アルコール関連問題
問い合わせ番号:16672-8988-8601 更新日:2023年 11月 9日
11月10日から16日はアルコール関連問題啓発週間です
平成26年施行の「アルコール健康障害対策基本法」において、国民の間に広くアルコール関連問題に関する関心と理解を深めるため、11月10日から16日までを「アルコール関連問題啓発週間」と定められています。
お酒の飲みすぎは、がんや、消化器疾患、脳卒中、循環器疾患、精神や行動の生涯など、全身に影響を及ぼします。さらに、本人の健康問題のみならず、飲酒運転、暴力、虐待、自殺などの関連問題を引き起こすおそれがあります。
この機会に、ご自身がお酒と上手に付き合えているか、日々を振り返ってみましょう。
アルコール自己診断チェックをしてみましょう
□ 飲酒量を減らさなければいけないと感じたことがある
□ 他人があなたの飲酒を非難することで、気にさわったことがある
□ 自分の飲酒について、「悪い」「申し訳ない」と感じたことがある
□ 神経を落ち着かせたり、二日酔いを治すために「迎え酒」をしたことがある
上記4項目のうち、1項目でも当てはまった人は「節酒が必要」、2項目以上の人は「アルコール依存症の疑い」があります。
アルコール依存症とは?
・飲酒を「やめたくても、やめられない」場合は、アルコール依存症の可能性があります。
・習慣的に依存物質の摂取を繰り返していくうちに、進行していく脳の病気です。
・年齢、性別、社会的立場などに関わりなく、誰でも依存症になる可能性があります。
・人間関係よりも、飲酒を優先してしまうために、関係が悪化し、家族や周りの人を巻き込んでいきます。
・依存症になる前から自分や周囲の人間を信じることが出来ず、つらい経験をしている場合があります。依存症になることで孤立が進み、ますます飲酒にのめり込むことがあります。
アルコール依存症は回復できる病気です。しかし、アルコール依存症は「否認の病」とも言われ、本人がなかなか認められない傾向のある病気でもあります。
家族や周囲の人が飲酒の問題に気づいたら、まずは専門医や保健所に相談してください。
関連リンク
・令和5年度における「アルコール関連問題啓発週間」の取組(厚生労働省)
このページに関するお問い合わせ先
保健予防課 精神保健係電話番号:059-352-0596