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腸管出血性大腸菌感染症(O157、O26など)に注意しましょう!

問い合わせ番号:16872-3444-6805 更新日:2024年 6月 19日

腸管出血性大腸菌について

大腸菌は、人や動物の腸内にいる細菌です。ほとんどは無害ですが、なかには、ベロ毒素という毒素をつくり、下痢や血便、腹痛などを起こす腸管出血性大腸菌があります。代表的なものは、「O-157」「O-26」「O-111」などです。

気温が高くなる初夏から初秋にかけては、腸管出血性大腸菌による食中毒や感染症に特に注意が必要です。

症状

水様性下痢、腹痛、血便(便に血が混じる)、発熱、吐き気、嘔吐  など

感染してから症状が出るまでの期間は、おおよそ3~8日です。
症状のある人の6~7%の方が、溶血性尿毒症症候群(HUS)*や脳症などの重症合併症を発症するといわれています。

*HUS:溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome) 
毒素により腎臓が傷害されて発症する、溶血性貧血、血小板減少、腎機能の障害の3つを特徴とする状態です。初期症状には、顔色不良、乏尿、浮腫(むくみ)、意識障害等があります。
子どもと高齢者は特に注意が必要です。

症状がみられたら、自分の判断で下痢止めなどを服用せず、医療機関を受診しましょう。 

感染経路

経口感染(口から菌が入ることによって感染)します。以下の2つの場合があります。

  1. 菌に汚染された飲食物を食べて感染 ≪食中毒≫
  2. 菌のついた手で触った物を介して、人から人へ感染を拡げる場合 ≪感染症≫

 

予防方法

  • こまめに手洗いをしましょう。
    特に、調理の前、食事の前、トイレの後などは、せっけんと流水で手洗いをしましょう。
  • この菌は熱に弱く、75℃以上で1分間加熱すれば死滅します。
    加熱不足の肉を食べるのはやめ、中心部まで十分に加熱してから食べましょう。
  • 焼肉を食べるときは、生肉を取る箸と食べる箸を分けましょう。
  • 野菜は、よく洗って食べましょう。
    ブロッコリーやカリフラワー等の形が複雑なものは、熱湯で湯がきましょう(100℃の湯で5秒間程度)。
  • 調理した食品はすぐに食べましょう。 

四日市市内の腸管出血性大腸菌感染症の発生状況

令和6年5月28日現在

R2 R3 R4 R5 R6
患者 7 1 7 4 2
保菌者 1 2 7 4 1
計(感染者) 8 3 14 8 3

※保菌者:症状はないが、ベロ毒素を作り出す腸管出血性大腸菌を保有している方。

※三重県内の発生状況については、三重県感染症情報センターホームページを参照してください。

 

関連リンク

 

お問合せ先

感染症のことについて
四日市市保健所 保健予防課
TEL:059-352-0595  FAX:059-351-3304
  
食品のことについて
四日市市保健所 衛生指導課
TEL:059-352-0592  FAX:059-351-3304
  
 

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健予防課
三重県四日市市諏訪町2番2号(総合会館4F)
電話番号:059-352-0595
FAX番号:059-351-3304

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