令和04年06月28日 記者会見資料 AR防災学習アプリ『ARLook(あるっく)』の導入について
問い合わせ番号:16566-4853-7776 更新日:2022年 7月 5日
四日市市では、分かりやすい防災情報の提供に取り組むため、AR(拡張現実)技術を活用した防災学習アプリ『ARLook(あるっく)』を導入します。
スマホなどのカメラをかざして、AR技術により表示される近くの避難所や現在地の浸水イメージを見てもらうことで、市民の防災意識の向上を図っていきます。
1.アプリの概要
(1)アプリの名称
「ARを見る」という機能上の意味と、アプリを用いてまちを「歩く」という利活用の狙いを掛け合わせて、アプリの名称を「ARLook(あるっく)」としました。
(2)アプリの主な機能
津波・洪水等のリスクおよび避難所等の位置をスマートフォンやタブレット端末で確認できるアプリで、現在位置周辺の浸水想定や避難所等の情報が、カメラで撮影した実写の映像に合成して表示され、視覚的に浸水被害イメージや避難所等がある方向や距離を把握することができます。
多言語での表示切り替えや地震などのハザードマップの表示が可能です。
明治以降の旧版地図や四日市市内の街並みを撮影した古写真のデータを登録しており、四日市の歴史を知るまちあるきも可能です。
(3)アプリの開発
四日市市と名古屋大学減災連携研究センターとの共同研究により開発しました。
2.今後について
「あらかじめ自分が生活している場所の危険性を正しく理解してもらう」ことや「災害時にとるべき行動について、自分自身で考え、判断するような意志を持ってもらう」ことを目的として、実際に市内を歩いての防災訓練や、自宅や職場などにおける事前学習での活用について啓発を進めていきます。
【問い合わせ先】
四日市市 危機管理統括部 危機管理課 橋本
TEL:059-354-8119