令和02年05月11日 記者会見要旨
問い合わせ番号:15898-5603-5483 更新日:2020年 5月 11日
市長定例記者会見
日時
令和2年5月11日(月曜日) 午後2時30分~
場所
総合会館8階 展示室
出席者
報道機関
朝日新聞、伊勢新聞、NHK、共同通信、CTY、時事通信、中日新聞、東海テレビ、毎日新聞、三重テレビ、読売新聞
市側
市長、渡辺シティプロモーション部長、川口財政経営部財政課長、廣田財政経営部財政課副参事・課長補佐、渡辺商工農水部参事・商工課長、横山政策推進部新型コロナウイルス感染症対策室長、磯村政策推進部参事・秘書国際課長、森シティプロモーション部参事・広報マーケティング課長
発表事項1.「四日市ナンバープレート」お披露目します
市長:本日から四日市のナンバープレートがお披露目される。ご存じかと思うが、この四日市の図柄入り、また四日市の名前がついたナンバープレートをつけた車が、今日からまちなかを走ることになる。この後、市の公用車に四日市のナンバープレートをつけるという、お披露目式もさせていただく。このナンバープレートは、2年半ほど前から動き始めており、平成30年、2年前の9月に市内の高校に通う高校生にデザイン案を募集した。多くの募集があり、その年の11月に「四日市ナンバー図柄選定審査会」にてこのデザインが決定した。その後、国交省と最終調整を行い、最終的に昨年の10月に図柄が決定したというところである。そして4月13日から事前申請を開始しており、1カ月ほど経過した本日から交付開始というところである。さまざまな方がこの四日市ナンバーについて申請を行ってもらっているが、市としても市が所有する公用車250台のナンバープレートを今年度中、令和2年度中に順次四日市ナンバーに交換していく。そして、その内の4枚を、本日、この後にお披露目させていただくということになる。補足で言うと、三重県の陸運局に確認したところ、5月7日午前10時現在、四日市のナンバープレートの図柄入りの申し込み状況は、大型・普通車が103件。この内訳は、カラーが95件、モノトーンが8件。そして軽自動車は90件となっており、カラーが81件、モノトーンが9件となっている。大型・普通と軽自動車を分けているのは、軽自動車は外枠が黄色になっている。だから、その点で分けているが、カラーとモノトーンを合わせて、合計193件の申し込みがあるということを確認している。もちろん順次増えていると思うが、これは5月7日午前10時時点の状況である。交付手数料は幾らかというところが関心事かと思うが、まず、図柄なしが普通車で言うと1,460円かかる。つまり、今の白の三重ナンバーを四日市ナンバーに変えるだけだと1,460円かかる。それがモノトーンになると7,500円になるからプラス6,000円ぐらい。さらに1,000円以上の寄附をしていただけるとフルカラーになる。つまり、カラーは8,500円からということになる。図柄なしの1,460円と比べると7,000円ぐらいを追加で払っていただければこのカラーになるということである。この後、市役所の公用車4台、消防車、救急車、パッカー車、軽自動車のお披露目を行う。ぜひとも引き続き取材をお願いしたいと思っている。
質疑応答
質問:改めてこのナンバープレートをお披露目されたことで、市として期待する部分だったりをお願いしたい。
市長:このナンバープレートに四日市というナンバーがつくわけであるから、この四日市のナンバーをつけた車が全国を走り回っていただけるということで、本市のPRに大いにつながっていくと思っているし、四日市を愛する、好きな方々がこの四日市ナンバーをつけて車に乗っていただけるということで、この町の誇りの醸成にもつながっていくと思っている。現在、新型コロナウイルスの関係で非常に暗い空気が漂っているわけであるが、こういった明るいニュースでこの新型コロナウイルスのこういう状況を払しょくしていければと思っているので、一つの起爆剤にしてほしいと思っている。
質問:実際、紙ベースではなくて、本物ベースで見られたうえでの感想はいかがか。
市長:少しカラーでも薄めになっているなというのが、ぱっと見たときの感じであるが、視認性を上げていくという意味で、こういう抑えたトーンになっているのでしょうけども、やっぱりこの実際に本物のプレートを見ると、工場夜景とこにゅうどうくんがしっかりと四日市ナンバーを飾っていただいているということで、四日市のいいところがしっかりと詰まったプレートになっていると感じた。より多くの方がこのプレートをつけていただけることを願っている。
発表事項2.令和2年度5月補正予算案
市長:四日市市として、5月補正予算案の説明をさせていただく。5月18日に開会議会があるので、そこに上程していく補正予算の説明等である。基本的に新型コロナウイルス感染症の補正予算ということになる。予算の規模は、一般会計ベースでおよそ351億円となっている。厳密に言うと350億9,700万円という、351億円の規模というところとなる。また、市単独の事業としては、30億円を見込んでいる。特別給付金の関係で、すごく膨れ上がっているが、そういった状況になる。そして、この概要に沿って説明をしていきたいが、既に発表している項目もあるので、その辺は簡単に触れていく程度にさせていただきたい。概要の4ページから確認していくと、まず、本市独自の緊急支援策・第3弾ということで、これは先日の記者会見でも発表した水道料金である。急激な収入減や不測の支出を強いられている市民の方の負担を軽減するために、6月検針分から半年間の水道料の基本料金を無料化するというもの。また、経済的に厳しい状況にあるひとり親家庭の生活を助けるという観点から、5月分の児童扶養手当受給者に対して対象児童一人について3万円を給付する、ひとり親家庭等生活困窮対策給付金の支給。そして、3つ目が店舗。テナント等の固定費、家賃等の負担が大きいということから、ビルオーナー等の賃貸人に減免など特段の配慮を促すために、ビルオーナーが減額した賃料の半分を四日市が補助していくという、テナント家賃を減免する支援。4つ目は、中小企業の雇用継続という観点から国の雇用調整助成金の10分の1を四日市が見ていくというもの。これは以前発表している。そして、第2弾として、これも発表している「さきめし券」である。飲食店支援という意味で、40%のプレミアム分をのせたクラウドファンディングを立ち上げており、これも1億3,000万円ほどのせている。現在、支援金額は6,000万円を超えており、非常に好調な取り組みとなっている。次に、これは第1弾。セーフティネット資金保証料補助金ということで、3億3,000万円のせている。当初は2億円程度としていたが、やはり資金繰りに困られている事業者が多いということで、3億3,000万円に予算額を拡大しているというところである。また、市独自の中小企業振興資金保証料補給金も挙げている。次、これは国や県の協調という部分である、まず国のメニュー。特別定額給付金314億円を計上している。一人10万円ということである。また、子育て世代への臨時特別給付金ということで、児童手当を受給する世帯に対して1万円の上乗せの臨時特別給付金で、これが4億円。また、国保の傷病手当金などものせているし、三重県との協調の休業補償についても、5億2,500万円をのせている。そして、今回初めてお披露目するというか、表舞台に出る予算であるが、資料の5番が今回新しい部分となっている。感染拡大防止策というところである。まず1つ目、マスク12万枚を購入するということで500万円程度挙げている。市内の高齢者施設や小中学校、保育所等に配布をしていくということである。あと保健所関係で、国の部分もあるが、例えばPCR検査の業務委託費であるとか、相談体制の拡充。保健師や看護師の会計年度任用職員を任用するとか、コールセンターを外注するとかという予算を挙げている。これは市単独での感染症対策としては、例えば、感染症支援物資の購入ということで、市内医療機関や保健所等において入手困難な医療用のマスクや手袋、防護衣等について購入し配布をしていくということである。保健所や市内の医療機関に配布をしていきたいと思っている。これは2,600万円挙げている。さらには、救急隊員、感染症対策として、オゾンガス発生機であるとかサージカルマスク、感染防止衣、救急搬送用アイソレーターを購入するということで、これも1,000万円。また、子育て関連施設の感染症対策ということで、公立・私立の保育園や幼稚園、学童保育所などの子育て関連施設において、消毒液やマスク、ハンドソープなどの保健衛生用品を購入していくということである。5番目、学校の部分については国の補助も入るところであるが、学校の再開に向け、先ほど保育園等でも購入した保健衛生用品のほか、夏休みも短縮になることから、それに伴って必要となる熱中症対策用品を購入するための予算を480万円つけているというところである。6番目、これも以前に紹介はしているが、臨時休校に伴うオンライン学習の導入ということで、「学んでE-net!」の導入費用、2,000万円ほどのせている。また2番目、3番目は臨時休校に伴ったり、学童保育所の保育料返還に伴うものである。そして7番目、これも新しい項目となるが、市役所の働き方に関するもので、四日市市役所においても、人と人との接触を最大限減少させていこうということで、感染防止に対して取り組んでいく。そういった中で、できるだけサービスを低下させないようにタブレット端末を活用したオンライン会議を庁内、庁外を含めて実施していこうということで、200台のipadタブレットを導入して、本市、市役所としての働き方改革というか働き方の見直し、こういったことに取り組んでいこうということで900万円、予算をつけているというところである。先ほど、冒頭であったように全体で351億円の予算規模となり、市単独としては30億円の事業となっている。この財源としては、国から3億円程度の臨時交付金が入ったが、なかなかそれでは足りないので、今回これまで積み上げてきた財政調整基金を28億円取り崩してこの財源としている。これまで130億円程度あった財政調整基金を100億円程度まで下げたということになるが、非常時ということで議会の皆様方にはご理解いただきたいと思っている。こういった内容を18日に上程をしていくということである。
その他
質問:一部の自治体で首長が期末手当等を返上するような話も出ているが、四日市市としては例えば特別職の方々とかの対応というのはどうされていくのか、その部分の考えがあればお聞かせください。
市長:現時点では、そういったことは想定していない。
質問:一律10万円も給付されるかと思うが、その10万円については、市長としてはそれを受け取って市内とかで使っていくとか、そういう考え方はあるのか。
市長:個人に支給される給付金であるので、それぞれの判断で、できる限り地元で使って地元の経済が回るような、そういう取り組みをしていただけたらと思っている。それぞれが判断することだと思う。
質問:市長としては受け取られる。
市長:私自身は地域で使っていくのが筋かと思っている。
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