「よっかいち人権大学あすてっぷ2023」 第６回講座（報告）

第６回「性的マイノリティをめぐる人権と法」                                         講師：四日市大学 副学長・総合政策学部教授　小林　慶太郎さん

 9月2日(土)あすてっぷ2023 第６回講座を開催しました。今回は講師に、四日市大学　副学長　総合政策学部　教授　小林慶太郎さんをお迎えし「性的マイノリティをめぐる人権と法」についてご講演頂きました。ＬＧＢＴなどの性的マイノリティの基礎的なお話から現在の法制度をめぐる動き、現状や課題について当事者の声などを非常に分かりやすく解説していただきました。

 　　＜講座の様子＞

アンケートから（原文のまま）

◇　性の問題は小さい頃から疑問に思うことがありました。私自身、スカートが嫌いで制服も苦手でした。なぜ着ないといけないのか。当時の生指の先生と言い合いになり反抗していたことがありました。今は制服も自由に選べるようになり、以前よりは住みやすくなったかなと思いますが、まだまだ課題はあります。誰もが住みやすい生きやすい社会になるために自分のできる事を見つけて行動しようと思います。（30代）

◇　社会の中で他者と足並みを揃えたり、自己主張をしすぎないことが美徳とされるような風潮が日本にはあります。ただ、それが行き過ぎて、ありのままの自分を表現できない。生きづらい国になっていくのは悲しいことだと思います。人には様々な生き方があって、様々な表現があることにもっと寛容になっていきたいな。と改めて感じました。（50代）

◇　何となくしか分からなかった事がよく理解出来ました。多様性を受け入れてマイノリティの人々の人権を認めて暮し良い生活が出来ると良いなあー、とつくづく思いました。無関心や知識が無いのは良くないと思いました。（70代）