令和02年07月29日 緊急記者会見要旨
問い合わせ番号:16012-5672-7334 更新日:2020年 7月 29日
市長緊急記者会見
日時
令和2年7月29日(水曜日) 午後8時30分~
場所
総合会館8階 視聴覚室
出席者
報道機関
朝日新聞、NHK、共同通信、CTY、CBCテレビ、時事通信、中日新聞、東海テレビ、毎日新聞、三重テレビ、読売新聞
市側
市長、渡辺シティプロモーション部長、辻健康福祉部長、河合保健所長、磯村政策推進部参事・秘書国際課長、森シティプロモーション部参事・広報マーケティング課長ほか
発表事項.新型コロナウイルス感染症の感染者発生について(14~18例目)
市長:まず、冒頭に、連日このような時間帯にお集まりいただき誠に申し訳ない。本日、後ほど話をするが、学校の臨時休校が伴うので、このような時間帯に緊急の記者会見をさせていただいた。三重県からも話を頂いているのだが、今後は、三重県の発表と合わせる形での記者会見等々を実施していきたいと思っているので、なるべくこういう時間帯での記者会見は避けていきたいと考えており、ご了解いただければと思う。では、早速、本日の発表に入っていく。本日は本市で5件の感染者が確認された。四日市市で1日に5件というのは過去最多となる。順に説明をしていく。大きく分けて3系統あり、まず新たな経路として、14例目の方である。20代、男性、四日市市在住で会社員である。26日に症状が出て、27日に市内医療機関を受診、検体を採取、そして、本日29日にPCR検査の結果、陽性と判明した。県内の医療機関へ入院している。現在は、味覚、嗅覚障害のみを継続しているという軽症である。行動歴を見てみると、7月17日に名古屋市内での飲食店を利用している。これは栄の立ち飲み屋であることを確認している。そして、20日から22日、職場で勤務をされている。23日以降は連休に入り、勤務実績はない。そして、25日、市外の親族宅、これは愛知県であるが、自家用車にて訪問をしているところである。日常的にマスクを着用し、通勤は自家用車を利用されていた。濃厚接触者と特定しているのは、現段階で患者の親族9名である。この9名のうち8名は市外の親族宅愛知県に訪問したときに接触した親族8名、そしてもう1人は、この方の妻となる。この妻は市内在住で、親族9人のうち市内は1人ということである。次に、また新しい経路になるが、15例目に入る。年齢は20代、女性、四日市市、そして会社員ということである。26日から頭痛あり、症状が出ており27日に市内医療機関を受診、検体を採取。そして、29日にPCR検査の結果、陽性と判明した。この方も県内の医療機関への入院を完了している。現在、倦怠感や下痢症状が継続している、軽症といったところである。行動歴を見てみると、この方は20日から23日まで職場勤務をされていた。それ以降はない。そして、7月の18日、23日、24日、直近の3日間、名古屋市内での飲食店を利用されている。ただ、この飲食店、場所は栄であるが、喫茶店等の一般的な飲食店ということである。そして、25日には市内の飲食店を利用されている。26日には県内のショッピングセンター、飲食店を利用されているというところである。この方も日常的にマスクを着用しており、通勤時は公共交通機関の利用はないということである。現在患者の同居されている両親、家族2名プラス友人3名が濃厚接触者ということである。友人3名は上記の行動歴を見たところの名古屋市であるとか、県内のショッピングセンター、飲食店を共にした友人ということである。市内が1名で、市外が2名という内訳である。この方々を現時点で濃厚接触者と特定している。そして、大きくくくると3つ目、これは昨日からの流れとなる。昨日、12例目、13例目の方が確認されたが、まずはそのご家族、16例目、17例目はそのご家族というところである。16例目の方は、年齢30代、男性、12例目の方の夫ということになる。居住地は四日市、職業は飲食店従業員である。名古屋市内の栄にあるこの店舗は感染者が確認されていると聞いている。症状はない。28日、昨日に医療機関を受診し、家族が陽性だったということもあり医療機関を受診し、検体採取で本日陽性と判明した。この方は県内医療機関への入院を調整している。近いうちに入院が完了すると聞いている。現在も症状はなしというところである。行動歴、日常的にマスクを着用、通勤は自家用車を利用して、そのほかは現在調査中というところ。家族の2人目が17例目。この方は16例目の方の息子になる。10代、男性、居住地は四日市市、中学生というところである。昨日、陽性が判明した13例目の女性の兄弟ということになる。家族が発症したことから、市内医療機関を受診し、検体を採取。本日、陽性が判明した。症状はない。この方も入院調整中である。症状は出ていないが、行動歴を見てみると22日に学校登校、23日にクラブ活動に参加、24日クラブ活動に参加後、家族の送迎で習い事等に行っている。そして、25日にクラブ活動に参加、26日以降は自宅で過ごすというところである。日常的にマスクを着用している。その他は現在調査中というところである。本日最後の18例目。この方は、この流れではあるが家族ではない。10代の女性、四日市市在住、中学生。症状から見ていくと26日から鼻汁ありの症状が出て、28日に市内医療機関を受診、検体を採取している。そして本日、陽性と判明している。現在、県内医療機関への入院を調整中で、現在は症状がないということである。行動歴を見ると、実は資料は24日からで記載はないのだが、7月23日から説明させてもらう。23日に12例目の女性、前の家族のお母さんの女性が、体操教室のインストラクターをしており、その体操教室で12例目の方と接触をしている。これが23日。その後、24日、自宅に友人が遊びに来る。25日、友人宅を訪問し、27日に学校に登校。28日、29日は自宅にて過ごされたということである。ただ、この女性は、先ほどのご家族とその兄弟と別の公立中学校に通っている。従ってこの女性が通う市内の公立中学校も、明日から新たに3日間、臨時休校という措置を取ることとなる。7月30日から8月1日、実質8月1日は土曜日だが学校を閉じるということとなる。さらに、発症が26日辺りから見られている中、27日に学校に登校されているので、実際今、濃厚接触者を調査中ではあるが、クラスメートを中心に、濃厚接触者ということを前提に調査を進めている。この件に関しては、濃厚接触者の特定が広範囲に及ぶ可能性があり、今、積極的に調査を進めている段階で、この程度の情報となる。
質疑応答
質問:先ほどの18例目、12例目の方の濃厚接触者。10代、中学生とのことだが、先ほど市長が23日の行動歴ということで、昨日発表があった30代の女性がインストラクターをやっていたのか。
市長:そうである。
質問:そうすると、昨日の7月23日、県内のスポーツジムの利用等とあるが、これはインストラクターとして23日に稼働されていたのか。昨日発表があった30代女性。
市長:それは県外。
健康福祉部長:昨日、あの後も調査を進めており、このほかと書いてあったと思うが、その行動の把握がきちっとできていなかった。その後、行動を把握したところ、このインストラクターというか、指導をしていたということが分かった。
質問:県外のスポーツジムで先日の30代の女性がインストラクターとして、そこで教えてみえたということか。
健康福祉部長:分かりにくい説明をして申し訳ない。県内のスポーツジムは、スポーツジムの利用である。今回は市内で少人数であるが、この方が指導者として教えているという事実が新たに判明した。
質問:そこへ今回判明した18例目の方が、中学生女子が通っていたということか。
市長:そのとおり。通っていた。
質問:その行動歴で24日、自宅に友人が遊びにくるというのは、12例目の娘さん、13例目の方が遊びにきたということか。
市長:いや、これはまた別である。
質問:最後の10代の四日市、弟のほうでなくて女性。この24日の自宅に友人が遊びにくる、友人宅訪問。これは全くここには出てこない、関係ない方ということか。
市長:確認中である。
質問:この18例目の一番最後の女子中学生は、昨日のとまた別の公立、市立中学校。
市長:公立、市立である。
質問:四日市市立中学校に通っている女の子は、このインストラクターの女性からの接触でなった可能性が強いか。
市長:いろんな交友関係があり、まずは体操教室がかなり可能性は高いと認識している。24、25日の行動においても、さまざまな交流があって、入り組んでいる部分があるので、今まだ確認は定かでないが、交流があったことを事実と捉えてもらったらいいと思う。
質問:では、この友人というのは、昨日発表があった13例目の女子中学生とは違う方か。
市長:かなり家族同士も近しいというのは聞いているので、いたかもしれないし、いなかったかもしれない。今、まだ確認が取れない。
質問:12例目の人は、職業、飲食店の送迎業務だった。この体操教室というのは、指導者として教えていたということになるのか。
市長:そうである。さまざまな活動をされていたということである。
質問:その規模と場所はどれぐらいか。四日市市内でいいか。何人を対象か。
健康福祉部長:これ週に数回、2回程度を市内で指導している。今把握しているのは10人未満、1桁の人数であるというふうに把握している。
質問:その対象は誰になるか。お年寄り対象だったり、あるいは小さい子の指導だったり。
健康福祉部長:これは今回中学生が入っているが、成人もいると認識しているので、年代層は幅広いというふうに思う。
質問:14例目の方は立ち飲み屋勤務と言ったか。
市長:そうである。
質問:これは四日市市内か、それとも名古屋か。
市長:これは名古屋市内。
質問:名古屋市内の立ち飲み屋勤務か。
市長:勤務ではない。利用である。
質問:職業会社員というのは、これは立ち飲み屋とは関係ないのか。
市長:全く関係ない。
質問:利用したのが名古屋市内の立ち飲み屋ということか。
市長:そうである。
質問:17日の時点でか。
市長:そうである。
質問:ここは感染者というのは確認されているのか。
市長:確認はしていない。
質問:最後の事例、16例目、家族感染。これは、この家族も名古屋市内の飲食店従業員ということだが、女性と同じ所か。
市長:別の店である。
質問:女性が感染して、この方に感染したのか。それとも名古屋市内のこの飲食店で働いていることで感染しているのか。その辺の前後関係とかというのは把握できているのか。
保健所長:その辺りは把握できていない。はっきりしたことは分からない。
質問:先ほど14例目の名古屋市内の立ち飲み屋の件だが、感染者は確認していないとのことだが、四日市市として確認していないという意味なのか、そもそも出ていないという意味なのか。
健康福祉部長:私どもとして感染者が出ているという情報は確認できていないことでご理解いただきたい。
質問:14、15例目だが、それぞれ会社員ということで、これは市内に勤務されている会社員ということでよいか。
市長:両方とも市内勤務ということである。
質問:どういった業種とか言えるか。
健康福祉部長:会社のほうとも話は当然しているが、今日のところは会社員ということでご容赦いただきたいというふうに思う。
質問:教育長にお伺いしたい。公立中学校が2校、そして臨時休校のような形になっていたと思うが、市内全域の中学とか、例えば小学校も休校にするとか、そういう考えは特に今のところはないか。
教育長:現在、特定の学校で出ており、その調査を進めている。であるから、現時点では私どもは全校に及んでいると判断はしていないので、この学校を休校にさせていただいている。
質問:中学生2人について。最初のほうの中学生は昨日感染が分かった女の子の兄か弟か。
市長:兄弟という表現でお願いしたい。
質問:昨日の感染が分かった子と同じ学校ということか。
市長:そうである。
質問:休校期間は変わらないか。
市長:休校期間は変わらない。
質問:二人目の別の学校の子どもは、今把握しているクラスメートの数とか先生の数とか、検査される方の人数を教えてほしい。
教育長:クラスメートは27名。それから職員については、全て合わせて35名。
質問:では、60人ぐらい全員検査するということか。
健康福祉部長:検査については、保健所としてこの行動なり授業なり、もう少し精査をした上で、対象を決定したいというふうに考えている。
質問:クラスメートで検査するわけでは今のところないということか。
健康福祉部長:そうなるかも分からないし、現段階で正確なものはお答えできないということでご理解いただきたい。
質問:16例目の30代男性の飲食店従業員は栄でいいと思うが、この方の飲食店というのが接待を伴う飲食店かどうかというのを伺いたい。
健康福祉部長:そのあたりは申し訳ないが、現段階、今の段階で確認できていないというのが事実である。
質問:ここでの感染はどうだったか。
市長:感染は確認している。
質問:これは客か、それとも従業員か。あるいは両方か。
健康福祉部長:少なくとも利用者の感染というのは聞いているが、従業員が何名とか、その内訳は申し訳ないが、確認できていない。
質問:従業員も感染の確認はされているのでいいか。
健康福祉部長:いや、確認できていない。利用者の感染は確認している。
質問:14、15例目の感染経路だが、これはやはりそれぞれ名古屋市内の飲食店等を利用されているので、その辺がやはり可能性としては高いというふうに見ているのか。
市長:可能性として高いとは見ている。
質問:ただ、具体的に感染者と接触したとか、そういった情報は今のところないということか。
市長:そうである。
質問:確認で、16例目がお父さんで、昨日確認された女性がお母さんで、昨日と今日で2人の子どもということですか。
市長:そうである、4人家族。
質問:今日発表された男子中学生の方、この部活の関係とかの接触者についてはどのような状況か。
健康福祉部長:部活の参加者についても、リストを今取り寄せ、先ほどのクラスメートと同様に確認を進めているという段階である。
質問:部活は言えないだろうが、人数的にはどうなのかというところ。部活も言っていただけれるのであれば言っていただきたいが。
健康福祉部長:まことに申し訳ないが、部活はより生徒を特定することになり、控えさせていただきたい。人数についても、ここでまた類推されると困るので、今日の段階では控えさせていただきたい。
質問:18例目の10代女性が通う公立中学校は四日市市立なのか。
市長:そうである。
質問:17例目と異なる市立中学校ということか。17例目の市立中とは別の。
市長:別である。
質問:18例目はクラスメートが27人。職員が35人か。
市長:そうである。
質問:合わせて62人を対象にPCR検査も。
市長:いや、人数を確認されたので、27人と35人という数字を申し上げたが、今調査中で、そういう方々が可能性としては高い、濃厚接触者の可能性は高いが、しっかりとまだ範囲を特定できていない状況である。
質問:20代男性、14例目。立ち飲み屋ということだが、ここの感染対策は分かるか。店の感染対策について。
健康福祉部長:コメントできる内容を持ち合わせていない。
質問:広い、狭いとかも分からないか。
健康福祉部長:申し訳ない。
質問:今発表されている中に、例えば名古屋市内の飲食店とかもそうだが、クラスターと既にほかの自治体で認定されているようなものはあるか。今回のこの全部の感染者に。
保健所長:クラスターが発生しているかどうかについては、まだ確認はできていない。
質問:四日市市で確認が取れてない。
保健所長:そうである。
質問:自治体に問い合わせはしているか。
保健所長:順次問い合わせをしていこうと考えているところである。
質問:自治体に問い合わせしているが、分からなかったということか。
保健所長:いや、今からまた詳細に問い合わせをしていこうとしている段階である。
質問:では、名古屋市とか愛知県とか、その辺は聞いてないと。
保健省庁:そうである。
質問:聞かなければいけないのでは。
保健所長:であるから、今から聞こうとしているところである。
市長:調査中で、調査の流れとして、ほかの自治体に確認することはやっていかなければならない行為だが、このタイミングではまだ間に合っていなかった、ということで、早いタイミングでそういった確認は行っていくということである。
質問:明日やるのか。
市長:濃厚接触者の特定を進めていく中での作業として速やかに行っていくということである。
質問:その辺を関連付けていかないと、よく分からないと思うが。
市長:もちろん、原因を特定するという行為は進めていくので、そういった流れの中で、確認というのはやっていく行為の一つではあるが、それはもう濃厚接触者の特定の作業の中で実施していくものであると理解していただければと思う。
質問:ほかの自治体との関連が分かるように発表していただきたいと思ったわけで。結局、四日市市単独の話ではないと思うので。
市長:私どももできる限りの情報を集めており、それを提供させていただいているので、時間に限りのある中で、今提供できる最大限のものを提供させていただいている。また、追って新しい事象が出てきたら、それは発表させていただくことになろうと思う。
質問:確認だが、最後のこの18例目の女子中学生が通っていた、12例目の昨日発表があった30歳代女性の主催している体操教室。こちらのほうに関しては、この女子中学生だけが発症していて、ほかの人はもうPCR検査を今進めているところということか。
市長:今その体操教室の濃厚接触者を確認しているところ。まだこの方しか特定できていない。
質問:特定できてないということか。
市長:そうである。
質問:市内の体操教室でいいのか。
市長:市内である。
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