手足口病に注意しましょう!
問い合わせ番号:16898-3135-3103 更新日:2024年 6月 27日
手足口病が流行しています
令和6年6月12日 手足口病が流行しています(三重県感染症対策課)
三重県の2024年第23週6月3日(月)から6月9日(日)までの1定点医療機関当たりの患者報告数が8.67人となり、警報レベル(1定点医療機関当たり「5」)を超えました。
これは、大きな流行が発生または継続していることが疑われることを意味します。
今後さらに患者数が増加する可能性がありますので、注意しましょう。
手足口病について
手足口病は、口の中や手足などに水疱性の発疹があらわれる、急性ウイルス感染症です。
子どもを中心に、主に夏に流行します。
三重県では、2013年(定点医療機関当たりの年間患者数138.2人)、2017年(同121.2人)、2019年(同124.9人)に大規模な流行がありました。
病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスです。
症状
-
感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます(発疹は1週間~10日で自然に消えていきます)
- 発熱は約3分の1にみられますが、38℃以下のことがほとんどです
- まれに、髄膜炎、脳炎、心筋炎、急性弛緩性麻痺などの合併症が起こることがあります
高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこがでない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
感染予防のポイント
手足口病のウイルスは、感染者の鼻水や便などの中に含まれています。咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込んだり、手指を介してウイルスが口の中に入ったりすることで感染します。
以下のことに注意して、感染予防に努めましょう。
- 流水と石けんで手を洗いましょう。
- タオルの共用は避けましょう。
- 感染した乳幼児のおむつ交換時には、排泄物を適切に処理し、処理後もしっかりと手洗いをしましょう。
発生状況(三重県感染症情報センターより)
四日市市 | 三重県 | 全国 | |
---|---|---|---|
2024年第23週(6月3日~6月9日) | 1.29 | 8.67 | 3.83 |
2024年第24週(6月10日~6月16日) | 2.43 | 10.91 | 4.73 |
2024年第25週(6月17日~6月23日) | 5.71 | 16.36 |
三重県の手足口病定点当たり患者届出数
定点とは、発生状況を知るために県が指定した医療機関で、県内45医療機関(うち四日市市7医療機関)あります。
関連リンク
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