11月のクールチョイス(賢い選択)~ウォームビズ「衣」~
問い合わせ番号:16037-8180-3199 更新日:2020年 11月 10日
秋も深まり、朝夕はめっきり冷え込む季節となりました。寒い季節の地球温暖化対策のひとつとして、暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイルを推奨する「ウォームビズ」があります。秋、そして冬においても地球温暖化対策のために賢い選択を心掛けましょう。ウォームビズのポイントは「衣」「食」「住」です。今月は「衣」、衣類について紹介します。
1.ウォームビズとは
ウォームビズは、暖房に必要なエネルギー使用量を削減することによって、二酸化炭素の排出量を削減し、地球温暖化を防止することが目的です。
電力による冷暖房を行う場合、設定温度の調節による省エネ効果は冷房よりも暖房のほうが大きく、電気代を効果的に節約することにもつながります。
【参考】
<冷房の設定温度を27℃から28℃にした場合>
二酸化炭素削減量:14.8kg/年
節約費:約820円/年
<暖房の設定温度を21℃から20℃にした場合>
二酸化炭素削減量:25.9kg/年
節約費:約1,430円/年
出典:資源エネルギー庁
2.ウォームビズ(衣)
ウォームビズのポイントは「衣」「食」「住」です。「衣」「食」「住」の一工夫で寒い季節をあたたかく過ごすことができ、簡単にエネルギーを節約することができます。
(1)首、手首、足首の「三つの首」をあたためましょう
首、手首、足首の「三つの首」は皮膚のすぐ下に血管が通っており、気温の影響を受けやすいです。マフラーや手袋などを活用し、「三つの首」をしっかりとあたため、冬を乗り切りましょう。
(2)「素材」に着目しましょう
機能性素材はより薄く、軽く、あたたかく、進化しています。素材を意識して下着を選ぶことで、体幹をあたためることができます。また、寒いからと重ね着をすると着ぶくれしてしまうことがあります。機能性素材を活用したセーターや上着などを選ぶことで、着ぶくれ防止につながります。
(3)ひざ掛けであたたまりましょう
ひざ掛けやストールを活用し、こまめな体温調整を行いましょう。
■賢く衣類を選択し、あたたかく秋冬を過ごしましょう
衣類であたためる箇所や衣類の素材を一工夫することで、寒い時期をあたたかく過ごすことができ、かつ、暖房に必要なエネルギー使用量を削減できます。
来月は「衣」「食」「住」の「食」、食べ物に着目した賢い選択について紹介したいと思います。
ぜひウォームビズを実践し、地球にやさしく、寒い季節を乗り越えましょう。
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