コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ
こにゅうどうくん

トップ > 市政全般 > 広報 > 記者発表・会議案内 > 記者発表資料 > 令和5年度(令和5年4月~令和6年3月) > 令和5年8月 >令和05年08月10日 記者発表資料 日本アエロジル株式会社四日市工場における土壌汚染について

令和05年08月10日 記者発表資料 日本アエロジル株式会社四日市工場における土壌汚染について

問い合わせ番号:16915-6497-6808 更新日:2023年 8月 10日

1.発表内容

 令和5年8月9日、三重県生活環境の保全に関する条例第72条の4第1項に基づき、日本アエロジル株式会社(東京都新宿区西新宿二丁目3番1号 取締役社長 フロリアン・キルシュナー)から同社四日市工場(四日市市三田町3番地)において、土壌汚染を発見した旨の届出がありました。
同社が工場敷地内において新プラントを建設するにあたり自主的に土壌を調査したところ「砒素及びその化合物」が土壌溶出量基準を超過しました。同工場では砒素及びその化合物の使用履歴がなかったことから、土壌汚染の原因は不明です。

 基準を超過した有害物質及び検出された濃度は次のとおりです。
 

<土壌調査結果(溶出量)>

物質名

最大検出濃度
(土壌溶出量基準の倍数)

土壌溶出量基準
砒素及びその化合物 0.012mg/L(1.2倍) 0.01mg/L

 

2.対応方針

(1)8月10日に現地確認を行います。
(2)汚染が確認された地点は、シート養生により雨水浸透防止措置を講じたと事業者から報告を受けたため、現地にて対応状況を確認します。
(3)事業者に対して、土壌汚染対策法に準じて工事予定地で土壌調査を行うとともに、工場敷地 境界において地下水調査を実施するよう指導しています。
(4)事業者に対して、汚染土壌については、土壌汚染対策法に準じて適正に処分するよう指導しています。

【参考】
「砒素」
 砒素は、地殻の表層部には重量比で0.0005%存在し、水中や土壌中、大気中に広く存在している、金属光沢のあるもろい灰色の固体です。その化合物は、花火の着色剤や半導体、赤色の発光ダイオードの原料などとして利用されています。急性の中毒症状としては、めまい、頭痛、四肢の脱力、全身疼痛、麻痺、呼吸困難、角化や色素沈着などの皮膚への影響、下痢を伴う胃腸障害、腎障害、末梢神経障害が報告されています。
 

別紙 【PDF(PDF/479KB)

 

【問い合わせ先】 
四日市市 環境政策課(担当:大気水質係 中尾、浦) 電話:059-354-8189

このページに関するお問い合わせ先

環境部 環境政策課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎5F)
電話番号:059-354-8188
FAX番号:059-354-4412

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
情報は役に立ちましたか?