令和02年08月08日　新型コロナウイルス感染症感染者の接触者等の対応状況について

主体会病院への対応状況について
 

令和２年８月８日
四日市市保健所

　去８月４日及び８月６日に新型コロナウイルス感染症患者が確認された市内主体会病院の事案に対する現在までの対応状況は以下の通りです。

１．ＰＣＲ検査の状況
　８月４日最初の感染者が確認された後、当該職員が勤務する病棟の入院患者及び職員について接触者調査と検査を進めて参りました。
　８月６日には、最初に感染が確認された職員と接触した可能性が高いと思われる、入院患者１９名及び関係職員３１名のＰＣＲ検査を実施したところ、職員1名と入院患者１名の感染が確認され、残り４８名は陰性であることが確認されました。
　さらに、比較的接触が少ないと考えられる当該病棟の患者２３名及び当該病棟勤務の職員以外でも接触の可能性のある関係者を含む職員３２名の合計５５名のＰＣＲ検査を実施し、8月7日に５５名全員の陰性が確認されました。

２．接触者調査の状況
　今般の事態に対し、感染者の早期発見と感染拡大を防止するため、当該病棟で複数の感染者が確認されて以降、本市保健所が中心となり、三重県のクラスター対策グループとともに、三重県に派遣されている国のクラスター対策班の専門家（医師）にも協力をいただきながら、主体会病院において、状況確認と対策について専門的な指導を行ってきました。
　同時に、新たに発生した看護師、患者と接触した可能性のある方を含めて確認が必要な方の調査を行い、追加して８月８日に検体採取を行う予定です。
　今後とも、感染者の早期発見、早期対応並びに感染拡大の防止に取り組んでいく予定です。