令和04年07月12日 記者会見要旨
問い合わせ番号:16584-4913-1073 更新日:2022年 5月 27日
市長定例記者会見
日時
令和4年7月12日(火曜日) 午前11時00分~
場所
本庁6階 本部員会議室
出席者
報道機関
共同通信、時事通信、中日新聞、毎日新聞、読売新聞、(Youよっかいち)
市側
市長、山本上下水道事業管理者、因田上下水道局総務課長、岡崎上下水道局総務課課付主幹・係長、岩倉新型コロナウイルス感染症対策室長、田中新型コロナウイルス感染症対策室室長補佐、秦広報マーケティング課長
発表事項1.四日市のおいしい天然水「泗水の里」モンドセレクション3年連続最高金賞受賞について
市長:四日市のおいしい天然水「泗水の里」がモンドセレクション3年連続で最高金賞を受賞した、うれしいニュースを報告する。
この「泗水の里」は本市の水道水の原水を使っており、平成17年から製造・販売をしている。3年前から、国際品質評価機関であるモンドセレクションのビール、飲料水、ソフトドリンク部門に出品を始め、初年度から最高金賞を受賞して3年連続となった。
モンドセレクションの最高金賞を3年連続で受賞すると、インターナショナル・ハイクオリティー・トロフィーがいただける。
今回、このインターナショナル・ハイクオリティー・トロフィーがいただけたということもあり、3年間続けていた出品も一旦終了させていただく。賞を取ってから3年はさまざまな部分で利用できるということで、パッケージにも利用できるので、3年間はこのインターナショナル・ハイクオリティー・トロフィーがもらえたということをアピールして、「泗水の里」の普及に努めていきたいと思っている。
この「泗水の里」は、四日市市の上下水道局のほか総合会館の売店、じばさん三重、お休み処四十三(よそみ)茶屋(ちゃや)、観光案内所などで販売をさせていただいている。
8月から9月ころに今回の3年連続の受賞を盛り込んだ新パッケージも発売を予定している。新パッケージも近々発表するので、楽しみにしていただきたい。
●補足説明
事務局:念願であった3年連続最高金賞を取れたので、モンドセレクションへのチャレンジはこれをもって一旦、終了とさせていただく。要するに昔から「泗水の里」として呼ばれ四日市の水はおいしい、そして全国に誇れる茶畑がある四日市というところでおいしいお茶とおいしい水をブレンドしてPRしていく方向に切り替えて対応をしていきたい。
他都市では、なかなか最高金賞を取れず、金賞のところが多かったので、四日市で最高金賞取れたらなというような思いでスタートしたが3年連続最高金賞が取れた。四日市市のイメージが産業都市で、おいしい水を市民の皆さんにもなかなか認知いただけない。外部的に評価していただくということで、モンドセレクションに応募して、3年連続で最高金賞を取れたので、これからは外向けにも四日市のおいしい水としてPRしていくとともに、この水が蛇口をひねったら出るまちであるというところを、市民の皆さんによく知っていただけるようPR活動をしていきたいと考えている。(上下水道局)
質疑応答
質問:3年連続最高金賞ということで、おいしさの理由は、もともと産地がいいということなのか、それとも上下水道、上水道ということなので、その設備がいいということなのか、どのように分析しているのか教えてほしい。
市長:地下水をくんでいる部分で非常においしい水ということに直結していると思っている。ただ、市民の皆さんは、あまりご存じない部分があって、これからしっかりと発表はしていきたいと思っている。今回パッケージなど全ての部分で品質評価というところで最高金賞を受けたというのは本当に光栄であり、改めて四日市の水はおいしいということを実感できたというところは、非常に四日市にとっても有用であると思っている。
回答:おいしい水であるというのは、定義があるわけではないが、「おいしい水研究会」が発表しており、蒸発残留物とか硬度、軟水であるかどうか。そして遊離炭酸、これは地下水に自然の炭酸が混ざってくる。発泡するまではないが、そういうものが口あたりを柔らかくし、おいしく感じる。そして、上水道であるので残留塩素があるが、このパッケージしているものは原水であり、塩素は入っていない。ただボトルウオーターとしての規格を満たすめに、加熱殺菌をしているが風味があるままパッケージしているので、その辺がおいしい水につながるものと思っている。(上下水道局)
質問:1年目から最高金賞ということだが、年間の販売本数はどれくらいあるのか。
回答:販売本数は年間に1万5,000本前後である。ずっと同じような形で推移しているので、施設などで定期的に注文いただいたり、会議でも注文いただいたり、定着していると思っている。(上下水道局)
市長:このモンドセレクションで最高金賞を取ったので、さまざまなところに売り込んでいこうというプランもあったが、新型コロナの影響でなかなか営業活動ができなかったということもある。さまざまなところで使っていただけるように、普及活動を試みていきたいと思っている。
質問:販売している場所と値段をおしえてほしい。
回答:上下水道局で販売しているものは75円、総合会館の売店などでは100円で販売している。(上下水道局)
発表事項2.新型コロナワクチン集団接種事業について
市長:新型コロナワクチンの接種事業に関しての報告である。
4回目の接種も始まってきており、3回目も継続して行っている中で、多くの接種機会を設けていこうということで、集団接種・個別接種ともに進めているが、このたび夜間での集団接種を実施する。
開催日時は、7月23日の16時40分から19時20分までの時間で、総合会館、じばさん、中央第2体育館、この3つの会場で夜間での接種を行う。
ワクチンの種類は、武田モデルナ社。接種可能人数は、総合会館150人、じばさん・中央体育館がそれぞれ300人である。
今回の接種対象者は、前回接種から5か月以上経過した方になる。
また、予約については7月13日からスタートする。3回目接種を希望される方はコールセンターのみ、4回目接種を希望される方はWEBとコールセンターで受け付けている。
現在個別・集団それぞれで実施しているが、昨今集団接種の予約数がかなり低い水準で推移をしているということもあり、8月の集団接種を5日程度開催して、8月27日が最後となる。これをもって、本市での集団接種という形での接種事業は終了していきたいと考えている。個別接種だけになるが、個別接種でも最大1週間で1万回打てる体制があるので、十分希望者の対応ができると判断をしている。
感染者も少し増えてきており、接種希望者もこれから増加傾向になるかもしれないが、こういった機会を設けて何とか接種を促していきたいと考えている。
質疑応答
質問:接種体制についてお聞きしたい。現在、接種できるのは3、4回目だけなのか、どういう体制か教えてほしい。
回答:1、2回目も含め、全ての接種を受けられる体制である。(新型コロナウイルス感染症対策室)
市長:1、2回目は個別接種である。年齢が満5歳になり新たな対象者には接種券は発送している。
回答:満5歳になった方に接種券を発送しているので、個別で受けていただくようになっている。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:基本的には1、2回目は個別で、集団接種は3、4回目で随時開催している状況なのか。
回答:3、4回目は個別でも受けていただいている。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:今回、夜間に設ける趣旨、狙いとしてはどういうところになるのか。
市長:8月で集団接種が終わるということもあり、集団接種に関しては、最終盤になってきている。そういう意味では、幅広い形で受けてもらえるような状況をつくっていこうということで、今回は夜間を設けたということである。
その他
質問:カーボンニュートラルの検討会議、次はいつころ開催されるのか。四日市市として、会議が開かれる点についての受け止めを伺いたい。
市長:四日市のコンビナートに関するカーボンニュートラル検討会議を3月に立ち上げ、1回目を開催している。2回目は、7月20日になる。詳細はそこで発表させていただくが、1回目はキックオフ的な要素が強かった。2回目はさまざまな部会設置について具体的な内容も協議していきたいと思っている。カーボンニュートラルは、目指していかなければいけない大きな目標なので、四日市全体で取り組んでいく。とりわけ産業部門の二酸化炭素の排出量が四日市は9割で、非常に産業部門からの排出量が多いので、この産業部門に切り込んでいかないと四日市のカーボンニュートラルは成し得ないという前提がある。しっかりとやっていく一方で、ただ単に排出量を削減できればいいという問題ではなくて、産業として維持・継続・発展していく過程の中でカーボンニュートラルを実現していかなければいけないという部分もあるので、今回のカーボンニュートラルの取組が新たな技術革新とか投資につながっていくような、チャンスと捉えて積極的に企業と連携を取りながら進めていきたいと思っている。
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