コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ
こにゅうどうくん

トップ > 市民の方へ > 人権・男女共同参画・多文化共生 > 人権 > イベント > あすてっぷ >「よっかいち人権大学あすてっぷ2022」 第3回講座(報告)

「よっかいち人権大学あすてっぷ2022」 第3回講座(報告)

問い合わせ番号:16790-3606-0294 更新日:2022年 8月 1日

第3回 映画「一人になる 医師 小笠原登とハンセン病強制隔離政策」

映画によせてメッセージ「ハンセン病問題の全面解決に向けて隔離に抗した医師 小笠原登の願いに向き合う」 ハンセン病市民学会共同代表 事務局長 訓覇 浩さん

 7月30日(土)総合会館8階視聴覚室で、「よっかいち人権大学あすてっぷ2022」第3回講座を開催しました。

「ハンセン病は不治の病ではない、遺伝でも、強烈な伝染病でもない、隔離は必要ない」と言い続けてきた、医師 小笠原登が、一人の医師として、一人ひとりの患者に接し、患者を「隔離」から守ろうとした姿をご覧いただきました。

国によるハンセン病患者の強制隔離政策には、法律家や宗教団体、医師らも政策に同調しました。そのため、ハンセン病に対する誤った認識から、患者や家族は根強い差別や偏見にさらされてきました。

コロナ禍の今、この映画を通して人権を守ることの大切さを感じていただけたと思います。

映画上映前のメッセージ動画では、この映画を製作した主旨や願い、今でも続く人権侵害についてお話していただきました。「偏見は誤解とは違う。正しい知識が得られても、解消するとは限らない。」という訓覇さんの言葉が心に残りました。

 

 訓覇さん<ビデオメッセージの訓覇さん>

   

 

アンケートから(原文のまま)

・ハンセン病については言葉でしか知りませんでした。隔離政策というものがあった事、国自体が差別をしていたこと、小笠原先生の訴えを全く聞き入れなかった事、全てにおいて許されることではなく、怒りさえ覚えました。しかし、それでも自分の生き様、患者さんへの思いを変えることなく貫いた小笠原先生をとても尊敬しますし、とても素晴らしい先生だったなと思いました。まだまだ誤った世の中がある事を忘れず、しっかりハンセン病についての知識をつけ、少しでもまわりの方に伝えていけたらいいなと思いました。ありがとうございました。(30代)

・病だけではなく、政策などから苦しい生涯を強いられた人達、その人達に寄り添った人たちの存在について詳しく知りました。知らないことで怖がることの内容に、不安から誰かを攻撃しないように、新しい情報に敏感でありたいと感じました。(60代)

このページに関するお問い合わせ先

総務部 人権センター
三重県四日市市諏訪町2番2号(総合会館7F)
電話番号:059-354-8609
FAX番号:059-354-8611

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
情報は役に立ちましたか?