令和05年10月06日 記者発表資料 自然共生サイト「吉崎海岸」の認定について
問い合わせ番号:16965-6965-9149 更新日:2023年 10月 6日
本市楠地区に位置する「吉崎海岸」では、ボランティアや地域づくり団体等の活動により外来植物の駆除による希少植物の保護や海洋ごみの清掃活動などが行われています。
環境省では、生物多様性を積極的に保全するために、令和5年度から自然共生サイト認定制度を開始したことから、同制度に申請したところ、日頃の環境保全活動の取り組みが認められ、自然共生サイトとして認定されました。
申請者:四日市市、楠地区まちづくり検討委員会、NPO法人四日市ウミガメ保存会
1.今後の予定と方針
(予定)10月25日(水) 自然共生サイト認定証授与式 場所:東京都(会場未定)
(方針)今後は「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として国際データベースに登録されることとなることから、本市における貴重な砂浜海岸での活動を市内外に積極的に発信することに加え、より一層の保全活動を充実させてまいります。
2.自然共生サイトとは
生物多様性条約第15回締約国会議(CBD-COP15)において、2030年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。
我が国では、世界目標を踏まえ、2023年3月に「生物多様性国家戦略」を改定し、2030年までに生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」や同年までに陸と海の 30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標(30by30目標)を国内目標として位置づけました。
そのような中、環境省では、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」に認定する制度を令和5年度から開始しました。そして、「自然共生サイト」認定区域のうち、保護地域との重複を除いた区域については、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録することとしています。
問い合わせ先
環境政策課 内糸、小川、西村(TEL 059-354-8188)