スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)対策について
問い合わせ番号:16710-9007-1008 更新日:2023年 12月 20日
近年、市内の水田における水稲栽培において大きな被害をもたらしているスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)について、収穫後の耕起等の適切な対策をすることで死滅させ、被害を軽減することができます。
詳しくは、「スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について(農林水産省)」をご確認ください。
冬季におけるスクミリンゴガイの被害防止対策
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)は、水温14℃以下で活動を休止し越冬します。水田や用排水路の土中に潜り越冬しますが、その約8割が深さ6cm以内に分布します。
(1)水田内において発生のある場合
・土壌が乾燥して固い厳寒期(1~2月)に、トラクターのロータリー速度を速くし、浅く耕うんすることによって土中個体の物理的な破砕を行うとともに、厳寒期の寒風にさらすことによって殺貝、越冬個体を減少させる。
・作業後は未発生のほ場への持ち込みを防ぐため、必ずトラクターに付着した泥を洗浄する。
(2)用排水路において発生のある場合
・厳寒期(1~2月)に用排水路の泥の掘り上げを行うことにより、個体を寒風にさらすことによって殺貝、越冬場所を減らすことによる越冬個体の減少が見込まれる。
・地域で行うとより大きな効果が期待できる。
・掘り上げた泥は未発生のほ場には持ち込まない。
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