令和05年07月12日 記者発表資料 中部電力パワーグリッド株式会社変電所建設予定地他における土壌汚染について
問い合わせ番号:16890-4305-1015 更新日:2023年 7月 12日
1.発表内容
令和5年7月11日、三重県生活環境の保全に関する条例第72条の4第1項に基づき、中部電力パワーグリッド株式会社〔名古屋市東区東新町1番地 代表取締役社長執行役員 清水隆(※)一(※隆は「生」の上に「一」)〕から、変電所建設予定地(四日市市垂坂町地内)及び送電線埋設予定地付近(四日市市伊坂町、中村町、平津町、萱生町地内)において、「砒素及びその化合物」による土壌汚染を発見した旨の届出がありました。
同社が変電所建設工事等に先立ち、自主的に土壌調査を実施したところ、別紙1の土地において「砒素及びその化合物」が土壌溶出量基準を超過しました。なお、当該事業者において土地履歴を調査した結果、「砒素及びその化合物」の取扱はないことから、汚染原因は不明です。
基準を超過した有害物質及び検出された濃度は次のとおりです。
<土壌調査結果(溶出量)>
物質名 |
最大検出濃度 |
土壌溶出量基準 |
砒素及びその化合物 | 0.031mg/L(3.1倍) | 0.01mg/L |
※詳細は別紙2のとおり。
2.対応方針
(1)7月13日に現地確認を行います。
(2) 汚染が確認された地点の下流側(概ね250mの範囲)における飲用井戸の有無を調査します。
【参考】
「砒素」
砒素は、地殻の表層部には重量比で0.0005%存在し、水中や土壌中、大気中に広く存在している、金属光沢のあるもろい灰色の固体です。その化合物は、花火の着色剤や半導体、赤色の発光ダイオードの原料などとして利用されています。急性の中毒症状としては、めまい、頭痛、四肢の脱力、全身疼痛、麻痺、呼吸困難、角化や色素沈着などの皮膚への影響、下痢を伴う胃腸障害、腎障害、末梢神経障害が報告されています。
別紙 【PDF(PDF/1998KB)】
【問い合わせ先】
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