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こにゅうどうくん

令和05年06月29日 記者会見要旨

問い合わせ番号:16886-9038-6538 更新日:2023年 6月 29日

市長定例記者会見

日時

令和5年6月29日(木曜日) 午前11時00分~

場所

本庁6階 本部員会議室

出席者

報道機関

伊勢新聞、NHK、共同通信、CTY、時事通信、中日新聞、毎日新聞、三重テレビ、読売新聞、

(Youよっかいち)

市側

市長、蟹江道路建設課長、本郷道路建設課予防保全係長、小島道路建設課予防保全係主幹、

杉本こども未来課長、大熊指導課主幹、秦広報マーケティング課長
 

発表事項1.市道西阿倉川62号線が十字交差点として通行できるようになります

市長:まず1つ目、市内は渋滞が多いとよく言われるが、その渋滞の象徴的な変則交差点、クランクの交差点がまた1つ解消される。タイトルのとおり、「市道西阿倉川62号線が十字交差点として通行できるようになります」ということ。
西阿倉川万古線と山手から来る西阿倉川62号線、そして野田のほうからは市道阿倉川野田線が走っている。市道西阿倉川野田線と西阿倉川62号線が交差するところがクランクになってしまっているため、朝夕の渋滞が激しい交差点となっている。ここはクランクになっているがゆえに、東西の信号1つと南北の交差点に1つずつ、計3つの信号があるところが、7月1日から十字交差点で、信号が2個になる。おのずと青の時間が長くなることから、渋滞解消につながる。
 これは7月1日からだが、6月30日の22時頃から信号機の切替え工事を行う。この切替え工事の完了次第、日をまたいで夜間中に十字交差点での通行ができるようになる。
 ただ、雨天などの気象状況により工事に遅延が生じた場合は延期になる。この信号機の切替えと同時に区画線を引き直す作業もある。雨が降っていると、区画線は引けないので、おのずとずれ込んでしまう。天気予報では微妙なところで、もし引けなかった場合は翌日に延びることになる。
 十字交差点として通れるようにはなるが、引き続き側溝やガードパイプの整備、舗装の最終仕上げなどを残す状況になるため、工事完了は秋頃になる。ただ、通行は可能になり、市民が車で通行する上では非常に利便性が高まることから、7月1日をタイミングとして、今日の報告となった。渋滞が多い四日市と言われてきたが、昨年は県事業で国道477号バイパスの新尾平橋北交差点のクランク交差点が十字交差点になった。一般的によく言われる象徴的なクランク交差点が十字交差点化されている状況で、少しでも市内の渋滞解消につながればと思っている。
 まだまだ渋滞箇所は多いので、引き続き道路整備や交差点改良を行いながら、少しでも渋滞解消に努めていくため、これからもさまざまな取り組みを実施していく。

質疑応答 

質問:この工事はいつから行われていたのか。
回答:平成27年度から調査・測量に入り、工事着手は令和2年度からになる。(道路建設課)
質問:渋滞を表す指標、例えばピーク時で何台とか、何メートルとか、そういったものは何か取っているのか。
回答:平成27年度当初の調査時、渋滞の長さのマックスは夕方6時前後で四百数十メートルであった。(道路建設課)
質問:西阿倉川万古線の西側交差点ということで、堀木方面へ向かう方か。
回答:その通りである。工業団地の方からの交通が多かったということである。(道路建設課)
 

発表事項2.「こどもまんなか応援サポーター」を宣言します

市長:2項目、「こどもまんなか応援サポーター」を宣言しますということで、実は今日は宣言するのではなく、宣言するということの告知である。
 4月からこども家庭庁が発足し、こども中心の国をつくっていこうということだが、このたび本市としてもこども家庭庁が推進するこどもまんなか応援サポーターとしての宣言をしていこうというところである。
 まず、こどもまんなか応援サポーターとは何かというと、資料2ページ目、その他の(1)に記載のとおり、こども家庭庁が令和5年5月2日から募集を開始した制度であり、こどもまんなか社会の実現に向けた取り組みの一環として、こどもや若者に対して何ができるかを考える社会的な機運醸成を目的としたサポーター制度である。民間企業、団体、自治体に賛同を募っているところである。
 この宣言をするということは、こどもまんなかアクションを取り入れていくということで、こどもまんなかとは何かというと、資料1ページの真ん中辺りで、どんなこどものことも考えるとともに、こどもや若者の意見を聴き、その意見を尊重し、こどもや若者にとってよいことは何かを考え、自分ができるアクションを実践していくことと定義されている。
 その中のアクションとして、こどもの意見をしっかりと聴いて、政策につなげていく。こういった取り組みを本市も国のこども家庭庁の趣旨に賛同して宣言を行うということ。ただ宣言を行うだけでなく、実際に7月7日に橋北中学校で生徒の提言を聴こうということである。こどもまんなか応援サポーター宣言の発表に合わせ、こどもまんなかアクションとして四日市市立橋北中学校3年生からこども政策提案をしていただく。
 橋北中学校は第15回キャリア教育に関する文部科学大臣表彰を受賞しており、キャリア教育の取り組みでは全国でも先進的な評価をいただいている。その橋北中学校が今年度の修学旅行の際にこども家庭庁を訪問し、こども政策提案を実施している。このことが全国で初めてのことであり、こども家庭庁の方々に好評であった。その後、こども家庭庁からフィードバックもいただいている。
 実際に橋北中学校の生徒の政策提案は、2ページ目上段、6班に分かれ6項目である。修学旅行が終わってから、こども家庭庁からのフィードバックがあり、さらにブラッシュアップしたものの報告会を地元で開くというタイミングに私も同席させていただく。そして、橋北中学校のこどもたちのブラッシュアップされたこども提案を受け入れるというタイミングで「こどもまんなか応援サポーター」の宣言を行うことになっている。
 本市も、「子育てするなら四日市」、「教育するなら四日市」として、子育て・教育には相当力を入れてきた。今回、このこどもまんなか応援サポーターの宣言はもちろんだが、この宣言に結びつけてもらった橋北中学校の子どもたちにはありがたいと思っている。ちなみに、県内初の応援サポーターの宣言なので、県下でも本市がこども応援をリードしていける自治体になっていけるように、これからも頑張っていきたい。

質疑応答

質問:こどもまんなか応援サポーター宣言は、四日市として宣言するのか。
市長:そのとおりである。市として宣言する。
質問:具体的には、宣言をして、今後どういうことをやっていきたいのか。
市長:まず、こどもの意見を聴いて、それを政策に結びつけていくことがこども家庭庁の趣旨なので、今回橋北中学校の生徒が6班に分かれて提案する。これを橋北中学校だけでなく、さまざまな機会に子どもたちに意見を聴く場をこれから設けていこうと思っている。そのきっかけが橋北中学校で、これからどうしていくかはいろいろ検討していきたい。
質問:具体的には橋北中学校のような取り組みをほかの学校にもというのも一つの選択肢なのか。
回答:子どもの意見聞き取りということで、こども家庭庁からもさまざまな手法でと示されているので、今回の橋北中のように直接対面で子どもたちから聞き取るという方法もあるし、その他いろんなやり方があるので、これから検討もしたい。
質問:橋北中学校3年生の26人は、例えばどこかのクラスなのか、クラブに所属しているのか、どういった26人なのか教えてほしい。
回答:橋北中学校の3年生が26人なので、3年生1クラス全員である。(こども未来課)
質問:橋北中学校の生徒がこども家庭庁を訪問したのは全国初という話だが、修学旅行で訪問するのが全国初なのか、中学生がこども家庭庁を訪問したのが、そもそも発足したてなので全国初なのか、そこのところを確認させてほしい。
回答:修学旅行でと聞いているが、確認させてほしい。(こども未来課)
質問:訪問したのはいつか。
回答:5月30日である。(こども未来課)

 

その他 

質問:花火大会について、先日の実行委員会で本年度は実施せず、2年後の再開に向けて検討を重ねるという方針が出されたが、その方針について市長の考えを教えてほしい。
市長:霞ヶ浦地区で恒例の花火大会をしてきたが、港湾、事業所の関係などで、その場所での開催は昨年度で終わりとなった。今後どうしていくのかという議論の中で、実行委員会で2年後の令和7年度、四日市花火大会の再開を目指すという形で意思決定がなされたことは、私としてもうれしい。やはり花火大会の再開を求める声は多かったので、私としても何とか再開したいと思っていた。
 ただ、すぐに新しい場所でできるという簡単なものではないので、安全面、さまざまな関係者の理解の下、計画していかなければならない。どういうふうに進めていこうかというところだったが、さまざまな関係者の意向もあり、2年後に向けて頑張っていこうと。
 令和6年度は試験的な花火の打ち上げや、大会実施に向けた計画を策定するなど、ワンクッション入れての2年後となった。場所を決めることが大事で、試験的な打ち上げをするにしても場所の決定が必要であり、来年度当初予算に向けて、何とか関係者のご理解をいただきながら場所を特定し、来年度の試験的な打ち上げに向けて計画を練っていきたい。そして、何とか2年後、新しい場所での花火大会再開を実現したい。
質問:市の案として6カ所出され、そこがいずれも少し難しいだろうというかなり厳しい結果だったが、本年度はどこまで再開に向けた動きをするのか。動きの目標はあるのか。
市長:まずは場所をある程度決めていかなければいけないので、場所についてある程度固めることが目標である。とにかく今年度は関係者との調整を図りたい。
 以前6カ所挙げて、全てあまり適さないということだった。霞ヶ浦地区のような規模でやると難しいが、やり方などを少し変えていけば、そこでできる範囲での花火大会は可能だと思う。どういうふうにやっていくかということと、どういう場所にしていくかが今年度の大きな動きになってくる。
質問:ハーフマラソンの内容について報道もあるが、今の状況について教えてほしい。
市長:今回議会でも説明したが、ハーフマラソンを実施していくということで動き出しているが、直近で示したコースの渋滞調査を行ったところ、結果が大変厳しいものになった。本市は三重県の南北の交通の中心部にあるので、国道1号を長時間通行止めにすることが、三重県全体のみならず近隣県まで影響を及ぼすという結果が出てきた。果たしてこの状況を踏まえて実行していくのかというところが非常に厳しい状況になり、一度立ち止まらないといけない局面にある。どういった形に修正していくのか、視野を広くして検討していかなければならない状況なので、当初予定していた来年の秋から春にかけての開催が極めて厳しい。
 しかし、これをもって、駄目、無理というわけではなく、何か工夫し、知恵を絞って、いい形に持っていけないか模索している。当初の予定どおりでは厳しいが、これをどういうふうにしていくのか、これから時間をいただきたい。
質問:ハーフマラソンという形を変える可能性ももちろんあるということだが、現状では開催に向けた市長の思いが強くあったと思う。その点、開催の形を変える可能性もあり得るということか。
市長:やりたい思いはあるが、マイナスの影響が大き過ぎるという事実が分かってきたので、そのまま突っ込んでいくことは難しい。国道1号を3時間ぐらい止めないといけないので、それはすごい影響が出るという結果になった。何とか工夫してやっていきたいとは思っているが、どういうコンセプトにしていくのかも踏まえ、庁内で議論していきたい。
 

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 広報マーケティング課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8階)
電話番号:059-354-8244
FAX番号:059-354-3974

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