令和03年07月09日　記者発表資料　旧版海図の贈呈式について

問い合わせ番号：16257-9168-9689 更新日：2021年 7月 9日

　四日市市立博物館では、このほど四日市海上保安部を通じて第４管区海上保安本部海洋情報部より、明治時代の四日市港などの旧版海図（レプリカ）の寄贈を受けることになり、下記要領で贈呈式を実施することになりました。海図は水深や海底地形、海中障害物などを表した船の航行には欠かせない海の地図で、海洋情報部（旧水路部）の測量船によって得られたデータにより定期的に更新されていますが、明治時代の四日市港を知る上で大変貴重なものです。当日は第４管区海上保安本部海洋情報部長や四日市市教育委員会教育長、四日市市立博物館館長（各予定）などが出席し、贈呈式を行うと共に、海の安全を守る海上保安庁の水路業務の啓発に繋げます。また、四日市市立博物館では来年度の新収蔵品展で展示・紹介する予定です。

1.日時

令和3年7月14日（水）　15：00

2.場所

そらんぽ四日市（四日市市立博物館）　1階　講座室

3.寄贈品について

明治26年、大正13年、昭和3年の旧版海図
（添付書類参照。当日、第４管区海上保安本部海洋情報部担当者より資料をお見せしながら説明します）

4.寄贈に至った経緯

今回の寄贈は、明治4年（1871年）、我が国が海洋調査から海図作製までを一貫して行う本格的な水路業務を開始し、明治5年（1872年）に海図「陸中國釜石港之圖(りくちゅうのくにかまいしこうのず)」を刊行してから150周年を迎えることから、『海図150周年』記念行事に伴う地域貢献の一環として、四日市海上保安部の申し入れにより、実現したものです。