令和3年1月　仕事始め市長訓示

　皆さん、新年明けましておめでとうございます。２０２１年がスタートしました。
　まずもって、年末年始、昼夜問わず新型コロナウイルスの対応に当たられた職員の皆さん、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。保健所政令市として新型コロナウイルス対応に当たっていく責任の大きさを改めて感じているところであります。
　そして、２０２１年も引き続き新型コロナウイルスへの対応に大きな力を注いでいかなければなりません。まずは、今年の前半にはワクチン接種がスタートします。昨年１２月には、健康危機管理対策本部におきまして、ワクチン接種推進部会を設置いたしました。そして、今後は、新型コロナウイルス感染症対策室を中心に、全庁的な体制でワクチン接種の枠組みを進めてまいります。各部署で日常業務はあろうとは思いますが、３１万人の市民の皆様にワクチンを速やかに届けるという思いのもと、最大限ワクチン接種にご協力ください。
　そして、このコロナ禍の中、新しい生活様式、新しい考え方、新しい価値観が広まってまいりました。行政の私たちも、その考え方を取り入れていかなければなりません。行政のデジタル化を推し進め、また、教育現場におきましては、今年度中に一人一台タブレットが整備されます。今、２０２１年度に向けてさまざまな準備が行われていると思います。こういった新しい考え方を大いに取り入れて、新しい行政のあり方をつくっていただきたいと思います。
　また、今年は、三重とこわか国体・三重とこわか大会が開催されます。国体は４６年ぶりの開催です。四日市市におきましても、２つの大会で９競技１１種目が開催されます。この大会に向けて何年も何年も準備を進めてまいりました。多くの方に希望を与えられるような大会としていきたいので、これも全庁的に協力をお願いいたします。
　そして、中心市街地の再開発にも大きな動きが出てまいります。バスタプロジェクトの事業化、これを何としても実現していきたい。そして、新しい図書館の立地場所も確定させていきたいと思います。まちの方向性を決める大きなトピックも控えておりますので、確実な結果を出していきたいと思います。
　そして、昨年１２月２４日より、市長としての２期目がスタートしました。２期目の所信表明にて、今年度からスタートした総合計画に新たな要素を加えさせていただきました。四日市市として、この総合計画を力強く推し進めていき、東海エリアを牽引していく元気都市を目指していく、この方向性に変わりはありません。短期・中期・長期でやるべきことは明確化されております。この計画を確実な形に変えていく、そういった４年間にしていきたいと思います。
　そして、今年はその第一歩ということで、皆様方のお力をお借りしたいと思います。この総合計画を実現していくためには、市役所が一丸とならなければなりません。一人一人の力を結集して強い四日市市役所をつくっていきたいと思います。そのために、私も今週から朝礼回りを再開し、現場主義を貫いていきたいと思います。我々が頑張れば、必ず四日市は成長を遂げていきます。四日市市役所が中心となって３１万人元気都市を築いていきましょう。
　そして、今年度は市制施行１２３周年であります。なかなかコロナの状況で発することはありませんでしたけれども、最後はこの言葉で締めくくりたいと思います。四日市のさらなる発展を願って、１、２、３、四日市！今年一年も頑張っていきましょう。