コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ
こにゅうどうくん

じんけんフェスタ2023(開催報告)

問い合わせ番号:17013-8890-6433 更新日:2023年 12月 20日

「じんけんフェスタ2023」を開催しました

 「じんけんフェスタ」は、12月4日から10日までの人権週間にあわせて、人権週間記念事業として毎年四日市市文化会館で開催しています。

 新型コロナウイルス感染症対策のため縮小開催を続けておりましたが、今年度はコロナ禍以前の規模に戻しつつ、さまざまな企画を実施しました。
 非常に多くの方にご来場いただき、盛況のうちに無事、終了することができました。

 

【第1ホール】
午前:はもりあコンサート「Gender in Music」
午後:「人権大学あすてっぷ」修了式/人権週間記念映画「ハウ」

 第1ホール午前には、はもりあコンサート「Gender in Music」を開催しました。三重県立四日市農芸高校吹奏楽部「農芸ブラス」がオープニング演奏を行った後、東京女子管弦楽団よりフルート四重奏とトークがありました。

 東京女子管弦楽団は、日本初の女性のみで構成されるオーケストラ楽団です。

 素敵な音楽と共に、音楽業界におけるジェンダーについて講演していただきました。

 午後には「よっかいち人権大学あすてっぷ2023」の修了式と人権週間記念映画「ハウ」の上映を行いました。今年度、積極的に人権学習に取り組まれた27名が修了生となられました。来年度も受講生を募集しますので、興味のある方は是非お申込みください。

 映画「ハウ」は、「ワンと鳴けない保護犬・ハウ と、ちょっぴり気弱な青年・民夫」、二人の出会いから物語が始まります。民夫をはじめ、ハウと出会った多くの人が、ハウと共に過ごす時間の中で、自分の悩みや孤独、悲しみと向き合い、今を生きる力を、今を生きる強さを取り戻していきます。映画を通して、自ら前を向いて生きることの大切さを感じていただけたと思います。

 「生きている限り、人は自ら前を向く、時には何かの力を借りても。」映画を見た皆様がこの先の人生で、悩み苦しみ、次の一歩を踏み出すことができなくなった時、ハウのような強く優しい力に出会えますように。

【第2ホール】
劇「クモばんばとぎんのくつした」

 子ども向けイベントとして、劇団うりんこによる劇「クモばんばとぎんのくつした」を上演しました。なめくじのニュッルがクモばんばの不思議な編み物屋を手伝い、一緒に過ごしながら、自分の良さを見つけていく物語です。劇を見た人たちがニュッルのようにありのままの自分を認め、皆と協力して未来を切り開いていくことを願っています。

【第3ホール】
人権啓発DVD上映会「公正採用を目指して」

 第3ホールでは、公正採用に関するDVDを上映しました。ホール前では、公正採用に関する展示も行いました。

 「就職」は、一人の人間にとって、生活の安定や社会参加を通じての生きがい等、生きていく上で極めて重要な意義をもつものであり、人生を左右しかねない重大な決定にかかわるものです。労働者の採用選考に当たっては、何よりも『人を人としてみる』人間尊重の精神、すなわち、応募者の基本的人権を尊重することが重要です。
 DVDを見ていただくことで、こうした公正採用の考えを理解していただけたと思います。

【第4ホール】
「絵の本ひろば」/市内の各学校・園による展示

 「絵の本ひろば」ではたくさんの絵本が並び、絵本を手に取ってゆっくり観賞いただく場となりました。

 また、市内の保育園・幼稚園・こども園による人権に関する取り組みや、小中学校の児童生徒によるポスター作品を数多く展示しました。児童生徒の作品の発表の場となり、入場された皆さんに鑑賞いただきました。

【展示棟】
市民団体や関係機関による展示・体験/福祉団体による物品販売

 第1展示室では、各地区の人権教育推進協議会や市民団体などさまざまな団体や四日市市の人権の取り組みの展示、こども体験コーナーを行いました。また、人権擁護委員より、第3会議室での人権相談に加えて、中学生人権作文の表彰式なども行われました。

 第3展示室では、市内の福祉団体等による物品販売があり、施設利用者と参加者とが交流する様子がありました。

 また、1階のホワイエでは「生命のメッセージ展」が開催されるなど、展示棟では多くの来場者でにぎわいました。 

 

  参加者にご回答いただいたアンケートの一部をご紹介します。

  • 「ハウ」の映画にあったように人間の孤独、孤立といった問題を考えるよい機会となりました。なかなか感動したよい映画でした。こんな、すばらしい映画をみせて頂きまして、ありがとうございました。(50代)
  • 「音楽業界におけるジェンダー」について、考えたことがありませんでした。東京女子管弦楽団の代表の方のお話を聞き、ハッとさせられました。身近だけれど、気付いていないジェンダーの問題について、知ることができました。(40代)
  • じぶんにはじぶんのいいところがあるんだなと思いました。(10歳未満)
  • 5才の娘と来ました。いのちのメッセージ展で、いのちという字を見て、「いのちって何」と娘。「生きてるってことだよ。いのちがある。」「じゃあ、この子はいのちがないってこと。〇〇ちゃん(自分)にはいのちがある。ママにもいのちがある。この子といっしょにあそびたかったなと話しました。(30代)
  • 市として、年間通じて、人権問題に取り組んでもらっていることがいいと思います。子どもから高齢者まで、年代幅広く(対象に)啓もう活動していると感じています。様々な人権について理解を深められたことがよかったです。(60代)

 「人権の世紀」といわれる21世紀に、この「じんけんフェスタ」が人権意識を育み、明るい地域社会をつくるきっかけになれば幸いです。

「じんけんフェスタ2023」の様子

「よっかいち人権大学あすてっぷ」修了式

「はもりあコンサート」の様子

© 2022「ハウ」製作委員会

「中学生人権作文表彰式・朗読会」の様子

「こども体験コーナー」の様子

このページに関するお問い合わせ先

総務部 人権センター
三重県四日市市諏訪町2番2号(総合会館7F)
電話番号:059-354-8609
FAX番号:059-354-8611

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
情報は役に立ちましたか?