令和04年05月06日　記者発表資料 新型コロナワクチンにおける間違い接種の発生について

4月30日（土）に、市内の医療機関が実施する新型コロナワクチンの個別接種において、肺炎球菌ワクチンを接種予定であった、市内在住の60代の男性に対し、誤って新型コロナワクチンの接種を行うという事案が判明しました。
ご本人は、令和3年6月に1回目、7月に2回目、令和4年2月に3回目の新型コロナワクチンの接種を当該医療機関において受けていましたが、4月30日に当該医療機関において肺炎球菌ワクチン接種を受けるために受診した際に、医師が誤って接種を行いました。
当該医療機関では、新型コロナワクチンと肺炎球菌ワクチンの入ったシリンジを、トレイを分けて準備していましたが、医師が接種をする際に誤って接種を行ったものです。
接種後、すぐに医師が間違い接種に気付き、ご本人に対する状況説明、経過観察を行っており、本日5月2日の時点では特に不調は生じておられないものの、当該医療機関により、今後、体調に変化がないことを継続して確認するとともに、少しでも体に異変があれば直ちに対応する体制をとっていくとのことです。
市として、今後このようなことがないよう当該医療機関に対し、接種時に必ず複数でワクチンの種類を確認することなどの徹底を指導したほか、個別接種を実施する市内の医療機関に対して適切に接種が行われるよう周知し、再発防止を徹底してまいります。