令和04年08月23日 記者会見資料 四日市市認知症フレンドリー宣言および認知症早期診断事業について
問い合わせ番号:16620-1841-6968 更新日:2022年 8月 23日
1.四日市市認知症フレンドリー宣言の実施について
- 目的
四日市市として認知症施策に重点的に取り組む姿勢や目指す姿を広く内外に示すことで、市民、関係機関および市内に拠点を置く民間事業者(企業)の認知症への関心を高めるとともに、認知症があってもなくても、誰もが暮らしやすい「認知症フレンドリーなまち」の実現に向けた取り組みへの協力を呼びかけます。 - 宣言文
四日市市認知症フレンドリー宣言
認知症は誰もがなりうるものであり、家族や身近な人が認知症になることなどを含め、多くの人にとって身近なものとなっています。
認知症の人や家族が、住み慣れた地域で、いきいきと安心して暮らし続けるためには、みんなが認知症への理解を深めるとともに、認知症の人や家族の視点に立って社会のしくみや環境を整えることが重要です。
こうしたことから、認知症があっても、なくても、誰もが暮らしやすい「認知症フレンドリーなまち」の実現に向けて、オールよっかいちで取り組むことを宣言します。
- 認知症に関する正しい知識や理解を深め、認知症の人や家族の想いに寄り添った行動ができる応援者を増やします。
- 認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、地域の団体や企業などと連携し、みんなで見守り支え合える地域社会を目指します。
- 認知症になっても、これまで積み重ねてきた経験などを活かしながら、役割と生きがいを持って、自分らしく暮らせるまちづくりを進めます。
令和4年8月23日
四日市市長 森 智広
- 今後の取り組みについて
・広報よっかいち9月上旬号への掲載、商店街への横断幕の掲示等により啓発
・関連イベントとして「認知症市民公開講座」を開催
日時:9月10日(土)午後1時30分から
場所:四日市市総合会館8階視聴覚室
内容:基調講演「認知症フレンドリーな社会について考えてみよう!」
講師:鬼頭史樹氏(名古屋市社会福祉協議会)
申し込み:8月31日(水)までに参加申込書を高齢福祉課へ送付または申込フォームで申し込み
・四日市市職員全管理職の認知症サポーター養成講座受講の推進
・毎年、世界アルツハイマー月間である9月を強化月間とし、啓発等の取り組みを実施
2.認知症早期診断事業(もの忘れ検診)の実施について
- 目的
認知症を早期に発見し、早期に適切な治療や支援につなげることで、認知症の進行および重症化の遅延を図るとともに、事業を通じて市民の認知症への関心を高め、認知症予防に取り組むきっかけをつくります。
また、スクリーニング検査にかかる研修等による一次検査受託医療機関の対応力向上や二次検査実施医療機関である専門医療機関との連携を通じて、地域における認知症に関する医療体制の強化をめざします。 - 事業概要
・認知症に関心を持ち、自身の今の状態について確認する「自己チェック」、認知機能の低下について医療機関で確認する「一次検査(簡易スクリーニング)」、認知症かどうかを専門医療機関で診断する「二次検査(鑑別診断)」の3段階方式で実施【図1参照】
・「自己チェック」で利用する「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」は、在宅介護支援センター、地域包括支援センターなどの介護・福祉関係機関で配布するとともに、市役所、地区市民センター等で配架
・一次検査にかかる費用は無料(ただし、要二次検査となった場合、文書発行に係る費用負担あり)、二次検査にかかる費用は保険診療の対象となり一部自己負担 - 対象者
市内に住民登録がある75歳以上の人で、「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」【別紙】の結果が20点以上であった人(ただし、すでに認知症の診断を受けている人や、直近の本事業の利用から1年未満の人は除く) - 検査実施医療機関
一次検査実施医療機関 32カ所
二次検査実施医療機関 9カ所 - 実施時期
令和4年10月1日から
《参考》
認知症に関する宣言、早期診断事業は、いずれも三重県内初の取り組みとなります。
<問い合わせ先>
健康福祉部 高齢福祉課 瀬古、鎌田(典)
電話:059-354-8170
このページに関するお問い合わせ先
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎3F)
電話番号:059-354-8455
FAX番号:059-354-8280