令和03年11月12日　記者発表資料　優先接種者の複数回の接種が判明したことについて

　新型コロナウイルスワクチン接種に関して、市内在住の（６０代女性）が、医療従事者等として医療機関での優先接種の後に、本市の集団接種を受け、計３回接種する事態が判明しました（現在は医療機関を退職）。
　当該者は、４月と５月に優先接種をした後に、１０月に１回、市の集団接種会場にて接種を受けました。
　本市の対応としては、一般接種に向け接種券を発送する際、優先接種者である医療従事者等で接種履歴のある方については、接種券を送付しないよう対応しておりますが、当該者については、接種券の発送時点では本市の予防接種台帳上、接種履歴はなかったため、６月下旬に接種券を発送いたしました。
　事実が判明した１１月になってから、当該者へ聴き取りを行ったところ、ご本人は優先接種した事実を失念したわけではなく、以前接種したワクチンの抗体量の減少を恐れ、今後予定されている３回目接種を待たずして集団接種を受けたとのことでありましたが、健康状態は問題ないとのことでした。
　医療従事者等へは、優先接種にあたって使用する接種記録書に、後日市町村から郵送される接種券は使用しないよう案内されております。
　現在、２回目接種から８カ月経過した医療従事者等の３回目接種を、１２月より始められるよう準備を進めておりますので、該当者への接種案内や、３回目の接種の詳細についての説明の中で、今後このようなことのないよう広く周知に努めてまいります。

問い合わせ先　
政策推進部　新型コロナウイルス感染症対策室