令和05年11月30日　記者会見資料　中央通りにおけるスポーツ庁モデル実証事業の実施について

問い合わせ番号：17012-1707-0022 更新日：2023年 11月 30日

　スポーツ庁では、地域におけるスポーツ環境を確保、充実していくために、いわゆる「スポーツ施設」以外にも気軽にスポーツのできる場を新たに作り出すため、公園・歩行空間・広場といったオープンスペース等の活用に取り組んでいます。こうしたなか、歩行空間のスポーツへの活用に向けたモデルを構築するため、スポーツ庁と本市が連携し、本市の中央通りにおけるスケードボードパークの取り組みを活かしたモデル実証事業を実施する運びとなりました。

　今後モデル実証事業を実施するため、昨年度の賑わい創出社会実験「はじまりのいち」にご協力いただいた方々とともに、ワークショップを開催し、歩行空間が地域でより活用されるスポーツの場となるよう、コンテンツや仕組み等を具体化するとともに、実証事業の開催期間等について、検討を行います。

記

１．モデル実証事業の要旨

　スポーツ庁では、第３期スポーツ基本計画（令和4年3月）を策定し、地域スポーツ環境の充実のため、『地域において誰もが気軽にスポーツに親しめる場づくりの実現』を目指している。東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、国民の「スポーツ」への関心の高まりは、「みる」だけではなく、自らも「する」機運につながりつつあり、誰もが気軽にスポーツに親しむ「場」の確保・充実が求められている。そのため、従来のスポーツ施設に固執せず、既存のオープンスペース等を「スポーツの場」に変えることで、施設の老朽化や財政制約に捉われない持続可能な地域スポーツ環境づくりに取り組む必要がある。今回のモデル実証事業では、地域のさまざまな関係者が連携して安全なスポーツ環境の創出に試行的に取り組み、課題を明らかにし、その解決策やプロセスを全国に周知し、展開を図るものである。

01事業要旨