令和05年05月30日 記者会見資料 第1回四日市市大学構想策定委員会の報告について
問い合わせ番号:16854-2810-3184 更新日:2023年 5月 30日
第1回四日市市大学構想策定委員会の報告について
1.今年度の取組みについて
JR四日市駅前への大学設置に向けて、人材需要や地域ニーズ等について、学生や企業へのア
ンケート・ヒアリングを実施するとともに、大学構想策定委員会を設置し、他大学の先行事例や
社会情勢等を踏まえ、大学の大きな方針(人材像、教育・研究水準、教育・研究分野)となる基
本構想を策定する。
2.大学構想策定委員会について
育成する人材像や教育・研究分野等の基本構想を策定するため、大学構想策定委員会を設置 し、専門的かつ客観的な見地から意見をいただく。
(1)委員会開催スケジュール
第1回策定委員会 5月24日(水)午後3時30分から
・大学を取り巻く現状、大学構想策定(本市への大学設置、他都市の事例紹介)、アンケ ート実施について意見交換を実施
第2回策定委員会 7月10日(月)午後3時から
・企業・学生アンケートの結果報告
・企業関係者に出席を求め、ヒアリングを実施予定
以降、今年度3回程度を開催予定
・教育機関等へのヒアリングを実施予定
・基本構想案、設置主体及び大まかなスケジュール案を策定 (2)委員構成
<大学を取り巻く現状について>
・今後大学教育を通じて学生一人ひとりの付加価値を高めていく必要がある。
・大学進学にあたり、2019年度調査で三重県から約4500人県外に流出している。逆に 考えれば地域にも需要があると言える。
・国において、今後デジタル、人工知能、グリーンなどの産業に関する人材の育成や理工系大 学を設置する目標設定がされている。四日市の大学構想は理にかなっている。
<四日市市への大学設置について、他都市の事例紹介>
・大学は地域の人材を育成し経済・社会を支える基盤である。地域のニーズを踏まえないこと にはいい大学は造れない。
・産業界だけでなく地域の親御さんの思いも含めて地域の望む人材を将来も含めて輩出してい かなければ長続きしない。
・地域企業における人材の確保が非常に難しいという状況が続いており、四日市の持続的発展 を考えると大学の設置が必要である。
<アンケートについて>
・企業に聞くときには10社でもいいので対面で話をして実施すべき。どういった学生を望むの か採用担当者や現場の方に確認することが重要。
・身についたスキルや身につけたいスキルについて、コミュニケーション力やチームワーク力 といった抽象的なものが多く返ってくる。グループで学生の本音を聞くほうが向いている可 能性はある。
<その他>
・どの企業にとっても必要な人材があって、例えばDXやカーボンニュートラルに資するよう な知識をもった人材も必要になってくる。そのような人材を企業がいかに育てて、将来に役 立つ人材にするのか、全てを大学に求めるのは難しいため、大学と企業がいかに連携して上 手く成長できればと思う。
・リカレントは非常にいい市場である。力をつけなければ企業で残っていけないし、転職しよ うにも採用されない。また、新卒の学生は企業に対するモチベーションはすごく薄れていっ ている。企業に入るための教育ではなく、力をつけるような教育が今の学生には求められて いる。
・今の学生は会社が変わることに対するバリアが段々となくなってきている印象。転職すると 職種が変わったりするので、自分たちが大学時代に学んでこなかったことを学ぶ機会を欲し ている。そういうところで大学が役に立てばいいと思っている。
・公立という安心感と授業料の安さから公立化は効果が大きい。
育成する人材像や教育・研究分野等の基本構想を策定するため、大学構想策定委員会を設置 し、専門的かつ客観的な見地から意見をいただく。
(1)委員会開催スケジュール
第1回策定委員会 5月24日(水)午後3時30分から
・大学を取り巻く現状、大学構想策定(本市への大学設置、他都市の事例紹介)、アンケ ート実施について意見交換を実施
第2回策定委員会 7月10日(月)午後3時から
・企業・学生アンケートの結果報告
・企業関係者に出席を求め、ヒアリングを実施予定
以降、今年度3回程度を開催予定
・教育機関等へのヒアリングを実施予定
・基本構想案、設置主体及び大まかなスケジュール案を策定 (2)委員構成
○アドバイザー
玉上 晃:(一社)国立大学協会 審議役
(元 文部科学省大臣官房審議官(高等教育局及び高大接続担当))
吉岡 基:三重大学 理事(研究、情報担当)・副学長
竹茂 求:鈴鹿工業高等専門学校 校長
<大学を取り巻く現状について>
・今後大学教育を通じて学生一人ひとりの付加価値を高めていく必要がある。
・大学進学にあたり、2019年度調査で三重県から約4500人県外に流出している。逆に 考えれば地域にも需要があると言える。
・国において、今後デジタル、人工知能、グリーンなどの産業に関する人材の育成や理工系大 学を設置する目標設定がされている。四日市の大学構想は理にかなっている。
<四日市市への大学設置について、他都市の事例紹介>
・大学は地域の人材を育成し経済・社会を支える基盤である。地域のニーズを踏まえないこと にはいい大学は造れない。
・産業界だけでなく地域の親御さんの思いも含めて地域の望む人材を将来も含めて輩出してい かなければ長続きしない。
・地域企業における人材の確保が非常に難しいという状況が続いており、四日市の持続的発展 を考えると大学の設置が必要である。
<アンケートについて>
・企業に聞くときには10社でもいいので対面で話をして実施すべき。どういった学生を望むの か採用担当者や現場の方に確認することが重要。
・身についたスキルや身につけたいスキルについて、コミュニケーション力やチームワーク力 といった抽象的なものが多く返ってくる。グループで学生の本音を聞くほうが向いている可 能性はある。
<その他>
・どの企業にとっても必要な人材があって、例えばDXやカーボンニュートラルに資するよう な知識をもった人材も必要になってくる。そのような人材を企業がいかに育てて、将来に役 立つ人材にするのか、全てを大学に求めるのは難しいため、大学と企業がいかに連携して上 手く成長できればと思う。
・リカレントは非常にいい市場である。力をつけなければ企業で残っていけないし、転職しよ うにも採用されない。また、新卒の学生は企業に対するモチベーションはすごく薄れていっ ている。企業に入るための教育ではなく、力をつけるような教育が今の学生には求められて いる。
・今の学生は会社が変わることに対するバリアが段々となくなってきている印象。転職すると 職種が変わったりするので、自分たちが大学時代に学んでこなかったことを学ぶ機会を欲し ている。そういうところで大学が役に立てばいいと思っている。
・公立という安心感と授業料の安さから公立化は効果が大きい。
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