令和05年10月24日 記者発表資料 四日市市所有地における地下水汚染について
問い合わせ番号:16980-3460-0366 更新日:2023年 10月 24日
1.発表内容
令和5年10月23日、三重県生活環境の保全に関する条例第72条の4第1項に基づき、四日市市(諏訪町1番5号 四日市市長 森智広)から、けいりん事業課所管地(四日市市大字羽津字古新田2816番1)において、地下水汚染を発見した旨の届出がありました。
届出によると、当該地において自主的に土壌及び地下水を調査したところ「クロロエチレン」が地下水基準を超過しました。当該地では過去に事業所が立地していましたが、使用履歴は不明であり、四日市市が土地を取得した後も使用履歴はないことから、汚染原因は不明です。
基準を超過した有害物質及び検出された濃度は次のとおりです。
<地下水>
物質名 |
最大検出濃度 (地下水基準の倍数) |
地下水基準 |
クロロエチレン | 0.038mg/L(19倍) | 0.002mg/L |
2.対応方針
(1)10月24日に現地確認を行います。
(2)地下水モニタリングを継続して実施するように、けいりん事業課に指導済みです。
(3)地下水汚染が到達する可能性のある範囲において環境政策課が井戸の有無を調査します。
【参考】「クロロエチレン」
揮発性有機塩素化合物の1種で、無色透明の液体です。一般に塩化ビニル、塩ビなどの名前で呼ばれており、主にポリ塩化ビニルなどの樹脂の原料として使用されています。
人体への影響としては、発がん性があるとされており、急性ばく露による障害ではめまい、羞明、嘔吐、見当識障害等の自他覚症状を伴う中毒症状のほか急性の高濃度ばく露による中毒症状としては、不整脈、虚脱、 意識喪失が報告されています。
別紙 【PDF(PDF/731KB)】
【問い合わせ先】
四日市市 環境政策課(担当:大気水質係 中尾、浦) 電話:059-354-8189