1月のクールチョイス(賢い選択)~ウォームビズ「住」~
問い合わせ番号:16088-7267-3317 更新日:2021年 2月 3日
新しい年の幕開けです。初春とはいえ厳しい寒さが続いていますが、11月より紹介している「ウォームビズ」で寒さに打ち勝ちましょう。11月、12月とかけて、ウォームビズのポイントである「衣」「食」「住」のうち、「衣類」と「食べ物」について紹介しました。今月は「住」、「住まい」について紹介します。
■ウォームビズ(住)
ウォームビズのポイントは「衣」「食」「住」です。「衣」「食」「住」の一工夫で寒い季節をあたたかく過ごすことができ、簡単にエネルギーを節約することができます。
(1)温度や湿度を意識しましょう
長い時間同じ部屋にいると、実際よりも寒く感じたりあたたかく感じたりします。温度計や湿度計を置いて、温度や湿度を「見える化」し、無駄な暖房の使用を控えたり、冷えによる体調不良にも気を付けましょう。
(2)窓やドアに注目しましょう
暖房を効率的に使用するには、一度あたためた空気を外に出さないように室内に閉じこめておくことが重要です。
図 2017年度 冷暖房時の開口部からの熱流出入割合
出典:一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/)より
特に、全体の熱の約50%は窓から流出していきます。
断熱シートや複層ガラス、厚手のカーテンなどで、窓から熱が逃げないように工夫しましょう。
環境省のホームページで、手軽にできる断熱DIYについて紹介されていますので参考にしてください。
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/kaiteki/jyutaku/link.html
(3)道具や小物を上手に使って暖房に頼りすぎない工夫をしましょう
足下を制して冬を乗り切るために、湯たんぽや毛足の長いスリッパを活用しましょう。また、毛足の長いクッションは腰まわりからくる冷えの予防に効果的です。
(4)入浴でからだも心もあたためましょう
お風呂は冬を快適にするために最も実感しやすい方法です。
入浴でからだを芯からあたためて、冷めにくくするには20分ほどの時間をかけて、38〜39℃程度のぬるめのお湯に半身だけつかることが効果的です。
お湯をぬるく、少なめに沸かすので、省エネや節水にもつながり、お財布にもやさしい入浴法です。
また、ゆず湯、しょうが湯、大根湯などはお風呂の効果をさらに高める日本の知恵です。
ゆずやみかんの皮を湯船に浮かべるだけで、これらに含まれている成分が皮膚を刺激し、血行を良くしてくれます。
大根湯は大根の葉を1週間ほど乾燥させたものを刻んで布袋に入れて湯船に浮かべます。葉に含まれるミネラル成分により、血行促進や発汗効果があります。
■ウォームビズを実践して地球温暖化を防止しましょう
ウォームビズは、暖房に必要なエネルギー使用量を削減することによって、二酸化炭素排出量を削減し、地球温暖化を防止することが目的です。
11月から紹介してきましたが、ウォームビズはそんなに難しいことではなく、今までのライフスタイルを少し見直すだけで、無駄になってしまうエネルギーを節約することができます。
ウォームビズを実践し、みんなで地球温暖化を防止しましょう。
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