令和05年08月30日 記者会見要旨
問い合わせ番号:16939-6273-4215 更新日:2023年 8月 30日
市長定例記者会見
日時
令和5年8月30日(水曜日) 午前11時00分~
場所
本庁6階 本部員会議室
出席者
報道機関
朝日新聞、NHK、CTY、時事通信、中日新聞、毎日新聞、三重テレビ、読売新聞、
(Youよっかいち)
市側
市長、中野文化課長、葛山文化課長補佐、秦広報マーケティング課長
発表事項1.市指定文化財「旧四郷村役場」のリニューアルオープンに向けた関連イベントの開催について
市長:市指定文化財「旧四郷村役場」のリニューアルオープンに向けた関連イベントを開催する。
築100年を迎え、リニューアルオープンということで今、取り組みを進めている旧四郷村役場は、今年の3月末に耐震補強・復元修理工事を完了した。
その関連イベントの第一弾として、5月には工事関係者による座談会や現場見学会を実施した。そして、現在、館内展示などの整備を鋭意進めている。これまではリニューアルオープンの時期を今年の秋以降という形で表現していたが、来年3月のリニューアルオープンを目指し、取り組みを進めている。
その機運を盛り上げる関連イベントの第二弾ということで、四郷ふるさとの道ウォーキングを開催する。例年開催していたイベントではあるが、コロナ禍で過去2年間は実施をしていない、恒例のウォーキングイベントを3年ぶりに再開する。旧四郷村役場がリニューアルオープンと併せて機運を盛り上げていくイベントにしていきたいと考えている。
実際に、四郷ふるさとの道ウォーキングを実施日は10月21日である。5つのコースを想定している。AからEコース全てのコースに文化課の職員が同行し、解説をしていきたい。
四郷地区は、四日市、そして日本の近代産業の発展を支えてきた象徴的なエリアであり、さまざまな産業の遺産、地域の文化財が残っていて、歩いていて非常に楽しい、またさまざまな歴史に触れることができるエリアになっている。
AからEコース、5つあるが、具体的には歩くコースは2つで、健脚コースとのんびりコースの2つのルートを想定している。健脚コースは約5キロで、西日野駅からスタートして旧四郷村役場、渋沢栄一に関する石碑、また神楽酒造さん、吉田神社、懐石白梅というコースになる。このAとBの違いは、Aはあすなろう鉄道に乗ってもらおうということで、あすなろう四日市駅に集合して、あすなろう鉄道で西日野駅に移動してから歩き始めるのと、直接西日野駅からスタートするというコースがある。これがAコース、Bコースである。
また、のんびりコースは3キロコースで設定をしているが、これも西日野駅から東日野、公民館、顕正寺、日野神社、小左衛門像、渋沢栄一に関する石碑、そして旧四郷村役場、懐石白梅というコースとなっている。さまざまな伝統文化にも触れることができる。
これもC、D、Eコースに分かれており、西日野駅集合はDコース、あすなろう四日市駅に集合し、あすなろう鉄道で西日野駅に移動してからのコースを2つ、Cコース、Eコースで時間を分けて設定をしている。
ゴールが懐石白梅となっており、昼食にウォーキング特別メニューを用意している。この特別メニューのみになるが、これは申し込み時に希望を取る。
5つのコースがあるが、1コース20人で100人を予定している。参加料無料で、昼食を取られる方だけ昼食代がかかる。あと、あすなろう鉄道の乗車賃も自己負担となる。
申込み期間が9月1日からで、ホームページに詳しく掲載している。申し込みフォームでの申し込みとなる。文化財ホームページをご覧いただきたい。往復はがきかeメールでも受け付けている。
先ほど述べたように、四郷地区にある文化財や町並みなどのよさや魅力に触れてもらう絶好の機会である。ぜひとも3月のリニューアルオープンに向けて機運を盛り上げていきたいと思っているので、多くの方のご参加をお待ちしている。
質疑応答
質問:リニューアルオープンとウォーキングに向けて、どういうイベントになるか、一言お願いしたい。
市長:築100年を超えた旧四郷村役場は市の指定文化財にも指定されている。そのリニューアルオープンがいよいよ3月に迫ってきた。このリニューアルオープンに向けて機運を醸成するウォーキングイベントを実施するので、ぜひとも多くの方にご参加いただいて、四郷の町並みや歴史を感じていただければと思っている。
質問:建物の空間的なところで何か変わったのか、それとも従来のものを維持しているのか。修復後どうなったかを教えていただきたい。
回答:工事は、基本的には耐震補強・修理工事である。以前は1階の利用に制限をしていたが、耐震補強工事を終えて、2階も使えるようになる。
耐震補強の修理工事で少し建物の姿も変わったところがあり、外観では色を昔の色に戻して少し変わった。
中身も1階だけの展示にとどめていたものを、2階まで展示スペースを広げて、より見やすくするような展示にさせていただきたいと思っている。(文化課)
市長:今、展示などの整備を進めて、3月にリニューアルオープンということを今日明示させてもらった。リニューアルオープンの際には、その内容について、ご報告できればと思っている。充実した展示にしようと思っていて、四郷の歴史であるとか、先ほどお話ししたような時代の流れとか、伊藤伝七さんの関係のものとか、いろいろ展示をしていこうと思っている。
その他
質問:市長がロングビーチ市に訪問されてのご感想などお伺いしたい。
市長:今年、本市とロングビーチ市は姉妹都市提携60周年という節目の年を迎えた。この60年の歴史というのは非常に重い。YEFという英語の先生もロングビーチ市から多く来てもらっている。相互学生・先生方の交流、トリオという事業も行っている。また、地球環境塾、天津市も入れて3都市で、四日市で地球の環境について学ぼうという取り組みも行っているし、さまざまな取り組みがある。非常に充実した取り組みが進んでいるので、これからも継続していきたい。
ロングビーチ市のリチャードソン市長、姉妹都市協会の方々と再度姉妹都市として、しっかりと関係を構築し、きずなを深めていこうという心合わせをできたのは、非常に大きなことであった。私も初めてロングビーチ市にあるヨッカイチ・フレンドリーシップ・ガーデンという公園を訪問させてもらった。本市にもロングビーチ公園があるが、ロングビーチ市にも四日市市フレンドシップガーデンという公園があり、そこに過去からの四日市からの寄贈品などが展示してあり、今回寄贈した友好関係を象徴するプレートも、設置されている。
ロングビーチ市の取り組みへの理解も深めることができたし、一方で我々もしっかりとロングビーチ市の皆さんとつながっていくということを自分自身も確認できたので、非常に有用だったと思っている。
また、11月頃にロングビーチ市長を含めた関係者が本市にお越しいただく予定になっている。そういったところでも相互の交流が深まっていくと思っている。
質問:11月の、詳細な日程は決まっていないのか。
市長:今、調整中であるが、できればB-1グランプリの前後で来ていただきたいと思っている。ご当地グルメを堪能していただきたいと思うし、一番盛り上がっている時期に四日市を感じていただきたいとも思っている。
質問:福島第一原発の処理水の関連で、日本全国に中国から嫌がらせの電話が入っているが、四日市市で何か迷惑電話があったとか、そういうことはないか。
市長:本市でも文化会館に数件あったという報告は受けている。それを受けて、全庁的に迷惑電話があったかどうかという調査をしている段階である。関東の自治体のような、業務がとまるような程度ではないが、少なくともあったということは確認している。
質問:処理水の放出で四日市市政への影響は、いまのところないということでよかったか。
市長:そうである。特に影響があったということは聞いていない。
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