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「よっかいち人権大学あすてっぷ2022」 第5回講座(報告)

問い合わせ番号:16596-5847-5186 更新日:2022年 9月 26日

 

 9月24日(土)四日市市文化会館第2ホールにおいて、「よっかいち人権大学あすてっぷ2022」の映画「心の傷を癒すということ~劇場版~」(監督 安達 もじり)を上映しました。

公開講座となる第5回のテーマは『災害時・外国人の人権』です。映画上映の前に、四日市看護医療大学 看護医療学部 看護学科 小寺 直美さんから「災害時のこころ~それぞれの立場から~」と題してメッセージをいただきました。被災地でのボランティア活動の中で、心のケアに係わった中での体験や支援者の心理の理解についてお話していただきました。

この映画は、1995年阪神・淡路大震災で、自身も被災したにもかかわらず、被災者の「心のケア」に奔走した若き精神科医・安克昌(あん かつまさ)さんの著書「心の傷を癒すということ神戸・・・365日」を原案としています。NHKでドラマ化され、その後再編集して映画公開されました。

映画の主人公・安和隆(あん かずたか)は、幼少の頃、自分のルーツが韓国にあることを知り、自分が何者かを考え続けました。そして人の心に関心を抱いた和隆は、精神科医を目指しました。同じ在日韓国人である終子と出会い結婚、第一子が生まれて間もない頃、阪神・淡路大震災が発生しました。避難所を回りながら被災者に寄り添い、癒えない苦しみを抱えた人々の心のケアに尽力しました。

和隆を取り巻く家族や出会った人たちとのエピソードには、心の変化がていねいに描かれています。今後、災害にあった時の心の準備について考えるきっかけとなった映画でした。

 20220924映画  <上映前の様子>

   

 

アンケートから(原文のまま)

  • 心のケアはとても大事だと思いました。人の心、気持ちによりそうことは難しいところもあるけど、自分なりにやっていこうと思いました。(50代)
  • 映画の前の小寺さんのメッセージよかったです。色んな立場からの想いがあると考えながら映画を観ることが出来ました。精神科、精神病院にかかるのに周りの目が気になるというのが昔はもっとあった気がしますが、専門の先生の言葉に救われる、助けてもらう大切さを知りました。大切な医療だと思います。人権の映画、学ぶ事が多いです。偏見を持たず生きたいです。この映画の本も読みたいと思います。(50代)
  • 人の心は弱い。弱さをかくさず生きることの大切さに気づかされました。(60代)
  • 相手に悩みがあれば、良く聞き、寄り添うこと。1人ぼっちにさせない!!(70代)
  • 気づかうということは相手の人を一人にしないということ。印象に残りました。(70代)

このページに関するお問い合わせ先

総務部 人権センター
三重県四日市市諏訪町2番2号(総合会館7F)
電話番号:059-354-8609
FAX番号:059-354-8611

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