部屋がある。そこで観戦していただけることになっている。このロイヤルルームを使って、新しい商品を開発したというところである。
ロイヤルルームでの観戦とバンク内観戦、さらにはレースネーミングが入ったプランとなる。これはS級選手が出場する大会での商品プランとなる。
ロイヤルルームで観戦し、初心者の方にはコンシェルジュスタッフが競輪のレースの楽しみ方や車券購入方法や施設案内など、丁寧に説明する。また、新たにバンク内観戦ができるということで、白熱した攻防戦を通常入ることのできない競争路の内側で観戦できるまたとないチャンスであり、楽しんでいただけると思っている。
あと、レースネーミングで、観戦当日の最終の決勝レースにメモリアルイベントなどをレース名として命名していただき、そのレースを中継映像に表示・実況していくということである。ネーミングいただいたレース映像は、DVDにしてプレゼントする。例えば、お子さんの誕生日を記念して「太郎くん 生まれてありがとう杯」や、結婚記念日に「太郎and花子ウェディングメモリアル」、こういった名前をつけられるということである。
それに応じて、レースのスタート前の実況でも、例えば「8月25日、大杉太郎くんが誕生しました。元気に元気に、そして元気に育ってください。父と母より」などの実況も入れていくということであるので、特別感が出ると思っている。
あと、記念撮影もあり、S級選手が出場するレースであるので、S級優勝選手と記念撮影も行っていただきたいと思っている。対象日は、今年度は2日間である。2月22日の第11回のナイターF1の最終日、3月11日のナイターF1の最終日になっている。来年度も続けていく予定であるが、来年度は今後発表していきたい。
1日1組、1名様から最多5名様まで1組とカウントさせていただき、価格は3万円になる。申し込みについては、四日市けいりん公式ホームページ、もしくは電話にて承っており、キャンセルは開催初日の2週間前までとなる。

質疑応答 

質問:今までに、こういう特別プランなどはあるのか。
回答:四日市けいりんでは、このロイヤルルームの観戦は行っている。競輪はコアなお客さんが集まるというイメージがあるが、この2番、3番、4番を新しくプランに追加させていただくことで、家族、あるいは夫婦、お一人様でも、より競輪場に親しみを持っていただけるよう、このプランを用意させていただいた。(けいりん事業課)
質問:このパッケージは初めてなのか。
回答:そうである。(けいりん事業課)
質問:このバンク内観戦は例があるのか。これまでに四日市けいりんや他の競輪場でもあるものなのか。
回答:豊橋競輪、川崎競輪などで行なわれている。このレースネーミングとセットにしたのは、恐らく四日市けいりんが初めてではないかと思っている。(けいりん事業課)
質問:S級選手が出る試合というのは、四日市けいりんが開催している中でも、毎回S級選手が登場するわけではないのか。
回答:若干、変動はあるが、年間、7開催が原則になっている。(けいりん事業課)
質問:例えば記念競輪でも対象にするのか。
回答:記念競輪も対象として計画してまいりたい。(けいりん事業課)
質問:1組限定というのは、レースに命名する関係で何組もできないということか。それとも、ロイヤルルームが1部屋しかないからなのか。
回答:ロイヤルルームやレースのネーミングについては、何レースかは可能であるが、特別感を持っていただくことと、バンクの中へ入るので、安全管理をしっかりした上で観戦できるようにということで、とりあえず1組からスタートしようということで考えている。
 

その他

質問:救急搬送の件で伺いたい。松坂市が救急搬送で入院に至らなかった場合、患者から一人当たり7,700円徴収するという方針を固めている。四日市市としては、この方針についてどのようにお考えなのかというところをお聞かせいただきたい。
市長:報道を見て、私も適正利用の観点からは一つの方策であるとは思った。四日市市の救急搬送などが増えているのは確かだが、まだ現場が対応し切れない状況ではないと聞いているので、中長期的に他の自治体の動向を見て、考えていくことになると思っている。
適正利用はしっかりと訴えていかなければいけないので、一石を投じられたなという印象は持っている。
質問:四日市市として今回の能登半島地震を受けて、政策的に災害対策を変えるとか、新年度予算の中で災害対応の予算を増やしたり、変えたりといった考えはあるのか。
市長:この災害対応、とりわけ地震対応は、2011年の東日本大震災のときに大きく方向転換して、中長期的に時間をかけて対策を打ってきた。ここでまた新しい対策をという形ではないが、一つ懸念しているのが、耐震補強であるとか、あとブロック塀の解体とか、そういった補助申請は、だんだん減ってきていた。耐震を満たしてない家屋が減ってきているということもあったと思うが、ここへ来て少し増えてきているので、その予算というのはしっかりと来年度も確保しなくてはいけないと思っている。
これまで、しっかりとやってきたので、特に新しいことを、ということはない。これからの状況次第ではあるが、今のところそういったところである。
質問:その補助が増えてきたというのは、地震を受けてまた増えてきたのか。
市長:地震を受けてである。倒壊のシーンがたくさん報道されるので、耐震補強などの問い合わせは増えているとは聞いているので、例年よりも増やしていこうという方針をとっている。
質問:能登半島地震では地割れとかがすごくて、特に断水が長期化しているケースがある。避難所などで問題になったのはトイレの水が流れずに問題になっていると思うが、今の四日市市の学校などの避難所のトイレは断水になると基本的に使えないものになっているのか。それとも、災害対策用に水が出るようになっているところもあったりするのか。
市長:マンホールとつながるところはマンホールトイレを設置したり、非常用のトイレの備蓄などはしっかりとしてはいる。
質問:実際に現地では、井戸か川の水か分からないが、断水になってもトイレだけは水が流れるトイレがあった。そういうトイレは大丈夫だったが、そうではない公衆トイレは、近所の人が排せつ物を捨てたものが山になって、復旧するのも大変なことになっていた。そういう最新の防災トイレみたいなものは、あるのか。
市長:トイレはすごく課題だということは聞いている。派遣した市職員が帰ってきて、いろいろ情報を得ている。
ただ、本市は避難所が多いので、いいものがあるのが一番だが、それをいかに平等に、多くの避難所に設置できるかという課題もある。できるところからだとは思うが、いろいろ調整していかなければいけない部分もある。
質問:バスタができるとき、防災関係も設けるとのことだが、増強というか、そういうことも検討の中には入ってくるのか。
市長:今から詳細を決めていく段階だが、やはり防災意識の高まりは事実としてある。より防災、減災、災害後の対応につながるような色合いは濃くなっていくと思っている。

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 広報マーケティング課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8階)
電話番号:059-354-8244
FAX番号:059-354-3974

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